2025年度シラバス

尚美ミュージックカレッジ専門学校

科目名日本のポップスⅠ
担当講師名竹之内 康弘
学科音楽総合アカデミー学科
コース
専攻楽器グレード等
年次3年次、4年次、3、4年次どちらかで履修(共通科目等)
学期春学期
授業の形態講義

担当科目に関連する実務経歴

(株)サフランレコードを設立し、代表を務める。レコードメーカー、プロダクションマネジメント、レーベル運営の経験を活かし、新人発掘、CD 制作、イベントライブ制作、ホールコンサートの舞台監督を中心とした業務を授業に反映させている。現在、年間3〜4アーティストのプロデュースで活動中。

授業内容

日本の音楽シーンの歴史を学び、自身のこれからの音楽活動をより幅広いものとする為の講義。日本のポップス・シーンがどういった音楽によって構成され、今の音楽業界を作ってきたのかを学びます。文献、音源、映像を組み合わせながら洋楽の影響、歌謡曲、フォークソング、ニューミュージック、Jポップ、邦ロック~最前線の日本の音楽シーンを学びます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

この授業で知る幅広い音楽知識により、自身が目指す音楽の選択肢を広げます。また、ルーツミュージックを知ることで、これからの音楽活動がより豊かなものとなり、音楽業界デビューした時に戸惑わない基礎知識を得ることが出来ます。

授業計画

第1回日本のA&Rの授業説明
第2回日本の音楽業界の構造と歴史
第3回1800年代のアメリカ音楽と日本 スティーブ・フォスターの功績
第4回邦楽の基礎知識
第5回近代国家、日本の音楽シーン
第6回明治維新の音楽シーン
第7回歌謡曲の歴史 大正~昭和にかけての歌謡曲とは
中間試験評価方法・評価基準
授業内容についての理解度をレポートで評価
レポート50% 平常点30% 出席率20%
第8回昭和初期、戦前の音楽シーン
第9回戦前の音楽シーン 上海バンスキング~日本のジャズ創世記
第10回戦中~戦後の音楽シーン 1940年代のアメリカ音楽シーンの影響
第11回戦後の歌謡曲~ロカビリー・ブームの輸入
第12回ブリティッシュインヴェンジョン、ビートルズの影響
第13回エレキブーム
第14回NHK紅白歌合戦と日本レコード大賞
第15回昭和のアイドル
期末試験評価方法・評価基準
授業内容についての理解度をレポートで評価。
レポート50% 平常点30% 出席率20%