科目名 | パイプオルガンゼミⅠ |
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担当講師名 | 山口 綾規 |
学科 | 音楽総合アカデミー学科 |
コース | ピアノコース |
専攻/楽器/グレード等 | |
年次 | 3年次 |
学期 | 春学期 |
授業の形態 | 演習 |
担当科目に関連する実務経歴
講師は、パイプオルガン他、鍵盤楽器全般の演奏、教育活動を行っています。
授業内容
オルガンの歴史、構造については、音や写真を参考に講義中心に進めます。実技ではテキストを使い、基礎的なオルガン奏法から学習します。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
四声、並びにコラールの演奏の確立、ペダリングの習得を目標とします。
授業計画
第1回 | 楽器の概要について、演奏を取り入れながら、オルガンの世界の話しをします。 |
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第2回 | オルガンの起源から、現代使用されている実際の楽器の種類など、資料を見ながら説明していきます。 |
第3回 | 鍵盤の名称(国による違い)パイプの材質、種類など解説していきます。 |
第4回 | パイプの形状と音との関係を理解します。テキストを元に打鍵、離鍵、指のトレーニングをします。 |
第5回 | ペダル記号、姿勢、奏法を説明し体験します。ドリルプリントを使用し四声体の習得をします。 |
第6回 | 第3回に配布する試験曲、ラインハルトの中から、課題曲の仕上げを目指します。 |
第7回 | 中間試験 手鍵盤の課題曲2曲をバリオホールにて演奏します。 |
中間試験評価方法・評価基準 | |
授業で学んだコラー的要素、対位法要素を含んだ演奏法が習得されているか、完成度を評価します。出席30%、平常点30%、実技試験40% | |
第8回 | オルガンの時代背景① ゴシック、ルネッサンスまで音を聞きながら考察していきます。 |
第9回 | オルガンの時代背② バロックからロマンティックを考察し、テキストよりアンサンブル体験します。 |
第10回 | パイプの種類について① フルー管のプリンツィパルグループ、フルートグループの説明をします。 |
第11回 | パイプの種類について② 弦楽器グループ、リード管について楽器で音をだしながら、説明していきます。 |
第12回 | パイプの復習をしながら、ペダルのドリルを使ってトレーニングしていきます。 |
第13回 | 第10回に配布し、パート別奏法を習得したものを、ソロ演奏して仕上がるよう確認していきます。 |
第14回 | 春学期を通して学習したものを、試験に向けまとめていきます。 |
第15回 | 期末試験 教室内にて筆記試験、バリオホールにて、J.シュナイダーオルガン曲集より第2番を演奏します。 |
期末試験評価方法・評価基準 | |
筆記試験では、授業で説明したことの理解度、実技試験では正しいペダリングの確認をします。 出席30% 平常点30% 実技試験40% |