科目名 | パフォーマンス総合制作Ⅳ |
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担当講師名 | 山崎 拓也 |
学科 | ダンス学科 |
コース | |
専攻/楽器/グレード等 | ダンス専攻 |
年次 | 2年次 |
学期 | 秋学期 |
授業の形態 | 演習 |
担当科目に関連する実務経歴
講師はファッションショーのステージングや舞台・ミュージカルの総合振付を行う実務経験を持ちます。
授業内容
2年間の集大成と言える「卒業公演」の作品制作を3クォーター4クォーターで行っていきます。10分~15分の作品制作になるので、しっかりと話し合いをして今まで学んできた構成力・振付力を発揮しお客様に飽きられない隙のない作品制作を行っていきます。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
1000~1500人キャパの大ホールでの上演作品制作になるのでステージの形状、見え方を意識した作品制作になるので全員が作品に対して気持ちを持っていき、規模の大きいステージでも効果的に見せられ構成・演出・振付が出来る事を目標とします。
授業計画
第1回 | 卒業公演の大まかな概要説明と作品の方向性を話し合います。タイトルも決めていきます。タイトルが決まったらフライヤー作りを行なっていきます。 |
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第2回 | テーマを話し合い決めていきます。卒業公演のタイトルに沿ったものにするか全く別のテーマにするか話し合います。 |
第3回 | テーマを決めたら作品内容を細かく決めていきます。作品に起承転結があるか確認をしていきます。 |
第4回 | 作品テーマにあった音を決めていきます。音の効果も考えて妥協のない楽曲探しをします。 |
第5回 | 構成・演出を考えながら振付を開始していきます。イメージを膨らませてよい案があれば提案をしていきます。 |
第6回 | 部分的ではなく全体を考えながら振付を行っていきます。全体を把握して矛盾点がない作品制作を行っていきます。 |
第7回 | 途中経過を確認、チェックをしてダメ出しを行います。その後、自分たちでも確認をして直しの作業を行います。 |
中間試験評価方法・評価基準 | |
出席30%、試験(作品制作)50%、平常点20%とします。構成・演出・表現・振付・衣装が総合的にまとまっているかを評価していきます。各役割に責任を持って仕事を行えているか、積極的に作品制作に携わっているか、を評価していきます。個々の自己管理も評価のポイントとしていきます。 | |
第8回 | 3クオーターでのダメ出し部分の修正をしていきます。出来ていない部分の作品制作も行っていきます。 |
第9回 | 引き続き作品制作を行っていきます。動画撮影を行い客観的に見て何が足りないかを把握していきます。 |
第10回 | ここまでに作品が出来ているようにスケジューリングをしておきます。全体を通してみて直しを行っていきます。 |
第11回 | 直し・踊りこみを繰り返していきます。自己満足な作品、踊り方になっていないか確認をしていきます。 |
第12回 | 衣装を着けた状態で発表をします。ダメ出し部分を直し、踊りこみをして作品に厚みを持たせていきます。 |
第13回 | 直し・踊りこみを繰り返していきます。どこから見ても隙のない作品になっているか確認をしていきます。 |
第14回 | 衣装を着けた状態で発表をします。修正があれば修正、なければ踊りこみをして本番に備えていきます。 |
第15回 | 卒業公演についてと2年間の感想などを話し合います。最後に衣装を着て作品を踊り総まとめとします。 |
期末試験評価方法・評価基準 | |
出席30%、試験(作品制作)50%、平常点20%とします。作品をどこまで掘り下げて制作しどこまで踊りこむことが出来たか、卒業公演に対する取り組み方や気持ちが向いていたか、ダンスに対する姿勢も最後の評価のポイントとしていきます。 |
特記事項
通常、対面授業で行いますが、状況により必要な場合はオンライン又はオンデマンドでの対応を予定しております。