科目名 | ジャズセッションⅠ |
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担当講師名 | 松永 加津子 |
学科 | ジャズ・ポピュラー学科 |
コース | |
専攻/楽器/グレード等 | 全専攻 |
年次 | 2年次 |
学期 | 春学期 |
授業の形態 | 演習 |
担当科目に関連する実務経歴
講師はビッグバンドやジャズコンボでピアノ演奏、ライブハウスで活躍中。アレンジや作曲も。また、スチューデントジャズ、セイコーサマージャズキャンプなど、子供達へのジャズ教育にも関わっています。講師はビッグバンドやジャズコンボでピアノ演奏、ライブハウスで活躍中。アレンジや作曲も。また、スチューデントジャズ、セイコーサマージャズキャンプなど、子供達へのジャズ教育にも関わっています。
授業内容
3〜4リズムと管楽器で、いつでもどこに行っても、すぐに誰とでもジャムセッションができるように、いろいろなスタンダードナンバーを知り、テーマをしっかり演奏出来て、アドリブも取れるようになるための授業です。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
はじめに、Toneをしっかりさせる練習をします。管楽器はロングトーン、リズムは一つ一つの音をしっかり出す練習を繰り返し行います。曲はまずブルース。いろいろなキーで、いろいろなビートで、ブルース形式の曲を覚えましょう。
授業計画
第1回 | 授業の最初に、必ずブルースでロングトーンとリズム練習をします。1年間セッションで慣れてきたとは思いますが、ブルースは基本、まずしっかり取り組みましょう。今回はマイナーブルースにチャレンジも。 |
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第2回 | 授業の最初に、必ずブルースでロングトーンとリズム練習、マイナーキーのスタンダードナンバーを中心に演奏します。ブルーノートスケールは大切ですが、そうではなく、様々なスケールが使えるように練習しましょう。 |
第3回 | リズムもいろいろなビートで演奏しましょう。普段4ビートで演奏している曲をリズムを変えて演奏したり、また逆に、ボサノバのスタンダードなどを4ビートで演奏しても楽しいですね。 |
第4回 | さらにビバップを追求しましょう。リズムチェンジには名曲がたくさんあります。パターンは同じなので、難しいメロディー克服、チャレンジしたいですね。 |
第5回 | コード進行が同じで、違うメロディーの曲はたくさんあります。今回はもちろん演奏もしますが、YouTubeなど聴きながら、多くの曲を知るという勉強もしたいですね。 |
第6回 | 試験の曲をみんなで選んで練習しましょう。 |
第7回 | 一人一人がしっかり演奏できるセッションを心がけましょう。 |
中間試験評価方法・評価基準 | |
テーマがちゃんと演奏出来ているか、アドリブにチャレンジ出来たか、そして、今クオーターで練習してきた、いいToneで、いいノリのビートで、のびのびと演奏しているかを評価します。出席:30%、平常点:30%、試験40% | |
第8回 | 秋学期はアップテンポの曲にチャレンジします。大切なのは、まずゆっくりでいいから覚えてしまうこと。どんな曲もそうですが、譜面を見なくても覚えてしまうと楽しいですよ。 |
第9回 | どんどんコードが変わっていく曲にチャレンジ。もちろんしっかりテーマを演奏するのも大切ですが、難曲もジャズのひとつの醍醐味、楽しんで取り組んでください。 |
第10回 | 今回は、モードの曲にチャレンジしましょう。どんな曲があるのか、調べるのも大切ですね。名曲を聴くのも知るのも勉強になります。 |
第11回 | 4ビート、ボサノバ、サンバ、8ビート、いろいろなビートがあります。様々なビートでの演奏も楽しみましょう。 |
第12回 | どんどんいろいろな曲を演奏していきましょう。自分の得意な曲よりいい演奏ができるように、不得意な曲も克服していきましょう。 |
第13回 | どんな曲も楽しみながら演奏出来るといいですね。たくさんのスタンダードナンバーを演奏しましょう。 |
第14回 | 試験の曲をみんなで選び、練習しましょう。 |
第15回 | 最後の試験です。のびのびと演奏して下さい。 |
期末試験評価方法・評価基準 | |
スタンダードナンバーを演奏する時は、とにかくテーマをきっちり演奏することが大切です。テーマがちゃんと演奏出来ているか、そして、アドリブをのびのび楽しく演奏しているかを採点します。 出席:30%、平常点:30%、試験40% |