科目名 | 作品分析Ⅱ |
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担当講師名 | 西上 和子 |
学科 | 音楽総合アカデミー学科 |
コース | ピアノコース |
専攻/楽器/グレード等 | ピアノ |
年次 | 1年次 |
学期 | 秋学期 |
授業の形態 | 演習 |
担当科目に関連する実務経歴
作編曲家として活動。幅広いジャンルのピアノ演奏で活躍中。その他CDプロデュースや、楽譜出版などもおこなう。
授業内容
音楽理論、楽典などを学び、音楽のなりたち(形式、メロディー分析、コード分析やモチ
ーフのさまざまな用い方など)を分析していく。またアレンジ能力を総合的に身につけさ
まざまなジャンルに対応できるような伴奏型を学ぶ。クオーター毎にオリジナル作品を作
曲し、発表する。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
ロンド、ソナタ形式の曲を自身の力でアナリーゼし、演奏表現につなげていく。オリジナ
ル作品を計画性を持って完成させる。
授業計画
第1回 | 作品分析:和音 和声について。調判定をしっかり理解できるように学ぶ。和音の機 能を学び、ドミナント進行をしっかり意識する。 |
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第2回 | 作品分析:ロンド形式 ロンド形式について学ぶ。小ロンド形式Mozart SONATAハ長 調3楽章をアナリーゼし、発表しよう。 |
第3回 | 作品分析:ロンド形式 ロンド形式について続き。ロンドソナタ形式をアナリーゼし 、発表しよう。 |
第4回 | 作品制作 オリジナルピアノ曲を作ろう。形式や構成を考える。イメージをふくら ませる。メロディーの方向性を考える。 |
第5回 | 作品制作 オリジナルピアノ曲を作ろう。形式や構成を考える。イメージをふくら ませる。和音の工夫を考えてみよう。 |
第6回 | 作品制作 オリジナルピアノ曲仕上げに向けて。アーティキレーション、表現を考 える。 |
第7回 | 3クォーター試験 3クォーターオリジナルピアノ曲楽譜提出。 |
中間試験評価方法・評価基準 | |
オリジナルピアノ曲、楽譜提出(40%)、出席(30%)、平常点(30%) | |
第8回 | 作品分析:和声 和声について。和音の機能についておさらい。借用和音、偶成和音 について学ぶ。 |
第9回 | 作品分析:ソナタ形式 ソナタ形式についてテキストに沿って学ぶ。形式、第一テー マと第二テーマの調整について。 |
第10回 | 作品分析:ソナタ形式 ソナタ形式についての続き。Beethoven SONATA No.1 f moll 一楽章をアナリーゼし、意見を出し合う。 |
第11回 | 作品分析:各自の楽曲 自身のピアノ実技試験で演奏する曲をアナリーゼする。時代 、形式、調や転調について、モチーフの展開について。 |
第12回 | 作品分析:各自の楽曲 自身のピアノ実技試験で演奏する曲をアナリーゼする。第4 回目の授業内容のつづき。 |
第13回 | 作品制作 オリジナルピアノ曲を作ろう。形式や構成を考える。イメージをふくらま せる。メロディーの方向性を考える。 |
第14回 | 作品制作 オリジナルピアノ曲仕上げに向けて。アーティキレーション、表現を考え 仕上げる。 |
第15回 | 4クォーター試験 4クォーターオリジナルピアノ曲楽譜提出。筆記試験 |
期末試験評価方法・評価基準 | |
オリジナルピアノ曲、楽譜提出(40%)、筆記試験(30%)、出席(20%)、平常 点(10%) |