科目名 | 作詞Ⅲ |
---|---|
担当講師名 | 広瀬 倫子 |
学科 | プロミュージシャン学科 |
コース | |
専攻/楽器/グレード等 | バンドヴォーカル |
年次 | 2年次 |
学期 | 春学期 |
授業の形態 | 演習 |
担当科目に関連する実務経歴
イラストレーター兼歌手として、2001年から活動を始め、絵本作家、エッセイ等では連載を持ち活躍。音楽活動では自身がリーダーを務めるユニット・バンドでは過去4度デビューを果たし全ての楽曲の作詞を担当し、現在も継続中。文学的で物語性のある世界観とユニークな日本語センスに高い評価が集まりメディアでも話題に。ファンも多く数々のアーティストからのオファーを受け詞の提供やプロデュースも行っている。
授業内容
①(A面=コンペ用)クライアントの要望を踏まえた「歌い手や楽曲に合う」作詞。
②(B面=自由作品)自分の思いや経験を作品に込めた「自分が歌う楽曲」の作詞。
テーマは同じでも別のアプローチで同課題に取り組み、両面の個性の違う作品を完成させる。経験、創造、閃き、様々な自分の中から湧き出るストーリーやひらめいたWORDをとらえ、つかんだアイテムをレイアウトさせ「作品」にすることを学ぶ。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
作品に取り組む際のこだわり方・割り切り方、表現内容の整理、時間のかけ方をA面・B面を意識させることにより、課題内容のコントラスト比を明確化。
作品に取り組む際のこだわり部分・割り切る部分の区分けとスイッチの切り替え方を学び、あらゆる場面でも自分自身のスタイルを確立できる技術を身に着ける。
PCを使い毎回課題(歌詞)をまとめ、最終的に個人の提出資料としても活用できる作品集を作成させることも目標。
授業計画
第1回 | 〇作詞の技術と心得 〇実践作詞講座 〇リサーチ 〇個人資料作成 <オリエンテーション> 自己紹介、歴代の人気職業作詞家を調査 |
---|---|
第2回 | <作詞と作文の違いとは何かを知る> いろんな作詞のスタイルを知る 自分がどんなWORDにひかれるかを分析する |
第3回 | <ちょっとしたテクニックやコツ1> 体言止め・倒置法・押韻、など |
第4回 | <ちょっとしたテクニックやコツ2> オノマトペって知ってる? |
第5回 | <ちょっとしたテクニックやコツ3> パワーフレーズとキラーフレーズの作り方 |
第6回 | <ちょっとしたテクニックやコツ4> 教科書や資料を詞にしてみよう |
第7回 | <個人資料・作品集作成> これまでの作品をまとめる |
中間試験評価方法・評価基準 | |
平常点・授業態度 60%、試験 40% | |
第8回 | <自己紹介ソングを作ってみる1> 作品のA面とB面について A面=コンペ用を作成してみよう クライアントの要望を踏まえながら「歌い手や楽曲に合う」作詞をする |
第9回 | <自己紹介ソングを作ってみる2> 作品のA面とB面について B面=自由作品を作成してみよう 自分の思いや経験を作品に込めながら「自分が歌う楽曲のため」の作詞をする |
第10回 | <小説・映画・漫画の世界を作詞してみる1> A面=オープニングテーマの作詞 |
第11回 | <小説・映画・漫画などの世界を作詞してみる2> B面=エンディングテーマの作詞 |
第12回 | <一人称と二人称の使い分け> 実践作詞講座 =男歌・女歌 |
第13回 | <個人資料・作品集作成> これまでの作品をまとめる |
第14回 | <個人資料・作品集作成> これまでの作品をまとめる |
第15回 | <個人資料・作品集作成> これまでの作品をまとめる |
期末試験評価方法・評価基準 | |
平常点・授業態度 60%、試験 40% |