科目名 | ピアノ指導資格Ⅱ |
---|---|
担当講師名 | 樋上 彩加 |
学科 | 音楽総合アカデミー学科 |
コース | ピアノコース |
専攻/楽器/グレード等 | ピアノ |
年次 | 3年次 |
学期 | 秋学期 |
授業の形態 | 演習 |
担当科目に関連する実務経歴
講師は米国や国内でのピアノ教師経験、国内外での演奏活動、ピアノ教室の運営、コンサート企画、演奏審査等、ピアノ教育界での実務経験を持ちます。
授業内容
クラシック音楽の4期と、それ以外に現代のピアノレッスンに求められている音楽の教え方を学びます。中級・上級へつなげていくために、押さえておかなければならない教本の選び方や教え方も学びます。必須の「発表会」、生徒や保護者対応についても学びましょう。ヤマハやカワイのグレード受検のフォローもおこないます。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
クラシック音楽の4期の指導ポイントを明確にし、その他の音楽のジャンルの指導も取り入れられるようにします。講師になった時に求められる様々な知識や対応の仕方を身につけましょう。
授業計画
第1回 | クラシック音楽の4期とそれ以外のピアノ指導について:なぜピアノ教室でその他の音楽のジャンルも教える必要があるかを考える授業です。 |
---|---|
第2回 | バロック期の教え方:初級・中級ピアノ教本の中から、バロックにつながるページや曲を探し、分析しましょう。 |
第3回 | 古典派の教え方:初級・中級ピアノ教本の中から、古典のソナチネにつながるページや曲を探し、分析しましょう。 |
第4回 | ロマン派の教え方:初級・中級ピアノ教本の中から、ロマン派の曲につながるページや曲を探し、分析していきましょう。 |
第5回 | 近・現代期の教え方:初級・中級ピアノ教本の中から、近・現代の曲につながるページや曲を探し、分析してみましょう。 |
第6回 | ポップス・ジャズ・合唱伴奏を教えるには?:ピアノ教室でニーズのあるポップス・ジャズ・合唱伴奏を教えるとしたら、どうする?レッスン方法を考えましょう。 |
第7回 | 「私が展開する」レッスン:一番興味のある様式を選び、クラスメイトにレッスンしてみましょう。 |
中間試験評価方法・評価基準 | |
①授業にきちんと出席して、積極的に学びましょう。遅刻、欠席をしないように心がけてく下さい。②4期の中から1つ選び演奏します。③4期の中から1つ選び、クラスメイトにレッスンします。④ポップス・ジャズ・合唱伴奏も演奏又は指導します。①出席40% ②③④で60% | |
第8回 | 発表会は、なぜ必要?:発表会の必要性について考え、クラスメイトと話し合いましょう。色々な教室の発表会動画を見ながら、発表会の実例について学びましょう。 |
第9回 | 発表会の開き方:会場選びから準備や進行までシミュレーションしてみましょう。 |
第10回 | 発表会で押さえておくべきポイント:発表会を開催する時に押さえておかなくてはならないポイントと今後の発表会の可能性についてアイディアを出しあいましょう。 |
第11回 | 講師演奏をするとしたら?:発表会で恒例の「講師演奏」について学びます。注意すべきポイントや理想的なレパートリーについて。 |
第12回 | 講師演奏の準備:実際にピアノ講師になった時に困らないために、講師演奏ためのレパートリーを弾いてみよう。 |
第13回 | ピアノ教室のイベント、コンクール対策:発表会以外のイベントやコンクールについて、その目的や必要性を話し合いましょう。 |
第14回 | 生徒と保護者対応:1人1人異なる個々の生徒への対応の仕方や保護者対応について考え学びましょう。 |
第15回 | 1年間のまとめ:「ピアノ指導法」1年間の授業はどうでしたか?レポートを作成し、発表しましょう。 |
期末試験評価方法・評価基準 | |
評価方法は次の通りです。①授業にきちんと出席して、積極的に学びましょう。遅刻、欠席をしないように心がけてく下さい。②自分が開いてみたい理想の「発表会」像についてプレゼンテーションしましょう。③1年間で何を学んだか、詳細にレポートしましょう。①40%②と③で60% |