科目名 | 室内楽Ⅰ |
---|---|
担当講師名 | 中村 均一 |
学科 | 音楽総合アカデミー学科 |
コース | 管弦打楽器コース |
専攻/楽器/グレード等 | サクソフォーン |
年次 | 1年次 |
学期 | 春学期 |
授業の形態 | 演習 |
担当科目に関連する実務経歴
担当講師はサクソフォン奏者として全国内外のオーケストラで活躍。ソリストとしてまた23年間に渡って培ったサクソフォンカルテットのリーダーとしての経験を踏まえアンサンブル技術や編曲技法について造詣が深い。
授業内容
サクソフォン四重奏を基本にレパートリーの拡充、練習法、アンサンブル技術、等を取得する。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
演奏家としてコンサートを開く能力を身に付けると共に指導者としてアンサンブルを指導できる様にする。
授業計画
第1回 | 練習の進め方をレクチャーします。 |
---|---|
第2回 | 基礎的なアンサンブル力1ハーモニー。「カンツォーナ・ヴァリエ」(グラズノフ) テーマを使用してハーモニーのトレーニング法を取得する |
第3回 | 基礎的なアンサンブル力2対位法。「カンツォーナ・ヴァリエ」Var.1 を使用して対位法を理解する |
第4回 | 基礎的なアンサンブル力3声部の役割。「カンツォーナ・ヴァリエ」Var.2 を使用して声部毎の役割を理解する |
第5回 | 基礎的なアンサンブル力4装飾的な表現。「カンツォーナ・ヴァリエ」Var.4 を使用して装飾的な表現の仕組みをスコアから読み取って研究をする |
第6回 | 基礎的なアンサンブル力5テクニック。「カンツォーナ・ヴァリエ」Var.5 を使用してテクニカルなアンサンブル力を鍛える |
第7回 | 実技試験 |
中間試験評価方法・評価基準 | |
実技試験。「グラズノフ作曲四重奏曲よりカンツォーナ・ヴァリエ」を演奏する。基礎的なアンサンブルの能力と課題を確認する。 | |
第8回 | オリジナル曲の小品(小品リストより) |
第9回 | オリジナル曲の小品(小品リストより) |
第10回 | バロック曲より編曲(小品リストより) |
第11回 | ピアノ曲より編曲(小品リストより) |
第12回 | 「小四重奏曲」(フランセ))(他選択可) |
第13回 | ルーマニア民族の主題による組曲」(J.アブシル)(他同レベル曲選択可) |
第14回 | 「四重奏曲」(ラクール))(他同レベル曲選択可) |
第15回 | 実技試験 |
期末試験評価方法・評価基準 | |
演奏試験40%、筆記課題20%、平常点、20%、出欠20% リサイタルピースとして楽曲を取り上げ選曲を含めて様々なジャンルの音楽に向き合い、表現と技術を鍛錬する。 |