科目名 | パフォーマンスプレゼンテーションⅠ |
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担当講師名 | 町田 歩美 |
学科 | ダンス学科 |
コース | |
専攻/楽器/グレード等 | ダンス専攻 |
年次 | 2年次 |
学期 | 春学期 |
授業の形態 | 演習 |
担当科目に関連する実務経歴
講師は15年以上レビューダンサーとして定期的に舞台に立っております。又、アーティストのバックダンサーや役者としての実績もあり、映像舞台問わず経験を持ちます。
授業内容
1・2クオーターでは、「3分間のソロ・ダンス」を踊りきりましょう。1分程度なら誰でも持続できます。その先を踊りきれるようになりましょう。ジャンルは自由です。1人で踊る覚悟を持って、自信のあるダンスで、プレゼンテーションしてください。また人の踊りを見て長所・短所をしっかりと見極め、自身の踊りに反映させましょう。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
ダンサーは、基本的にはソリストです。何人で踊っていようが、個人個人がしっかり踊りきれていなければ、その存在価値は希薄になります。ここでは、ソロで踊る力を養います。単に技術ではなく、踊り(作品)への入り込み方、見せ続ける精神力や集中力、心身ともに開放する能力などが必要になります。これらがあって、始めて表現力が生まれるのです。
授業計画
第1回 | 1人ずつ順に「3分間のソロパフォーマンス」を発表します。3分間を踊り切ることが大切です。そのためにはまず「集中力」です。 |
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第2回 | 1人ずつ順に「3分間のソロパフォーマンス」を発表します。1人で踊るのは非常に緊張します。緊張に打ち勝つのも集中力です。 |
第3回 | 1人ずつ順に「3分間のソロパフォーマンス」を発表します。踊る前に覚悟を決めましょう。この覚悟無しでソロは踊れません。 |
第4回 | 1人ずつ順に「3分間のソロパフォーマンス」を発表します。踊る前に開き直りましょう。この開き直りこそ大きな力になります。 |
第5回 | 1人ずつ順に「3分間のソロパフォーマンス」を発表します。踊りは平常では踊れません。テンションをマックスまで上げましょう。 |
第6回 | 1人ずつ順に「3分間のソロパフォーマンス」を発表します。踊るということは「演じる」ことです。いつもの自分は捨てましょう。 |
第7回 | 1人ずつ順に「3分間のソロパフォーマンス」を発表します。踊りきるためには自分を信じ切ることが大切になります。 |
中間試験評価方法・評価基準 | |
出席20%、発表内容50%、平常点30%とします。特に試験は実施しません。発表内容や取り組み方、積極的発言などを評価していきます。また、世界的に有名なダンサーの踊りを見るように心がけましょう。いい踊りを見て、自分のイメージを豊富にすることも、ダンサーにとって重要なことです。 | |
第8回 | 1人ずつ順に「3分間のソロパフォーマンス」を発表します。発表の前に十分練習を重ねましょう。練習は、もちろんフルアウトです。 |
第9回 | 1人ずつ順に「3分間のソロパフォーマンス」を発表します。カウントは音楽で言う「楽譜」です。踊るときは音を聴きましょう。 |
第10回 | 1人ずつ順に「3分間のソロパフォーマンス」を発表します。カウントが見えるダンスより音楽が聞こえるダンスを踊りましょう。 |
第11回 | 1人ずつ順に「3分間のソロパフォーマンス」を発表します。練習は大切ですが、練習の通り踊ろうとせずゼロからスタートしましょう。 |
第12回 | 1人ずつ順に「3分間のソロパフォーマンス」を発表します。3分間は思ったより長いので、ペース配分を考えましょう。 |
第13回 | 1人ずつ順に「3分間のソロパフォーマンス」を発表します。見せ場を意識して踊りましょう。メリハリが大事です。 |
第14回 | 1人ずつ順に「3分間のソロパフォーマンス」を発表します。目力も大事です。体と同じように、目も筋肉(眼筋)を使って力を宿します。 |
第15回 | 1人ずつ順に「3分間のソロパフォーマンス」を発表します。誰に見せているのかを意識し、対象をとらえて踊りましょう。 |
期末試験評価方法・評価基準 | |
出席20%、発表内容50%、平常点30%とします。特に試験は実施しません。発表内容や取り組み方、積極的発言などを評価していきます。うまいだけの小手先のダンスではなく、印象に残る「素敵なダンス」を心がけましょう。 |
特記事項
通常、対面授業で行いますが、状況により必要な場合はオンライン又はオンデマンドでの対応を予定しております。