2026年度シラバス

尚美ミュージックカレッジ専門学校

科目名スタイル別作曲技法B(劇伴作家)Ⅰ
学科アレンジ・作曲学科
コース
専攻楽器グレード等全専攻・選択
年次2年次
学期春学期
授業の形態演習

担当講師名

三浦 良明

担当科目に関連する実務経歴

講師は作曲家として歌や劇伴、またマニピュレーターとしての音楽制作における実務経験、キャリアがあります。

授業内容

映像コンテンツにとって必要不可欠な映像音楽。そのため、求められる曲調が幅広いです。専門性が高いため、アカデミックな学習内容と演習を多く含みます。

到達目標(この授業で何ができるようになるのか)

春学期では、劇伴において使用頻度の高い、およびレコーディングされる機会の多いパートを中心に制作方法を学び、知識・技術を習得します。

授業計画

第1回【ガイダンス】
シラバスを説明します。映像作品制作の全体像や音楽制作のワークフロー、映像コンテンツごとの制作方法の違い、ダビングや映画音響等、劇伴に関係する概要を解説します。
第2回【ストリングス①】
各楽器の特徴、音域、奏法、アーティキュレーション、打ち込みと生の違い、打ち込み方法を学び、演習します。
第3回【ストリングス②】
和音のヴォイシング、基礎的な禁則、限定進行を学び、演習します。
第4回【ストリングス③】

ストリングス・アレンジの型を学び、オーケストラと歌モノの書き方の違いを演習します。
第5回【ウッドウィンズ】
各楽器の特徴や音域、ヴォイシング、打ち込みと生の違い、打ち込み方法を学び、演習します。
第6回【ブラス】
各楽器の特徴や音域、ヴォイシング、打ち込みと生の違い、打ち込み方法を学び、演習します。
第7回【ウッドウィンズ+ブラス+ストリングス】
3つのセクションを用いたオーケストレーションを学び、演習します。
中間試験評価方法・評価基準
ピアノをもとにフルオケ・アレンジされた音源の音源提出。授業内容の習熟度を評価します。
課題提出 : 50% 出席点 : 50% ※遅刻は素点より減点。※遅刻は素点から減点となります。
第8回【編入楽器】
使用される頻度の高いピアノ、ハープ、ギター、チェンバロ、チェレスタなど、各楽器の特徴や音域、ヴォイシング、打ち込み方法やコツを学び、演習します。
第9回【パーカッション・ドラム・リズムループ】
種類やよく使われる音源、打ち込み方、音作りを学び、演習します。
第10回【民族楽器】
使用される頻度の高いケルト、ガムラン、インド等の生楽器を学び、演習します。
第11回【クワイヤ・ソロボーカル】
一般的なSATBのほか、使用される頻度の高いソロボーカルやブルガリアンボイスについて、特徴や音域、ヴォイシング、打ち込み方法を学びます。
第12回【楽曲スケッチ】メロディ、コード、リズム、転調、楽曲構成の考え方を説明し、楽曲スケッチの制作を演習します。
第13回【さまざまな音階】
教会旋法、全音音階、民族音階を用いた作曲法を学び、演習します。
第14回【スコア・パート譜】
劇伴のREC用スコアやパート譜の作り方を学びます。
第15回【ステム・パラデータ】
劇伴のREC用ステム、MIX用パラデータ、クリックやProToolsプロジェクト等の作り方を学びます。
期末試験評価方法・評価基準
フルオケの自作曲の音源とスコア提出。授業内容の習熟度を評価します。
課題提出 : 50% 出席点 : 50%
※遅刻は素点から減点となります。