| 科目名 | アニメ・外画/声の演技Ⅰ |
|---|---|
| 担当講師名 | 氷上 恭子 |
| 学科 | 声優学科 |
| コース | |
| 専攻/楽器/グレード等 | |
| 年次 | 2年次 |
| 学期 | 春学期 |
| 授業の形態 | 演習 |
担当科目に関連する実務経歴
株式会社マウスプロモーションに所属し、アニメ・外画(吹き替え)・ナレーション・ゲームキャラクターなど、声優としての実務経験を持ちます。
授業内容
アニメのアフレコ、海外作品の日本語吹き替えを体験します。マイクの使い方やスタジオマナーなども含め、実習を通してマイク前の演技を体験します。発声・発音・アーティキュレーション(滑舌・言葉の調子)も随時、見直しチェックします。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
自分で考え、想像し、イメージしたものを、言葉と声を使い、演技・表現できます。
演出、アドバイスを受け、素早く対応できます。
授業計画
| 第1回 | ガイダンス、自己紹介。授業の進め方を説明し、目的を確認します。機材の扱いも確認します。 |
|---|---|
| 第2回 | スタジオマナーやマイクの使い方など、実際の課題を用いて説明します。 |
| 第3回 | 課題①-1アニメ作品。台本の見方(記号や専門用語など)を説明・確認の後、全体で本読みをします。 |
| 第4回 | 課題①-2アニメ作品。映像確認をし、配役をしてアフレコをします。テスト、本番で録音し、録った音声を確認して各自にF.Bしていきます。 |
| 第5回 | 課題①-3アニメ作品。前回のアフレコを踏まえ、各自演技や表現の注意点に留意し、マイク演技を進めます。また配役を変えてアフレコします。 |
| 第6回 | 課題②-1海外作品吹き替え。台本の本読みから始め、作品全体の把握と役の立ち位置や役割を読み取ります。 |
| 第7回 | 課題②-2海外作品吹き替え。映像チェックの後、配役してテスト→アフレコ(収録)→確認→F.Bをします。アニメ作品との違いなども確認します。 |
| 中間試験評価方法・評価基準 | |
| 出席率:40% 受講態度(授業への積極性や予習・復習など):30% 技術(演技、内容理解、発声、活舌など):20% その他:10% | |
| 第8回 | 課題②-3海外作品吹き替え。前回の続き。配役を変え、アフレコ(収録)→確認・F.Bをします。 |
| 第9回 | 課題③-1アニメ作品。本読みから役の性格や他の役との関係なども理解し、映像チェック、マイク演技へと進みます。 |
| 第10回 | 課題③-2アニメ作品。前回の続き。配役後、テスト→アフレコ(収録)→確認、F.Bと進め、各々が自身で気付いたことを踏まえ、再度マイク演技を行います。 |
| 第11回 | 課題③-3アニメ作品。前回の続き。配役を変えて、各自の注意点に留意しながらアフレコ(収録)→確認、F.Bをします。 |
| 第12回 | 課題④-1海外作品吹き替え。本読みで役の感情を理解し、心理的・身体的行動とその流れを把握してセリフに連動させます。 |
| 第13回 | 課題④-2海外作品吹き替え。前回の続き。本読みで得た感情や呼吸を映像に合わせマイク演技をします。アフレコ(収録)→確認・F.Bと進めます。 |
| 第14回 | 課題④-3海外作品吹き替え。前回の続き。配役を変え、アフレコ(収録)→確認・F.Bをします。 |
| 第15回 | 春学期のまとめ、総括。演習を補いつつ各々の課題に取り組めたか確認し、秋学期に向けて課題・目標を見直します。 |
| 期末試験評価方法・評価基準 | |
| 出席率:40% 受講態度(授業への積極性や予習・復習など):30% 技術(演技、内容理解、発声、活舌など):20% その他:10% | |