科目名 | 基礎音楽史(クラシック)Ⅰ |
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担当講師名 | 岡澤 理絵 |
学科 | 音楽総合アカデミー学科 |
コース | |
専攻/楽器/グレード等 | |
年次 | 1、2年次どちらかで履修(共通科目等) |
学期 | 春学期 |
授業の形態 | 講義 |
担当科目に関連する実務経歴
講師は音楽史の講義、作曲家としてこの内容に関係する音楽の制作・アレンジ・演奏などの実務経験があります。
授業内容
音楽がいつから存在していたのかを考え、授業では楽譜らしいものが存在し音の再現が行われた時代から始めます。音楽史上の様々な時代を知ると同時に、当時活躍した作曲家やその音楽のスタイルなどを学びます。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
中世ルネッサンス・バロック・古典・ロマン派前期を取り上げます。時代背景とともにある作曲家の生涯や作られた作品を学びます。尚、将来的に音楽家として活動を行う際に、授業で学んだことが様々な場面で活かすことができます。
授業計画
第1回 | ①音楽史の流れを紹介し、曲調が時代ごと・国ごとに異なることを音でも理解します。 |
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第2回 | ②中世・ルネサンスの作曲家と音楽の特徴、時代背景について学びます。 |
第3回 | バロック時代に使用された通奏低音・協奏曲について、作品と共にみて行きます。 |
第4回 | バッハとヘンデル、同国同年に誕生された2人の生い立ち、作品を紹介します。 |
第5回 | 古典派の特徴を理解し、交響曲を100以上作ったハイドンについて学びます。 |
第6回 | 神童といわれるモーツアルトと当時の音楽家、宮廷との関係をみて行きます。 |
第7回 | モーツアルトの生涯・エピソード・作風などを調べ、レポートを提出します。 |
中間試験評価方法・評価基準 | |
出席・平常点60%、レポート40% | |
第8回 | ベートーヴェンの生い立ち・性格・生活振りに恋愛エピソード、曲風について。 |
第9回 | ベートーヴェンの室内楽・ピアノソナタを中心に作品を楽譜と音でみて行きます。 |
第10回 | ベートーヴェンの交響曲の分析と、第九を歌ってみましょう。 |
第11回 | ロッシーニのオペラ『セビリアの理髪師』を鑑賞します。 |
第12回 | 前回の続きとロッシーニについて。それまでに作曲されたオペラを紹介します。 |
第13回 | 楽器の進化とオーケストラの編成について調べてみましょう。 |
第14回 | ヴァイオリニスト・パガニーニの紹介。指揮者誕生の運びについて学びます。 |
第15回 | 発表形式の試験(ベートーヴェンに関連した演奏や研究発表)を行います。 |
期末試験評価方法・評価基準 | |
出席・平常点60% 発表・ミニレポート40% |
特記事項
通常通り授業を行う予定です。