科目名 | ヴォーカルアンサンブルⅣ |
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担当講師名 | 若林 裕治 |
学科 | ミュージカル学科 |
コース | |
専攻/楽器/グレード等 | |
年次 | 2年次 |
学期 | 秋 |
授業の形態 | 演習 |
担当科目に関連する実務経歴
講師は東宝、ホリプロ、劇団四季、東急文化村等ミュージカル公演およびコンサート(指揮)の実務経験を持ちます。
授業内容
ミュージカルの歌唱は、ダンス等の動きを伴いながらも正確にそして表情豊かに歌うことが要求されます。秋学期は、今まで学んできたものの集大成として、より実践的なアンサンブルの考え方を学びます。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
ミュージカルのアンサンブルに必要な能力(音程とリズムを合わせるだけではなく、物語の状況や歌詞の内容からくるニュアンスと抑揚などシチュエーションに合った表現を伴った歌唱パフォーマンス)を身につけます。
授業計画
第1回 | 春学期での成果と反省を踏まえて秋学期の目標を確認。課題曲の配布と説明。 |
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第2回 | 音楽づくりの理想とは?内容の濃い音楽稽古にする為に必要な情報を集める。時代背景や音楽のスタイルについて。 |
第3回 | 内容の把握と表現法。シチュエーションに合った音楽表現、演じる役の心情を探る。 |
第4回 | 立ち稽古へ!アンサンブルの基礎の上に成り立つ歌唱表現を身体表現へ繋げる。 |
第5回 | 人前で演じることとは?実際にプロの現場と同様の立ち稽古を体感しよう。 |
第6回 | 観る側の目線とは?自分を客観的に捉えることの大切さを考えよう!客の目線でどう見える? |
第7回 | クォーター末試験。発表形式でのアンサンブル歌唱試験。 |
中間試験評価方法・評価基準 | |
歌唱力、アンサンブル能力等を十分に生かしたステージを作るには、的確な内容把握や時代背景等も重要になってきます。着実に自分のものにしていきましょう。評価項目(試験結果40%、平常点30%、出席、その他30%) | |
第8回 | 新しい目標。プロの現場で通用するアンサンブル能力を身につけよう! |
第9回 | 音楽稽古①。各自の音楽表現プランを作成。ディスカッション。そして、予習・復習しっかり! |
第10回 | 音楽稽古②(最終)。仕上がりの正確さの追求!加えて音楽稽古もスピードもアップ。 |
第11回 | 立ち稽古①。体で表現しよう。自分なりの意見(正解)を持つことの大切さを再確認。 |
第12回 | 内容の更なる把握。立ち稽古②。テキストの朗読・表現の確認。 |
第13回 | 歌い込みでより精度をあげよう。慣れは禁物!毎回新鮮な気持ちで! |
第14回 | 悔いの無いように!もう1度よく見直そう!通し稽古。緊張感を持続させる。 |
第15回 | 一年の総まとめ(実技試験) |
期末試験評価方法・評価基準 | |
舞台の上には様々なアンサンブルがあります。ミュージカル曲を題材にそれらの問題を乗り越える能力を身に付け、各自のジャンルで生かす事が最大の目標です。その成果を評価します。評価項目(試験結果40%、平常点30%、出席、その他30%) |