科目名 | ピアノ伴奏法Ⅲ |
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担当講師名 | 多 紗於里 |
学科 | 音楽総合アカデミー学科 |
コース | ピアノコース |
専攻/楽器/グレード等 | ピアノ |
年次 | 2年次 |
学期 | 春学期 |
授業の形態 | 演習 |
担当科目に関連する実務経歴
講師は管・弦・打楽器・声楽・オペラの伴奏、オーケストラピアノ、伴奏法セミナー指導と音楽祭伴奏スタッフのマネージメントなどの実務経験を持ちます
授業内容
様々な伴奏スタイル、伴奏スキル、リハーサルテクニックなどを学び、他の楽器の特徴的なポイント、楽譜の読み方、歌詞の理解と発音などを研究していきます。初見トレーニングも定期的に行います
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
伴奏レパートリーを研究し、多面的な伴奏能力を身につけます。「伴奏」の理解、パートの練習法を学びます。1Qは楽器の伴奏について、2Qは歌の伴奏について学びます
授業計画
第1回 | 授業内容の確認に続き、伴奏者に必要なスキルなどを学びます。初見トレーニングも始めます |
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第2回 | ハイドン・チェロ・コンチェルト前奏のカットを練習します。理想的なカットのタイミングを考えます |
第3回 | モーツァルト・ヴァイオリン協奏曲の前奏カットを練習します。弦楽器とのバランスについて考えます |
第4回 | シュターミッツとホーフマイスター・ヴィオラ・コンチェルトの伴奏法とハ音記号の読み方を学びます |
第5回 | モーツァルト・クラリネット・コンチェルト前奏のカットの他、移調楽譜の読み方を学びます |
第6回 | ⑥モーツァルト・ホルン・コンチェルト3曲の前奏カットと多数の移調楽器について学びます |
第7回 | 指定されたピアノ・コンチェルト前奏の伴奏パートを演奏。初見(ピアノ曲) |
中間試験評価方法・評価基準 | |
授業出席と準備・参加 70% 試験・演奏実技 30% 欠席、遅刻は減点 | |
第8回 | 様々な声楽スタイルの伴奏と歌詞の理解と発音の重要性について学びます |
第9回 | コラールの伴奏と練習方法について学びます。コラールのテキストの言語を見分けられるか確認します |
第10回 | ソリスト、合唱とオーケストラのための大曲の伴奏と練習方法とラテン語の発音について学びます |
第11回 | ドイツ語リートレパートリーより複数の曲目を分析します。ドイツ語の歌詞の発音を聴き取りリピートします |
第12回 | フランス語の歌曲を分析し、発音について学びます。フランス語の歌詞を聴き取りリピートします |
第13回 | バロックと古典派オペラの伴奏について学びます。オールドイングリッシュとドイツ語発音の確認します |
第14回 | ロマン派のオペラの伴奏について学びます。ヴェルディのオペラの例でイタリア語発音について学びます |
第15回 | ドイツ語歌曲の分析と解説(口頭)とピアノパートの演奏発表。初見(4声コラール |
期末試験評価方法・評価基準 | |
授業出席と準備・参加 70% 試験:実技・解説・初見 30% 欠席、遅刻は減点 |