| 科目名 | ピアノ指導資格Ⅳ |
|---|---|
| 担当講師名 | 樋上 彩加 |
| 学科 | 音楽総合アカデミー学科 |
| コース | ピアノコース |
| 専攻/楽器/グレード等 | ピアノ |
| 年次 | 4年次 |
| 学期 | 秋学期 |
| 授業の形態 | 演習 |
担当科目に関連する実務経歴
講師は米国や国内でのピアノ教師経験、国内外での演奏活動、ピアノ教室の運営、コンサート企画、演奏審査等、ピアノ教育界での実務経験を持ちます。
授業内容
春学期の授業を基に、秋学期は海外のメソードで邦訳されている教本について詳しく学びます。導入~上級まで、それぞれの段階で押さえておきたい奏法や楽典の知識に触れます。演奏を交えてのレッスンの仕方や体験レッスン、教室規約についても考えます。ヤマハやカワイのグレード受検のフォローもおこないます。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
あと半年で卒業!教本の知識を総まとめして、ピアノ講師になった時に自信を持ってスタートできるようにします。ピアノ教室を運営する際に知っておくべき事柄も把握しましょう。
授業計画
| 第1回 | ヨーロッパとアメリカにおける伝統的な教本:フランス、ハンガリー、ロシア、フィンランド、アメリカの教本の紹介、特徴について |
|---|---|
| 第2回 | トンプソン:「はじめてのピアノ教本」と「現代ピアノ教本」の違いや特徴について |
| 第3回 | アルフレッド導入コースA、B、C:この教本の特徴、使い方、押さえるべきポイント |
| 第4回 | アルフレッド基礎コース:導入コースとの違い、おもしろい漫画テキストの紹介 |
| 第5回 | バスティンピアノパーティー:この教本の画期的な点、その重要性の確認 |
| 第6回 | バスティンピアノパーティー:この教本の画期的な点、その重要性の確認 |
| 第7回 | ピアノ・アドヴェンチャー:世界で最も使われている教本の紹介、人気の理由とは |
| 中間試験評価方法・評価基準 | |
| 評価方法は次の通りです。①授業にきちんと出席して、積極的に学びましょう。遅刻、欠席をしないように心がけてく下さい。②3クォーターで学んだ全ての教本についてまとめましょう。③課題は必ず期限までに提出しましょう。①出席40% ②平常点20% ③課題40% | |
| 第8回 | 導入期のレッスンその①:導入期のレッスンで、押さえるべき弾き方のポイントやテクニックを演奏を通して学びます。(対象が幼児だったら?大人だったら?) |
| 第9回 | 導入期のレッスンその②:この時期の連弾や合奏の必要性を考え、クラスメイトと合わせましょう。 |
| 第10回 | 初級のレッスン:初級のレッスンで、押さえるべき弾き方のポイントや楽典、テクニックを演奏を通して学びます。実際にレッスンもしてみましょう。 |
| 第11回 | 中級のレッスンその①:中級のレッスンは初級の時と何が違うべきなのか、演奏を通して学びます。 |
| 第12回 | 中級のレッスンその②:中級のレッスンで、気を付けたい奏法やテクニックを演奏を通して学びます。実際にレッスンもしてみましょう。 |
| 第13回 | ピアノ教室を開くには:生徒募集、教室理念、規約、月謝設定、運営について学びましょう。 |
| 第14回 | 体験レッスン:体験レッスンはマッチングアプリのようなもの!? |
| 第15回 | 学期末試験:初級・中級レベルのソロの演奏を、指導ポイントを説明しながらレッスンします。4年間のまとめとなるハイレベルな演奏&レッスンを目指しましょう。 |
| 期末試験評価方法・評価基準 | |
| 評価方法は次の通りです。①授業にきちんと出席して、積極的に学びましょう。遅刻、欠席をしないように心がけてく下さい。②授業への取り組み方、積極性など。③レパートリーから各々1曲選択して指導ポイントを説明しながら演奏します。①出席40% ②平常点20% ③課題40% | |