2025年度シラバス

尚美ミュージックカレッジ専門学校

科目名PAⅠ
担当講師名伊東 辰悟、成嶋 慎二、佐藤 清志
学科音響・映像・照明学科
コース
専攻楽器グレード等
年次1年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

コンサート、イベント等で音響技術者としての実務経験を持つ

授業内容

ケーブルの巻き方、マイクスタンドの立て方、機材の仕込みから設定などの基本的な技術を演習を通してトライ&エラーで学んで行きます

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

講演会やトークライヴなどのPAの仕事が出来るレベルまでの技術の習得

授業計画

第1回授業の流れについて
学校の機材の借り方、機材庫と機材の場所の把握、ケーブルの巻き方、
第2回マイクスタンドの立て方、スピーカースタンドの立て方、
電源についてテスターを使用して電気が来ているのか、
ケーブルの引き回し方、
第3回スピーカー(SX300)を一人もしくは二人で立てられるようになる、声掛けなども含め。
重い物・大きい物(アンプラック等)の持ち上げ方。
ミキサーについて、ケーブルの繋ぎ方
第4回仕込み方について、アウトとイン
音響の転換について
CDプレイヤー・iPod等の繋ぎ方
第5回ハウリングは何故起きるのか
ハウリングマージンの取り方
グラフィックイコライザーの役目とつなぎ方
第6回ダンスイベント(たたき)仕事のやり方について
グラッフィックイコライザーを使った音質の調整の仕方について
第7回実技試験
中間試験評価方法・評価基準
評価方法は、実技試験で行います。決められた時間内に適切な仕込み、結線を行い、音響調整を行います。トラブルがあった場合は、その対応能力も評価の対象とします。実技試験70% 出席率30%
第8回仕込み図、回線表の見方について
機材準備の方法
マルチケーブルを使った繋ぎ方について
第9回パラレル接続
スピーカーチェックのやり方
マイクチェックのやり方
キャッチロック
第10回位相について
正相と逆相、スピーカーの位相チェック
第11回周波数について
ハウリングマージンを利用したグラフィックイコライザーの使い方
第12回仕込みの細かい順番を理解する
バラシ(片付け)の順番・注意点について
順番を意識した仕込みバラシの実践
第13回模擬試験
実技試験についての要点・注意点の確認
第14回実技試験とレポート
第15回実技試験とレポート
期末試験評価方法・評価基準
実技試験50% 出席率30%
平常点20%