2025年度シラバス

尚美ミュージックカレッジ専門学校

科目名アナリーゼⅢ(分析)
担当講師名西上 和子
学科音楽総合アカデミー学科
コース管弦打楽器コース
専攻楽器グレード等管楽器
年次2年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

担当講師は作編曲家として活動。幅広いジャンルのピアノ演奏で活躍中。その他CDプロデュースや
、楽譜出版などもおこなう。

授業内容

音楽の成り立ち(形式、メロディー分析、コード分析やモチーフのさまざまな用い方など
)を分析していく。和声の知識を深める。アナリーゼのレポートを作成する

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

和声の課題実施を通して正しく理解する。バロック、古典派、ロマン派などの作品をアナ
リーゼし、どのように演奏表現に反映させていけるか、を自身の力で考えていけるように
学習する。

授業計画

第1回ガイダンス 和声の課題実施についての説明
第2回四声体の和声課題の実施。第一章、予備知識、第二章基本位置3和音の配置について
学ぶ。
第3回四声体の和声課題の実施。第二章基本位置3和音の配置について学ぶ。
第4回対位法的楽曲について。Bach インベンションのアナリーゼをしよう。
第5回対位法的楽曲について。Bach 平均律プレリュードとフーガのアナリーゼをしよう。
第6回四声体の和声課題の実施。第三章、基本位置3和音の連結<共通音の
ある和声連結>。対位法楽曲分析の続き
第7回1クオーター試験実施
中間試験評価方法・評価基準
筆記試験(40%)、課題提出(30%)、出席(20%)、平常点(10%)
第8回四声体の和声課題の実施。第三章、基本位置3和音の連結の続き。<共通音のない和声
連結>
第9回四声体の和声課題の実施。第三章、基本位置3和音の連結の続き。<Ⅱ→Ⅴの連結につ
いて>
第10回四声体の和声課題の実施。第三章、の続き。<Ⅴ→Ⅵの連結について>自身の実技試験
で演奏する曲をアナリーゼする。
第11回四声体の和声課題の実施。第四章、和音設定の原理。自身の実技試験で演奏す
る曲をアナリーゼする。
第12回四声体の和声課題の実施。第五章、8小節課題の実施。自身の実技試験で演奏する曲を
アナリーゼする。
第13回四声体の和声課題の実施。第六章、各種の調、課題実施。自身の実技試験で演奏する曲
のアナリーゼをレポートにまとめる。
第14回四声体の和声課題の実施。第六章、各種の調、課題実施。自身の実技試験で演奏する曲
のアナリーゼをレポートにまとめる。
第15回2クオーター試験実施。レポート提出。発表会
期末試験評価方法・評価基準
筆記試験(40%)、課題提出(30%)、出席(20%)、平常点(10%)