科目名 | 朗読Ⅳ |
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担当講師名 | 望月 ゆかり |
学科 | 声優学科 |
コース | |
専攻/楽器/グレード等 | |
年次 | 2年次 |
学期 | 秋学期 |
授業の形態 | 演習 |
担当科目に関連する実務経歴
劇団民藝に所属。全都道府県での舞台公演、及び朗読劇、朗読、TV、CM、映画に出演。又、日活芸術学院、タレントスクール、サークル等において、演技や朗読の講師を務める。
授業内容
前半は朗読劇の形態に挑戦します。群衆の表現などを学びます。
後半は昭和より前の作品に取り組みます。難しい作品ですが、日本語の美しさを実感しつつ、更に朗読力をつけていきます。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
努力したことによる成果を最後に感じることができれば、これから先どんな困難にぶつかっても、必ず乗り越えられるはずです。そのために、今の自分に欠けていることは何か、何を学ぶべきか、どう努力すればいいか…そういったことを常に考えられ、実行できる人になってもらうことが目標です。
授業計画
第1回 | ベストパフォーマンスライブに向け舞台上で表現する技術を身につけ、何よりも物語の世界を豊かに表現できるよう取り組んでいきます。①グループに分け、それぞれに作品の理解度を深めていきます。 |
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第2回 | ②どんな表現が可能か各グループでさぐっていきます。 |
第3回 | ③グループごとに披露しあい、お互いの感想など伝えあいます。 |
第4回 | ライブにむけ、担当箇所を決め、全員で作品を作っていきます。 |
第5回 | 繰り返し稽古します。 |
第6回 | 最後の追い込みです。ライブで最高の作品を披露できるように練度を上いきましょう。 |
第7回 | ライブに向け最終調整をします。試験はライブ本番とします。もちろん、そこまでの取り組み方も評価します。 |
中間試験評価方法・評価基準 | |
ベストパフォーマンスライブ本番とそこに至るまでの取り組み方を試験とします。自分の役割を自覚できているか、協働できているか、演者として魅力あるパフォーマンができているかをみます。 | |
第8回 | 昭和より前に書かれた作品に挑戦します。 ①全体を読み、内容を理解していきます。 |
第9回 | ②本文をいくつかに分け、一箇所ずつ読んでいきます。 |
第10回 | ③登場人物の特徴や、文体の特徴をディスカッションしながら読んでいきます。 |
第11回 | ④グループ分けと、本文のパート分けをしていきます。担当パートは一つではなく、どのパートも読めるようにしていきますが、まずは一つのパートを読みます。 |
第12回 | ⑤前回とは違うパートを読みます。 |
第13回 | ⑥更に違うパートを読みます。 |
第14回 | ⑦どのパートを誰が受け持つのが良いか考えます。場合によってはパートの箇所を微調整して、より良い作品になるよう読んでいきます。 |
第15回 | 発表形式で試験を行います。 |
期末試験評価方法・評価基準 | |
ただ読むだけでは通じない作品です。それを人前で披露できるだけの力がついたか、またはつくべく努力してきたかをみます。 出席率:30% 平常点:30% 試験:40% |
特記事項
授業は対面式ですが、特別な状況下においては遠隔レッスンにて対応いたします。
授業内容は理解度や進行度によって変更になる場合があります。
身体を動かしますので、運動できる服装で出席してください。