2025年度シラバス

尚美ミュージックカレッジ専門学校

科目名ベーシックテクニックⅠ
担当講師名宮川 章彦
学科プロミュージシャン学科
コース
専攻楽器グレード等ギター
年次1年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は音楽業界で、バンドデビューをして、バックバンド、レコーディング、音楽制作などの経験を持ちます。

授業内容

ギターについての基礎知識、チューニングから基本フォーム、左手、右手のテクニック、リズムなどを様々な楽曲を用いて学んでいきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

8ビートから16ビートまでの基本ピッキングテクニック、ストロークフォームの完成
ベンタトニックスケール、メジャースケール、マイナー2種の理解
パワーコード、トライアードコードの構成音の理解

授業計画

第1回ギターの基礎知識と基本姿勢基本フォーム (運指練習、デイリートレーニングの理解)
第2回8ビートストロークとコードフォーム (コードフォーム、オルタネイトストローク)
第3回ペンタトニックスケール (ペンタトニックスケール5ポジションの理解)
第4回チョーキング、ビブラートテクニック (チョーキングとビブラートのフォームの理解)
第5回バッキングコードワーク (コードのバリエーション、動きなど)
第6回ブルーススケール、ブルースの演奏 (課題曲 クロスロード、スカットルバッティン)
第7回中間試験 ブルース課題曲の演奏 (課題曲 クロスロード、スカットルバッティン)
中間試験評価方法・評価基準
毎回の右手左手の基本フォームを重視します。試験課題的にはペンタトニックスケール5ポジションの理解とチョーキングテクニック、ビブラートテクニックを見ます。
出席率:20% 平常点:20% 試験:60%
第8回トライアッドアルペジオ (トライアッドアルペジオエチュード)
第9回メジャースケールとポジション (3ノートパーストリングス指板上での理解)
第10回シャッフル、3連のリズムとストローク (課題曲 イズントシーにて3連ストローク)
第11回3連のブルース (アドリブを3連を中心に展開します)
第12回ハンマリングテクニック、スライドテクニック (左手のテクニック)
第13回マイナースケール2種 (マイナースケールとハーモニックマイナースケール)
第14回16ビートストロークとテンションコード (16ビートカッティング)
第15回期末試験 16ビートカッティング (課題曲 ホワッツイズヒップにて16ビートカッティング)
期末試験評価方法・評価基準
入学時からの個人別のテクニック向上を評価します。
課題は3連、16ビートと細かいリズムへの対応です。出席、授業への意欲、毎回の小テスト的な演奏も重視します
出席率:20% 平常点:20% 試験:60%
科目名ベーシックテクニックⅠ
担当講師名三枝 俊治
学科プロミュージシャン学科
コース
専攻楽器グレード等ベース・ドラム
年次1年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は30年以上に亘りプログレッシブロックバンド KENSO に在籍し、高度な技術を要する演奏、作曲、アンサンブルの経験を持ちます。また、自身がコントラバス演奏をして率いるグループで、作曲作品の CD を発売しています。

授業内容

ベースとドラムのコンビネーションで、様々なリズムパターンを研究しながら演奏法を学びます。ヒット曲、スタンダード曲を題材に演奏することにより、様々なジャンル、スタイルを学び、良いグルーヴを身につけるよう練習します。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

しっかりとしたビートを感じながら、細かいリズム、シンコペーションなどを正確に演奏できるようにトレーニングします。テンポ/リズム感のトレーニングの為、メトロノームを裏で鳴らして演奏できるように練習します。

授業計画

第1回一年間の授業の全体像を説明し、何を学ぶ授業なのか把握してもらいます。簡単な課題曲を提示し、演奏してもらいます。(Every Breath You Take)
第2回ルージュの伝言を題材に、軽快な8ビートの演奏を練習します。セクション毎のパターンの変化や、曲のスタイルに合ったフィルなどに注目します。
第3回Stand By Meを題材に、シンコペーションの演奏を練習します。音の無いビートを意識しながら演奏します。
第4回You Really Got Meを題材に、拍の裏から始まるフレーズを演奏します。
第5回Birthday (The Beatles)を題材に、ロックンロールスタイルの基本形を練習します。ペンタトニックのキメのフレーズや、ブレイク後のドラムのフィルなどを演奏します。
第6回Breakfast in Americaを題材に、音の隙間を意識しながらの演奏を練習します。
第7回中間試験 : My Sharonaを題材に、早い8ビートとシンコペーションのキメの演奏をテストします。
中間試験評価方法・評価基準
すべてのリズムの土台となるビートをしっかりと感じながら演奏できているかが採点のポ イントとなります。試験演奏 70%、平常点 30%の満点から、出席を重視し、遅刻一回1点、欠席一回3点を減点します。
第8回Black Nightを題材に、ロックのビートとシャッフルのグルーヴを練習します。
第9回You Really Got A Hold On Meを題材に3 連系リズムのバラードの演奏を練習します。
第10回Isn’t She Lovelyを題材に、ソウルミュージックのシャッフルと2拍3連のリズムを練習します。
第11回Sir Dukeを題材に、バウンスと呼ばれる跳ねる感じのリズムの演奏を練習します。
第12回Hold The Lineを題材に、3連符と2拍3連が混在するリズムの演奏を練習します。
第13回君は天然色を題材に、2拍3連の演奏を練習します。
第14回Home At Lastを題材に、ハーフタイムシャッフルの演奏を練習します。
第15回学期末試験 : Goodbye Elenoreを題材に、早いシャッフルの演奏をテストします。
期末試験評価方法・評価基準
しっかりとしたビートを刻みながら、3連符のリズムを正確に演奏できているかが評価の基準になります。成績は演奏結果 70%、平常点 30%の満点から、遅刻一回1点、欠席一 回3点を減点します。
科目名ベーシックテクニックⅠ
担当講師名高山 毅、杉野 寿之
学科プロミュージシャン学科
コース
専攻楽器グレード等ベース・ドラム
年次1年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

サポート、バンド等の演奏活動をしてきた中で、様々なリズム、ジャンルのスタイルの演奏を経験して自分自身も学びながら実践してきました。

授業内容

現在の音楽に欠かせないドラムとベースのリズム、ジャンル別のパターンとグルーブを練習方法と共に学んでいきます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

様々なリズム、ジャンル、グルーブに触れてそれらを取り入れつつ自分の色や個性にしていくことが目標です。

授業計画

第1回レベル確認、初回シンプルな曲でのセッション
第2回8ビートの基本パターン
第3回8ビート1(ロック系)
第4回8ビート2(ロック系)
第5回8ビート3(ロック系)
第6回8ビート4(バラード系)
第7回以上の内容のまとめ(テスト)
中間試験評価方法・評価基準
出席と平常点を重視します 出席率:35% 平常点:35% 試験:30%
第8回シャッフルの基本パターン
第9回シャッフル1(ロック系)
第10回シャッフル2(ブルース系)
第11回シャッフル3(アップテンポ)
第12回16バウンス1(ファンク系)
第13回16バウンス2(ハーフタイムシャッフル)
第14回12/8(トリプレッツ)
第15回以上の内容のまとめ(テスト)
期末試験評価方法・評価基準
出席と平常点を重視します 出席率:35% 平常点:35% 試験:30%
科目名ベーシックテクニックⅠ
担当講師名宇田 隆志
学科プロミュージシャン学科
コース
専攻楽器グレード等キーボード
年次1年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

プロミュージシャン(キーボード全般、アコーディオン、SAXプレイヤーとして)、また作編曲家としてレコーディング、ライブ活動を約20年に渡って行っております。

授業内容

様々なジャンルの楽曲に対して、個性を生かす演奏家になる為の演奏技術を習得、またシンセサイザー等デジタル楽器の操作法の習得を学習する。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

将来的に需要度の高い演奏家を目指せる様に、様々なジャンルにおける演奏アプローチを得て、現場感覚を養う。

授業計画

第1回NORDLEAD等アナログシンセサイザーを使用し、基本的な音作りの学習。オシレーターの各波形の説明とエンヴェロープの説明と理解。
第2回各ピアノ音色(Acoustic PF、Electric PF、FM系Digital PF)の説明と演奏法の習得。
第3回ORGANのドローバー設定とLeslie Speakerの説明と演奏法の習得。
第4回SYNTH LEAD、SYNTH BRASS、SYNTH PAD等を使用する楽曲の演奏法の習得。
第5回CLAVI、WURLY等リリースの短い音色を使用する楽曲の演奏法の習得。
第6回KEY=Fで”Now’s the time”をモチーフにPFとORGANによるコードバッキング中心のリズムトレーニング。
第7回クォーター末試験。KEY=Fで”Now’s the time”をモチーフにPFとORGANによるコードバッキング中心演奏。
中間試験評価方法・評価基準
実技50% 平常点25% 出席点25%
主に演奏スキルを採点の重きに置くものとする。
第8回テンションコード、代理コード、裏コードの説明と学習。
第9回Key=C”Route66"をモチーフにテンションコード、代理コード、裏コードを使用するコードアレンジ。
第10回スケール練習 Blue Note Scale。
第11回スケール練習 Mixolydian Scale。
第12回スケール練習 Pentatonic ScaleとAlterd Scale。
第13回上記スケールを使用して、”Sweet home cicago”KEY=EをモチーフにしてSOLO練習。
第14回Sweet home cicago”KEY=EをモチーフにしてSOLOとBackingの練習。
第15回クォーター末試験。”Sweet home cicago”KEY=EをモチーフにしてSOLOとBackingの発表。
期末試験評価方法・評価基準
実技50% 平常点25% 出席点25%
主に演奏スキルを採点の重きに置くものとする。