科目名 | ベーシックトレーニングⅣ |
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担当講師名 | 森 純一 |
学科 | 音楽総合アカデミー学科 |
コース | 管弦打楽器コース |
専攻/楽器/グレード等 | オーボエ・ファゴット |
年次 | 2年次 |
学期 | 秋学期 |
授業の形態 | 演習 |
担当科目に関連する実務経歴
担当講師はプロのオーケストラ、吹奏楽団、ソリスト、室内楽、スタジオワークなど、ファゴット奏者としての、多岐にわたる実務実績があります。
授業内容
楽器を演奏するために必要不可欠な、ロングトーン・音階・分散和音を、習熟を目指して演習します。Ⅲ・Ⅳクォーターでは、ロングトーンと♯♭3つまでの調性の属七和音分散和音と三度音階及び♯♭4〜5の調性(含平行調)の音階と主和音分散和音を演習します。
加えて、それぞれの楽器のベーシックなエチュードの中から、相対する調性の曲を適宜演習します。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
音階・分散和音については、テンポ ♩ = 60 を目標とします。エチュードについては、相応なテンポで、表情豊かな演奏を目指します。
一年間の演習を通して、自信の不得意領域を発見或いは再認識し、それを大幅に是正することが期待できます。受講に当たっては、予習及び復習が求められます。
授業計画
第1回 | ガイダンス/Ⅲ・Ⅳクォーターの授業の指針を説明 →ハ長調・イ短調/ロングトーン・属七分散和音・三度音階 + 相対エチュード |
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第2回 | ヘ長調・ニ短調/ロングトーン・属七分散和音・三度音階 + 相対エチュード |
第3回 | ト長調・ホ短調/ロングトーン・属七分散和音・三度音階 + 相対エチュード |
第4回 | 変ロ長調・ト短調/ロングトーン・属七分散和音・三度音階 + 相対エチュード |
第5回 | ニ長調・ロ短調/ロングトーン・属七分散和音・三度音階 + 相対エチュード |
第6回 | 変ホ長調・ハ短調/ロングトーン・属七分散和音・三度音階 + 相対エチュード |
第7回 | イ長調・嬰ヘ短調/ロングトーン・属七分散和音・三度音階 + 相対エチュード →Ⅲクォーターの総括/到達度確認テスト |
中間試験評価方法・評価基準 | |
出席率(50%)・平常点(10%)・実技試験(40%)を目安に、総合的に評価します。 | |
第8回 | 変イ長調・ヘ短調/ロングトーン・音階・主和音分散和音 + 相対エチュード |
第9回 | ホ長調・嬰ハ短調/ロングトーン・音階・主和音分散和音 + 相対エチュード |
第10回 | 変ニ長調・変ロ短調/ロングトーン・音階・主和音分散和音 + 相対エチュード |
第11回 | ロ長調・嬰ト短調/ロングトーン・音階・主和音分散和音 + 相対エチュード |
第12回 | 分散和音の応用形(1)/ロングトーン・音階・主和音分散和音 + 相対エチュード |
第13回 | 分散和音の応用形(2)/ロングトーン・音階・主和音分散和音 + 相対エチュード |
第14回 | 分散和音の応用形(3)/ロングトーン・音階・主和音分散和音 + 相対エチュード |
第15回 | 一年間の総括/到達度確認テスト 新曲初見視奏・音階・主和音分散和音・エチュード |
期末試験評価方法・評価基準 | |
「継続は力なり!」 出席率を重視し、平常点(受講姿勢)と演習の実践への反映度を総合的に評価します。 |
特記事項
到達目標の項にも掲げた通り、予習・復習が重要です。