科目名 | 基礎音楽史(クラシック)Ⅱ |
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担当講師名 | 岡澤 理絵 |
学科 | 音楽総合アカデミー学科 |
コース | |
専攻/楽器/グレード等 | |
年次 | 1、2年次どちらかで履修(共通科目等) |
学期 | 秋学期 |
授業の形態 | 講義 |
担当科目に関連する実務経歴
講師は音楽史の講義、作曲家としてこの内容に関係する音楽の制作・アレンジ・演奏などの実務経験があります。
授業内容
ロマン派から印象派・国民楽派など近現代までの時代について学びます。自国の民謡をメロディーに用いた作品の分析、作曲家の思想・友人との交流・生活振りなどにも触れ、作風も学びます。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
国ごとに異なる時代背景とともにある作曲家自身の生涯や作られた音楽を学んで行きます。尚、自分が将来作曲家・演奏家としての活動する際に、この授業で学んだ事は様々な場面において活かすことができます。
授業計画
第1回 | ロマン派とは?個性・感性が重視される時代です。メンデルスゾーンについて。 |
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第2回 | 31歳の生涯で歌曲の王様といわれるシューベルトの作品と、詩人との交流について。 |
第3回 | 作曲・執筆家シューマンについて学びます。ピアニストのクララ夫人にもふれます。 |
第4回 | ピアノの詩人ショパン・1歳下でピアノの魔術師リスト、作品と共に2人をみます。 |
第5回 | ベルリオーズと代表作「幻想交響曲」、オーケストレーション・交響詩について。 |
第6回 | ブラームスとワーグナー、後期ロマン派で作風の異なる2人について作品と共に。 |
第7回 | 試験・・古典派とロマン派を様々な面から比較する記述を行います。 |
中間試験評価方法・評価基準 | |
出席・平常点60%、試験40% | |
第8回 | フランス音楽・サンサーンス・サティについて。6人組の名前も覚えよう。 |
第9回 | フランス音楽・ドビュッシー、ラヴェルの功績、印象派の作風を調べてみよう。 |
第10回 | ロシア音楽・チャイコフスキーとストラヴィンスキーの3大バレー組曲について。 |
第11回 | ロシア音楽・ラフマニノフ・ショスタコーヴィチ・プロコフィエフ・5人組について。 |
第12回 | バルトーク・シベリウス・グリーグ・ドボルザーク・スメタナの国と作風紹介。 |
第13回 | ガーシュイン・コープランド・バーンスタインなどアメリカの作曲家とジャズ。 |
第14回 | ドイツ表現主義・ミニマル・偶然性・ピアソラのタンゴ等様々な音楽を聴く。 |
第15回 | 発表形式の試験です。各自が興味を持った作曲家について行います。 |
期末試験評価方法・評価基準 | |
出席・平常点60%、発表40% |
特記事項
通常通りの授業を行う予定です。