科目名 | 照明Ⅱb |
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担当講師名 | 源 直樹、菅 温子、青木 美恵 |
学科 | 音響・映像・照明学科 |
コース | |
専攻/楽器/グレード等 | |
年次 | 1年次 |
学期 | 秋学期 |
授業の形態 | 演習 |
担当科目に関連する実務経歴
講師はコンサートやライブ、バレエ、ダンス、ミュージカルなどの舞台照明の実務経験があります。
授業内容
仕込みの練習やシーリングの照明器具を触りながら、実践して、照明の知識を高める。
また、PAテストに合流し、実際に歌っている人に照明を曲に合わせて、オペレートする。
"前期に習得した知識や技術を反復しながら、さらに能力を高めていきます。
光の方向性や色の相性などを理解し、仕込み図を書けるように光の出し方や色の組み合わせを考え、学び、実践に近い形で調光卓を操作します。"
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
照明器具の取り扱いの注意点や照明の基礎知識。
実際に歌っている人の照明をすることで本番さながらの体験ができる。
明かりのあて方や色の違いを学び、調光卓の操作を理解し、音楽に合わせてオペレートができるようになります。
授業計画
第1回 | 「前期の復習」今まで習ったことを復習する。とくに安全について再確認する。 |
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第2回 | 「光の方向性」仕込み位置、角度の差による光の見え方の違いを理解する。 |
第3回 | 「色について」カラーフィルターを使用し、相性や違い、見え方を理解する。 |
第4回 | 「シュート1」地明かり、ナナメ、バックライト、SS、TOPのシュートを理解する。 |
第5回 | 「シュート2」仮シュートを極め、介錯棒を使用してのシュートを学ぶ。 |
第6回 | 「シュート3」フロント、シーリングのシュートを学び、理解する。 |
第7回 | 中間試験:「実技試験」仮シュートができるか、介錯棒の取り扱いを理解しているか、 フロントシーリングのシュートを理解し操作できるかテストします。 |
中間試験評価方法・評価基準 | |
仕込み図を理解でき、本番ができるように安全、迅速に吊り込み、シュートが丁寧かつ迅速にできるか確認し、返事やコミュニケーションが取れているかも含め、評価します。 出席:30% 平常点:30% 試験:40% | |
第8回 | 「ピンスポットについて」ピンスポットの構造や用語を学び、操作方法を理解する。ピンキューの出し方を理解する。 |
第9回 | 「キューシートについて」拍数や符割り、ダンスのきっかけのとり方などを学びキューシートを作成する。 |
第10回 | 「DMX512について」DMX512について理解する。 |
第11回 | 「LED機材について」LED機材を仕込み、結線を学び、機材について理解する。 |
第12回 | LED機材を操作できるように基本的な動作の仕組みや卓の操作を学ぶ。 |
第13回 | グループやパレットの作成、レジェンドの方法、キューの作成、チェイス、エフェクトの基礎を学ぶ。 |
第14回 | 「明かり作り」自由な曲を選択し、キューシートを作成し、それをもとに打ち込みをしてオペレートをしてみる。 |
第15回 | 期末試験:「実技試験」自由な曲を選択し、曲にあった明かりを打ち込み、オペレートをする。 |
期末試験評価方法・評価基準 | |
PAテストに参加し、本番を体験し、"曲にあった打ち込みができているか、オペレートは間違っていないか確認します。 また、時間内に作業を終えることができ、本番をむかえることができるか、そのためにどのような準備をして、できていないことに対しできるよう努力しているか確認し、評価します。 筆記試験も行い、入学した頃に覚えたことから総まとめで出題します。 出席:30% 平常点:30% 試験:40%" |