科目名 | ベーシックトレーニングⅠ |
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担当講師名 | 入来院 真嗣 |
学科 | ジャズ・ポピュラー学科 |
コース | |
専攻/楽器/グレード等 | ジャズヴォーカル |
年次 | 1年次 |
学期 | 春学期 |
授業の形態 | 演習 |
担当科目に関連する実務経歴
メジャーレコード会社の仮歌収録や所属アーティストの歌唱収録ディレクション、その他歌手や声優・商業劇団などへの歌唱指導の実務経験を持ちます
授業内容
ヴォーカリストに必要な様々な知識や技術の基礎を身につけることで、個々人のより自由で安定した歌唱表現の一助を目指します
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
無理のない効率的な発声を理解・獲得し歌唱表現に活かすこと、また、グループレッスンを通して人前で歌うことに慣れ、同時に他者を観察することで得られる自身の表現力向上を目標とします。
授業計画
第1回 | 授業ガイダンスと歌唱の記録。授業を受ける上での心構えや課題についての説明。 |
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第2回 | 姿勢と呼吸。声を出しやすくする基本姿勢の訓練とストレッチで全身の連動を図る。 |
第3回 | 呼吸と発声(実声と裏声)。姿勢や呼吸と連動する発声の意識と共鳴感覚の強化。 |
第4回 | 基礎発声と音程変化。姿勢を維持しながらの余計な緊張に頼らない音程変化の訓練。 |
第5回 | 表情筋と母音の変化。基本姿勢・発声を維持しながらの母音の共鳴変化の訓練。 |
第6回 | 舌と子音の変化。子音の仕組みや変化と響きのある母音へつなげる訓練。 |
第7回 | 中間試験。課題曲の歌唱テストを行い、理解度・到達度を確認します。 |
中間試験評価方法・評価基準 | |
クォーターはじめに指定した課題曲の歌唱を行います。 出席率及び授業態度・授業理解度を重要視しつつ総合的に評価します。 出席:30% 平常点:30% 試験:40% | |
第8回 | 基礎復習。身体の余計な緊張に頼らない呼吸と発声、音程変化の再確認。 |
第9回 | 声帯周りのバランス変化と声質。ウィスパー発声での口形及び音程変化の訓練。 |
第10回 | 音域の拡大1。発声時の口や喉周りの更なる理解と意識で音域の拡大を図る。 |
第11回 | 音域の拡大2。個々人の癖や課題と向き合い再度基礎発声の重要性を意識する。 |
第12回 | 表現と距離感。安定した発声共鳴を維持しながら音の距離感の変化と実践を行う。 |
第13回 | 歌詞と文節。安定した発声共鳴を維持しながら日本語の歌詞と理解に繋げる。 |
第14回 | 試験直前対策。春学期を振り返りつつ個々人の課題を再確認します。 |
第15回 | 期末試験。課題曲の歌唱テストを行い、理解度・到達度を確認します。 |
期末試験評価方法・評価基準 | |
クォーターはじめに指定した課題曲の歌唱を行います。 出席率及び授業態度、授業理解度を重要視しつつ総合的に評価します。 出席:30% 平常点:30% 試験:40% |