科目名 | コンテンツプロダクトBⅡ |
---|---|
担当講師名 | 市川 春行 |
学科 | 音楽総合アカデミー学科 |
コース | アレンジ・作曲コース |
専攻/楽器/グレード等 | |
年次 | 3、4年次どちらかで履修(共通科目等) |
学期 | 秋学期 |
授業の形態 | 実習 |
担当科目に関連する実務経歴
メジャーレーベル所属アーチスト、アイドル、声優さん達への楽曲提供、また配信による声優アイドルグループデビュープロジェクトやライブイベントプロデュース、の実務経験があります。
授業内容
ただ漠然と歌もの楽曲を作るのではなく、リスナー(マーケット)を意識した、「狙いを持った楽曲制作」、「プロデュース」という考え方を学びます。それにより最終的に「作品と商品の両立」を目指します。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
春学期よりもさらに一歩進んだ、J-popプロデュースの知識、手法、アイデア等を、実際のJ-pop商品から学び、実際に制作してみることにより、より高品質のJ-pop制作スキルを身に着けます。尚、履修学生がチームで制作し、YOUTUBE等SNSへアップロードしたMVをこの授業の教育成果物とします。
授業計画
第1回 | オリエンテーション、現在形の音楽マーケットの考察をします。 |
---|---|
第2回 | ダンスPOPSについて、R&B、EDM、Discoファンクなどのリズムやアレンジ主体の音楽とPOPSの違いを考えます。 |
第3回 | メロディーについて、歌メロディと器楽メロディの違いを考え、歌詞(言葉)の存在意義についても掘り下げます。 |
第4回 | 歌詞について、より深いテーマの捕らえ方。言葉、フレーズの拡げ方、使い方、選び方を解説します。 |
第5回 | 音楽に付加価値を与える、音楽に音楽以外のに付加価値を持たる方法、アイデアをを考察します。 |
第6回 | アイディアの発想法。魅力的な作品と商品の両立を考えます。 |
第7回 | 作品発表、付加価値を持たせ、より魅力的な商品性ある作品DEMOをプレゼンテーションします。 |
中間試験評価方法・評価基準 | |
制作物完成へ至る過程も重視します。 出席33%、 授業内提出物レポートの評価33%、 提出作品33% | |
第8回 | オリエンテーション、各人の実際の生活における音楽作品、商品との係わりを自身で振り返り、皆と話し合います。 |
第9回 | 発注、楽曲コンペとは?音楽業界の仕組みや役割分担を、職業作家を軸に解説します。 |
第10回 | 制作実習1春学期のチーム制作を経て、個人にによる企画~作曲~MIXまでの楽曲制作を計画します。 |
第11回 | 制作実習2前回授業をうけて、さらにJ-popコンペに対応するDEMO制作の実習をします。 |
第12回 | 歌モノミックス講座1、実際のデータを使ってのミックス実習、主にエフェクトプラグインのテンプレート制作を目的とします。 |
第13回 | 歌モノミックス講座2、実際のデータを使ってのミックス実習、様々なテクニックやアイデアの習得を目的とします。 |
第14回 | メジャーとマイナーと同人マーケット、多様化する日本のマーケットのそれぞれの仕組みの違いと、それぞれの特徴について考察します。 |
第15回 | 作品発表、企画プレゼンテーションと楽曲(歌詞とともに)の発表です。 |
期末試験評価方法・評価基準 | |
制作物完成へ至る過程も重視します。 出席33%、 授業内提出物レポートの評価33%、 提出作品33% |