科目名 | クラシックレパートリー研究Ⅳ |
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担当講師名 | 加藤 明子 |
学科 | 音楽総合アカデミー学科 |
コース | ピアノコース |
専攻/楽器/グレード等 | ピアノ |
年次 | 2年次 |
学期 | 秋学期 |
授業の形態 | 演習 |
担当科目に関連する実務経歴
本科目では講師自身のコンサート活動及びコンサート企画、数多くのコンクール審査と云った実体験と、様々な場において幅広い年代を対象とした指導育成に携わった実務経験が有効に生かせると考えます。
授業内容
アンサンブル技法応用編として、広い視野から音楽を捉えられるように、アンサンブル能力の向上を図ります。3月のアンサンブルコンサート『infinity』でのステージ演奏をイメージしながら進めていきます。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
各作品(オリジナル作品・編曲作品)、各編成(1台4手・2台4手・2台8手・1台8手)、のどのような作品にも対応できる能力を身につけていきます。最終的にはステージ上で、いかに豊かなパフォーマンスが出来るか! を目標とします。
授業計画
第1回 | 〔テーマ〕アンサンブルの発展Ⅰ 〔授業内容〕オーケストラ作品の2台ピアノ用に編曲された作品に取り組んでいきます。3月のインフィニティーコンサート出演を視野に。 |
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第2回 | 〔テーマ〕スコアリーディング 〔授業内容〕オーケストラ用スコアを見ながら各楽器がどのようにピアノパートへ変換されているかを学んでいきます。 |
第3回 | 〔テーマ〕2台ピアノ(オケ編)演奏法(1) 〔授業内容〕オーケストラ作品を2台ピア ノで再現するダイナミックなサウンドを体感し追及していきます。 |
第4回 | 〔テーマ〕2台ピアノ(オケ編)演奏法(2) 〔授業内容〕パートナーといかにアーティキュレーションを合わせ、ダイナミクスを創っていくかを学んでいきます。 |
第5回 | [テーマ〕2台ピアノ(オケ編)演奏法(3) 〔授業内容〕録音をとりサウンドチェックをしたり、クラス内でお互いの演奏を聴き合い、意見交換をしながら音楽創りをしていきます。 |
第6回 | 〔テーマ〕3クウォーターまとめ 〔授業内容〕試験に向けてリハーサルをしながら最終確認をしていきます。 |
第7回 | 〔テーマ〕試験 〔授業内容〕コンサート形式で演奏をしていく。又スコアリ―ディングのテストを実施します。 |
中間試験評価方法・評価基準 | |
下記各100点満点の平均点に出席点を加減します。 ・演奏技法=課題曲より任意の曲を演奏 ・レポート=曲目解説・作品分析 | |
第8回 | 〔テーマ〕アンサンブルの発展Ⅱ 〔授業内容〕ここからは2台8手・1台8手など今まで経験していない様々な編成の作品にチャレンジしていきます。 |
第9回 | 〔テーマ〕新しい編成へ 〔授業内容〕新しい編成の作品についても、原曲把握、スコアリーディング、楽曲分析を経て作品への理解を深めていきます。 |
第10回 | 〔テーマ〕2台8手作品の演奏法(1) 〔授業内容〕引き続き楽曲分析やスコアリーディングを並行しながら音楽創りをしていきます。 |
第11回 | 〔テーマ〕2台8手作品の演奏法(2) 〔授業内容〕録音をとりサウンドチェックをしたり、クラス内でお互いの演奏を聴き合い、意見交換をしながら音楽創りをしていきます。 |
第12回 | 〔テーマ〕2台8手作品の演奏法(3)まとめ 〔授業内容〕自分達の演奏の録音を客観的に聴き、細かいニュアンス・様々なコントロールなどをチェックしながら追求していきます。 |
第13回 | 〔テーマ〕1台8手作品の演奏法(1) 〔授業内容〕狭いキャパシティーの中でどのように様々なコントロールをし、8手のバランスを作っていくのか、実際に体感・演奏していきます。 |
第14回 | 〔テーマ〕年度末・総括 〔授業内容〕この一年間学んできた様々な編成のアンサンブル作品について、夫々の注意点を確認していきます。 |
第15回 | 〔テーマ〕試験 〔授業内容〕コンサート形式で進行していきます。 |
期末試験評価方法・評価基準 | |
下記各100点満点の平均点に出席点を加減します。 ・演奏技法=課題曲より任意の曲を演奏 ・レポート=曲目解説・作品分析 |