| 科目名 | コンピュータミュージックAⅠ |
|---|---|
| 担当講師名 | 井上 善彬 |
| 学科 | プロミュージシャン学科 |
| コース | |
| 専攻/楽器/グレード等 | 全専攻 |
| 年次 | 2年次 |
| 学期 | 春学期 |
| 授業の形態 | 演習 |
担当科目に関連する実務経歴
講師はアーティストへの楽曲提供やアレンジメント、楽譜の制作等を行い、サポートギタリストとしても活動。その他弦楽器全般の演奏・指導を行う実務経験があります。
授業内容
DAWソフトCubaseを活用してMIDIの基礎を習得します。付属のソフトウェア音源HALion Sonic SE等を活用し、作品制作を行います。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
MIDIデータの入力の基本を理解し、学期末には課題となる楽曲のトラックを完成させることを目標とします。
授業計画
| 第1回 | コンピューターの基本について、授業に必要な知識を確認します。 |
|---|---|
| 第2回 | Cubaseの基本操作を説明します。音源の設定方法を学びます。 |
| 第3回 | ドラムエディターを使い、ドラムの8ビートの打ち込みを行います。 |
| 第4回 | キーエディターを使い、単音のメロディやベースの打ち込みを行います。 |
| 第5回 | キーエディターを使い、和音やアルペジオの打ち込みを行います。 |
| 第6回 | DAWの用語や簡単なショートカット、MIDIの概念について学びます。 |
| 第7回 | Cubase及びMIDIの基礎知識に関する筆記試験を行います。 |
| 中間試験評価方法・評価基準 | |
| 筆記試験を行います。 授業で学んだCubaseの使い方を理解しているか、そしてMIDIの基本的な知識を問います。 出席率:20% 平常点:20% 試験:60% | |
| 第8回 | 課題曲を配布し、譜面に従って打ち込みを行います。 |
| 第9回 | ステップ入力を使い、和音の入力を効率化します。 |
| 第10回 | クオンタイズ値を変化させて、三連符の入力を行います。 |
| 第11回 | リアルタイム入力を使い、ギター特有の表現を習得します。 |
| 第12回 | ベロシティで変化する音色について学び、ミュートギターやスラップベースの入力を行います。 |
| 第13回 | ドラムの表現方法を学び、よりリアルなサウンドを目指します。 |
| 第14回 | Cubase専用のキーボードショートカットを学び、作業の効率化を目指します。 |
| 第15回 | 課題曲の打ち込みをし、提出を行います。 |
| 期末試験評価方法・評価基準 | |
| 作品提出を行います。 授業で学んだCubaseの各種機能を活用できているか。また作品の完成度を評価します。 出席率:20% 平常点:20% 試験:60% | |
特記事項
授業では、自分のデータを管理するためのUSBフラッシュメモリーが必要です。また、ヘッドフォンの用意もしてください(イヤホンと変換プラグでも可)