科目名 | コーラスワークⅠ |
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担当講師名 | 藤原 美穂 |
学科 | ヴォーカル学科 |
コース | |
専攻/楽器/グレード等 | |
年次 | 2年次 |
学期 | 春学期 |
授業の形態 | 演習 |
担当科目に関連する実務経歴
メジャーレーベルで多数の作品を発表、また多方面アーティストのサポートを務めてきた現役歌手の講師による実践的なテクニックを、あらゆる方面から見つめます。自分の今まで歌っていた声以外の声を意識できるようにします。オーディション対策、ステージに立つ者としての自覚を促します。譜面を読み、歌う、調音、スケール練習を毎回やって行きます。身につけるべき、最低限の音感、礼儀、常識を、実質的に学びます。
授業内容
ハノン1番~階名歌唱を毎回します。コールユーブンゲン4分の4:C調を、毎回読譜歌唱します。
Key=Cの課題曲のコーラス譜面を読み、歌唱練習します。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
進行を正確に読み、バンドやオケとの連携を理解します。コールユーブンゲンで読譜に慣れるように反復練習し、インターバルを身につけて行きます。
授業計画
第1回 | 自己紹介・アンケートへの書き込み・質疑応答します。1分以内のMCをやってもらいます。 |
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第2回 | 一人ずつ好きな曲を歌唱し、音域確認し、パートの希望を聴きます。 |
第3回 | 第1課題曲を視聴し、パートを確認します。 |
第4回 | コーラスにおける呼吸を解説します。身体のしくみを理解し、声と息のバランスについて考えながら声を出して行きます。 |
第5回 | ブレンドをよくするための発声習得します。 |
第6回 | 1クオーター試験。(1週早いが毎回そこを目標に課題を仕上げる)課題曲歌唱とその時のハノン歌唱をします。 |
第7回 | 実技試験リハーサルを各クオーター毎、行います。マイクの使い方、見せ方、動きなど、クラス全員でディスカッションします。 |
中間試験評価方法・評価基準 | |
まずは、簡単な1曲を全員で、最低限、音程のみ仕上げます。映像も観て、ステージパフォーマンスにコーラスの役目は何なのかを知る。毎回、何が不足しているかを考え、コーラスにおける大切な個の役割を学びます。チームワークありきなので、まずは出席率50%、平常点30%、試験実技20%。 | |
第8回 | 実技試験を一人ずつ反省し、ディスカッション。次への課題を確認しあいます。 |
第9回 | 課題曲-2の決定をします。聴音、3和音の聞き分けを毎回のトレーニングに加えます。移動ドについて理解します。 |
第10回 | コーラス譜を書く準備をします。音符カードでリズムの書き方を訓練します。 |
第11回 | リズムの書き方、感じ方、伝達手段としての楽譜の認識をします。 |
第12回 | オーディションを受けるにあたってなど、夏休み前の心構えを含め、社会を意識してもらいます。 |
第13回 | 立ち方、マイクスタンドの使い方、動き方など、課題曲歌唱も見せ方を学びます。 |
第14回 | 2クオーター試験。課題曲実演します。 |
第15回 | 実技試験リハーサルを行います。マイクの使い方、見せ方、動きなど、クラス全員でディスカッションします。 |
期末試験評価方法・評価基準 | |
子音や呼吸を合わせることを、どこまで理解できるか。オケとの兼ね合いで、大切なアタックや音を切るタイミングを、合わせる力が備わるかを評価します。出席率40%、平常点30%、試験30%。 |