科目名 | ピアノ指導資格Ⅰ |
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担当講師名 | 樋上 彩加 |
学科 | 音楽総合アカデミー学科 |
コース | ピアノコース |
専攻/楽器/グレード等 | ピアノ |
年次 | 3年次 |
学期 | 春学期 |
授業の形態 | 演習 |
担当科目に関連する実務経歴
講師は米国や国内でのピアノ教師経験、国内外での演奏活動、ピアノ教室の運営、コンサート企画、演奏審査等、ピアノ教育界での実務経験を持ちます。
授業内容
ピアノを教える時に一番必要な知識「ピアノ教本」について深く学びます。「ミドルC」「ランドマーク」「全調」など、必ず押さえておかなければならない分類法と幼児や大人のレッスンについて学びます。ヤマハやカワイのグレード受検のフォローもおこないます。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
ピアノ講師として活動する際に必要なピアノ教本の知識を身につけ、幼児や子供と大人のレッスンの違いを理解し、それぞれに適した指導方法を実践できるようにします。夏休みには誰かを教えて、教えるスキルをアップさせましょう。
授業計画
第1回 | 良い教本の選び方:良いピアノ教本とは?日本で使われてきたピアノ教本の流れや良いピアノ教本の条件について考え、確認しましょう。 |
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第2回 | ピアノ教本分類法:「ミドルC」「ランドマーク」「全調」アプローチなど、沢山あるピアノ教本の分類方法について学びます。 |
第3回 | ミドルCアプローチの教本:「ミドルC」アプローチって何?ミドルCアプローチの教本にはどういうものがあるのかを学ぶ授業です。 |
第4回 | ランドマークアプローチの教本:聞き慣れない「ランドマーク」アプローチ、その秘密を探ります。これを導入するとレッスンが大きく変わります。 |
第5回 | 全調メソードの教本:「全調」の指導は必須アイテムです。「全調メソード」の教本について学びます。 |
第6回 | 幼児向けテキスト:沢山ある幼児向けテキストの選び方やポイントを学びます。プレリーディングとは?導入するべき場合を考えます。 |
第7回 | 私が選んだ良い教本:良いと思う教本を楽譜屋さんに行って調べ、レポートしましょう。なぜそれが良いと思ったのですか? |
中間試験評価方法・評価基準 | |
評価方法は次の通りです。①授業にきちんと出席して、積極的に学びましょう。遅刻、欠席をしないように心がけてく下さい。②楽譜売り場に行き、授業時の指示に従い、ピアノ教本について調べます。③課題は必ず期限までに提出しましょう。①出席40% ②平常点20% ③課題40% | |
第8回 | 幼児と大人のレッスン:子供(特に幼児)と大人のレッスンはどう違うの?幼児の発達や理解度を考慮したレッスン内容や時間配分を学びます。 |
第9回 | 大人のピアノ教本:大人のピアノ教本にはどのようなものがあるか?大人の生徒にはどういう教本を使えば良いかを学びます。 |
第10回 | 大人の生徒の教え方:子供とは違う大人の生徒への対応の仕方や教え方を細かく考え、学びましょう。 |
第11回 | 夏休みに教えるレッスン:夏休みに教える生徒についてプレゼンテーションしましょう。どうやって生徒をみつけたか?何を教えるか?など。 |
第12回 | 夏休みの「レッスンプラン」:どういう風にレッスンするか?どんなテキストや曲を使うか、など夏休みのレッスンについて発表しましょう。 |
第13回 | 夏休みのレッスンの報告:夏休みに行ったレッスンはどうでしたか?自分の行ったレッスンについて発表します。 |
第14回 | 行ったレッスンを改善するために:夏休みに行ったレッスンで、わからなかったこと、難しかったこと、戸惑ったこと、などを発表し、解決方法を学びましょう。 |
第15回 | 夏休みに教えたレッスンレポート:実際に行ったレッスン記録を元に、夏休みに教えたレッスンについてレポートしましょう。 |
期末試験評価方法・評価基準 | |
評価方法は次の通りです。①授業にきちんと出席して、積極的に学びましょう。遅刻、欠席をしないように心がけてく下さい。②夏休みに誰かを教えます。③夏休みに教えるレッスンプランの発表をします。④夏休みに教えたレッスンの発表をします。⑤教えたレッスンのレポートを作成します。①出席35% ②③④で30% ⑤35% |