科目名 | クラシックレパートリー研究Ⅲ |
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担当講師名 | 加藤 明子 |
学科 | 音楽総合アカデミー学科 |
コース | ピアノコース |
専攻/楽器/グレード等 | ピアノ |
年次 | 2年次 |
学期 | 春学期 |
授業の形態 | 演習 |
担当科目に関連する実務経歴
講師はコンサートにおいてピアノアンサンブルをはじめ弦楽器・管楽器とのアンサンブル経験も数多くあり、本校及び他の教育機関において、幅広い年代を対象に長年授業・実技の指導育成に携わるなどの実務経歴を有しています。
授業内容
1年時に学んだアンサンブル技法の基礎を元に、様々な時代、様々な編成のアンサンブル作品にチャレンジしていきます。又春学期はオリジナル作品を中心にアンサンブル能力のアップを図ります。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
ピアノは本来1人で音楽創りをする事が基本ですが、アンサンブルを経験することによって、音量・ダイナミクス・アゴ―ギグの変化など、他者と共に音楽創りをする事を経験し、柔軟で幅広い表現力、より高い音楽的技量を身につける事を目標とします。
授業計画
第1回 | 〔テーマ〕アンサンブルの歴史 〔授業内容〕アンサンブル作品がどのようにして生まれたのか、どのような軌跡を辿って現在に至ったのかを学びます。 |
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第2回 | 〔テーマ〕連弾演奏の基礎知識 〔授業内容〕特に連弾で起きる問題点にフォーカスしながら、アンサンブルにおける基本的な注意点を学んでいきます。 |
第3回 | 〔テーマ〕アンサンブル演奏法・連弾(1) 〔授業内容〕連弾の「オリジナル作品」を実際に演奏しながら、アンサンブル作品の曲創りを学びます。 |
第4回 | 〔テーマ〕アンサンブル演奏法・連弾(2) 〔授業内容〕まずは作曲家の生涯を把握し、楽曲分析をした後、サウンドチェックをしながら進めていきます。 |
第5回 | 〔テーマ〕アンサンブル演奏法・連弾(3) 〔授業内容〕演奏家だけでなく聴き手としての「耳」を育て、皆で意見交換をしながら音楽創りをしていきます。 |
第6回 | 〔テーマ〕1クウォーターまとめ 〔授業内容〕試験に向けてリハーサルをしながら最終確認をしていきます。 |
第7回 | 〔テーマ〕試験 〔授業内容〕コンサート形式で各曲の解説もスピーチしながら進行していきます。 |
中間試験評価方法・評価基準 | |
演奏(100点満点)、演奏時の曲目解説・コメント(100点満点) の平均点に出席点を加減します。 | |
第8回 | 〔テーマ〕連弾・「編曲作品」にチャレンジ 〔授業内容〕オリジナル作品との違い、そして原曲を理解した上でどのようにピアノでの演奏へつなげていくかを学びます。 |
第9回 | 〔テーマ〕連弾・編曲作品の演奏法(1) 〔授業内容〕作曲家の生涯を把握し、楽曲分析、又原曲との比較をしながら曲をしっかり理解していきます。 |
第10回 | 〔テーマ〕連弾・編曲作品の演奏法(2) 〔授業内容〕録音をとりサウンドチェックをしたり、クラス内でお互いの演奏を聴き合い、意見交換をしながら音楽創りをしていきます。 |
第11回 | 〔テーマ〕2台ピアノ・オリジナル作品 〔授業内容〕今度は編成を変え、2台ピアノ・オリジナル作品に挑戦します。 |
第12回 | 〔テーマ〕連弾と2台ピアノとの相違 〔授業内容〕基本要素(作曲家生涯・楽曲分析)を把握し、連弾と2台ピアノの演奏法の違いについて学びます。 |
第13回 | 〔テーマ〕2台ピアノ作品の演奏法(1) 〔授業内容〕録音をとりサウンドチェックをしたり、クラス内でお互いの演奏を聴き合い、意見交換をしながら音楽創りをしていきます。 |
第14回 | 〔テーマ〕2クウォーターまとめ 〔授業内容〕試験に向けてリハーサルをしながら最終確認をしていきます。 |
第15回 | 〔テーマ〕試験 〔授業内容〕コンサート形式で各曲の解説もスピーチしながら進行していきます。 |
期末試験評価方法・評価基準 | |
演奏(100点満点)、演奏時の曲目解説・コメント(100点満点) の平均点に出席点を加減します。 |