科目名 | ジャズセッションⅡ |
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担当講師名 | 松永 加津子 |
学科 | ジャズ・ポピュラー学科 |
コース | |
専攻/楽器/グレード等 | 全専攻 |
年次 | 2年次 |
学期 | 秋学期 |
授業の形態 | 演習 |
担当科目に関連する実務経歴
講師はビッグバンドやジャズコンボでピアノ演奏、ライブハウスで活躍中。アレンジや作曲も。また、スチューデントジャズ、セイコーサマージャズキャンプなど、子供達へのジャズ教育にも関わっています。
授業内容
テーマをしっかり演奏することにかなり慣れてきたことと思います。今度はどうやってもっとかっこ良くアドリブ演奏できるか考えていきます。イントロ、エンディングの持っていき方も勉強していき、セッションで楽しく演奏する力をつけていきます。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
かっこいいアドリブ演奏するための近道はありません。が、世の中にはたくさんの名演奏が残されています。あなたのジャズのアイドルは誰ですか?是非コピーしてください。この授業では、コピーのやり方を学び、そして演奏への反映の仕方にチャレンジします。
出席:30%、平常点:30%、試験40%
授業計画
第1回 | 基本的には毎回ブルースで音慣らし、リズム・ビート慣らししていきます。 今回はディミニッシュスケール3種類をマスターしましょう。 |
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第2回 | ホールトーンスケールも、ロイろなアプローチで演奏してみましょう。 アップテンポの曲にもチャレンジしていきます。 |
第3回 | 転調する時のフレーズをたくさん作りましょう。それには色々な曲をコピーすることが大切になります。 |
第4回 | 短いフレーズをコピーして、エニーキーで演奏してみましょう。 また、リズムが変化する曲もたくさん演奏したいですね。 |
第5回 | 色々な曲を演奏する中で、今回は、出来るだけディミニッシュスケール、ホールトーンスケールを取り入れながら練習してみましょう。意外に使えますよ。 |
第6回 | 色々なスタンダードを、テンポを変えたりビートを変えたりして演奏してみましょう。 そして、このクオータで勉強したディミニッシュスケール、ホールトーンスケールを自由に使ってみましょう。 |
第7回 | 試験の曲をみんなで決めて練習しましょう。 |
中間試験評価方法・評価基準 | |
カウント、イントロ、テーマ、アドリブ、4〜8バース、テーマ、エンディングと、一曲をしっかり演奏できているかをチェックします。 出席:30%、平常点:30%、試験40% | |
第8回 | 最後のクオーターになります。これまでの学習を活かして、楽しくかっこいい演奏をしていきましょう。このクオーターで、モードを勉強します。 |
第9回 | 色々なモードの曲を勉強しましょう。YouTubeで聴いたりコピーもしたいですね。 |
第10回 | 色々なビートのスタンダードも学習します。モーダルなアプローチをどのようにしてくかを考えて演奏します。 |
第11回 | サンバの曲など、ビートの変化も学習します。これまで学習した色々なスケールを使って、存分に演奏しましょう。 |
第12回 | どんな曲を演奏するときも、まず大切なのはテーマです。もう一度しっかりテーマを演奏すること、そして、アドリブ演奏です。 |
第13回 | イントロ、テーマ、アドリブ演奏、テーマ、エンディング、意識しながら演奏しましょう。 |
第14回 | やってみたい曲をどんどん演奏しましょう。お互いの音を聴き、反応し、楽しく盛り上げる演奏を心がけましょう。 |
第15回 | 最後の試験の曲をみんなで決めて練習しましょう。 |
期末試験評価方法・評価基準 | |
セッションとして成り立つ演奏ができたか、テーマ、アドリブ、イントロ、エンディング、そして何より、仲間と一緒に、楽しんで演奏できたかどうかをチェックします。 出席:30%、平常点:30%、試験40% |