2025年度シラバス

尚美ミュージックカレッジ専門学校

科目名上演Ⅲ
担当講師名伍堂 哲也
学科声優学科
コース
専攻楽器グレード等
年次2年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は、劇団俳協に所属し、俳協や他の場で演出家としての実務経験を持ちます。舞台制作は、付随して指導します。

授業内容

舞台での演技のための体作り。鑑賞に耐える姿勢や動作、発声や発音ばかりでなく、読んで理解し表現する能力を自ら発見します。
歌って踊れるエンターテイメントを目指し、歌、ダンスの授業と連携を持って、堂々とステージに立てることを目的とした作品作りをします。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

・積極的、意欲的に取り組みましたか。
・実践から学び、実際にやってみます。
・自分の個性を主張し、楽しんで自分を表現できましたか。

授業計画

第1回演技の相対性1
役作りについて
第2回身体コントロール力1 演技ウォームアップ
演技ウォームアップ方法を実際にやりながら習得します。
第3回身体コントロール力2 声について
声の方向性、距離、明暗、音域、etc
第4回身体コントロール力3 意識について
意識の方向性、どこに向けて意識を伝えたいか、確認し実践から習得します。
第5回身体コントロール力4 台詞
台詞を言うことで、様々なものを学びます。
第6回身体コントロール力5 対話
相手との実践の中で対話を成立させます。
第7回1クォーター総括
各自クリアすべき目標をたてます。個別アドバイス。自主練習方法。
中間試験評価方法・評価基準
出席率50%、観察力、理解力、集中力、受講態度50%
第8回台本を読む1 読み合わせ。
実際に台本を読んでみます。
第9回台本を読む2 役にアプローチする実験
自分がその役になるとは・・・
第10回台本を読む3 役にアプローチする実験
前回に引き続き役へのチャレンジで様々な事を習得します。
第11回台本を読む4 役を掘り下げる読み方
役を追求し分析しながら、自分の表現とつなげていきます。
第12回台本を読む5 キャスティング準備
自分を知り、役と自分をすり合わせます。
第13回役をつかむ1 キャスティング準備
更に追及をします。
第14回役をつかむ2
キャスティング決定
第15回2クオーター総括
チーム演技発表。個別アドバイス
期末試験評価方法・評価基準
積極性と出席率60% 技術修得度 40%

特記事項

授業は対面式ですが、特別な状況下においては遠隔レッスンにて対応いたします。

科目名上演Ⅲ
担当講師名坂本 岳大
学科声優学科
コース
専攻楽器グレード等
年次2年次
学期春学期
授業の形態演習

担当科目に関連する実務経歴

講師は、舞台俳優としてストレートプレイやミュージカルを中心に舞台公演に出演。朗読公演なども行います。

授業内容

舞台での演技を前提として、シアターゲームやボディーワーク、開口発声訓練の基礎など行います。合わせて、実際のテキストを使って「シーンワーク」を行い、台本・人物分析力、台詞術を高めて演技に結び付けられる事を目指します。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

台本・人物分析に基づき、1年次より演技に深みが増すことを目標とします。また台本分析を通し「自分の考えを自分の言葉で」まとめられるようになる事を目指します。

授業計画

第1回年間の内容と夏休み明け提出課題の説明をします。自己紹介をしてもらい、シアターゲームをしてコミュニケーションをはかります。
第2回引き続き沢山のシアターゲームを通してコミュニケーションをはかりつつ、自身の五感を使っていくことを体験します。
第3回ボディーワークの基礎を教え、自身の身体について勉強していきます。
第4回前回のワークの続き。自身の身体への意識やコントロールすることを学びます。
第5回テキスト(台本の台詞)を使って、開口発声や母音について勉強します。
第6回引き続きテキストを使い、前回勉強したことを台詞に反映させていきます。
第7回1クォーターで学習したことを、テキストに反映させてシーンとしてまとめます。
中間試験評価方法・評価基準
出席率や遅刻の有無、授業への積極性など、先ずは演技の実力よりも「意欲」に重点を置きます。その上で、コミュニケーション能力や台詞術の力量を評価します。出席率40%・平常点30%・試験30%
第8回テキストを使い、シーンワークの基礎を勉強します。
第9回シーンワークの基礎となる「言葉」と「交流」について掘り下げます。
第10回先の2回で学習したことを、実際のシーンで実践してみます。
第11回前回の続き。小返しの稽古で役と場面をより深めることを目指します。
第12回テキストから一度離れて、「即興」を行い言葉や動きを生み出すことを体験します。
第13回前回の続き。場面の中で、自分自身の「衝動」を感じて動ける事を目指します。
第14回今季勉強してきたことをシーンの中でまとめてみます。
第15回業公演候補作品の読み合わせ兼、キャスティングオーディションを行います。
期末試験評価方法・評価基準
出席率や授業への意欲、夏休みの課題レポートの内容、授業で学んだ演技に対しての力量を総合的に判断して評価します。
出席率30%・平常点30%・試験40%