尚美ミュージックカレッジ専門学校 管弦打楽器学科
管弦打楽器学科[2年制]
音楽総合アカデミー学科管弦打楽器コース[4年制]

尚美ミュージックカレッジ専門学校 管弦打楽器学科

<ブログTOPへ戻る <過去のイベントレポートTOPへ戻る

第29回 日本管打楽器コンクールで卒業生が入賞!

武藤 卓 高橋 美奈子 小川 敦
※左から武藤 卓、高橋 美奈子、小川 敦(敬称略)。写真は在学中のものです。

公益財団法人 日本音楽教育文化振興会主催の「第29回 日本管打楽器コンクール」において、3名の本学卒業生が優れた成績を収めました。

【ユーフォニアム部門】

第3位 (※1位該当者無し)
武藤 卓 (2007年 管弦打楽器学科 卒業、2009年 音楽総合アカデミー学科 卒業)

入選
高橋 美奈子 (2007年 管弦打楽器学科 卒業、2009年 音楽総合アカデミー学科 卒業)

【ホルン部門】

第3位
小川 敦 (2009年 音楽総合アカデミー学科 卒業)

3名とも在学中から各種コンクールやオーディション等に積極的にチャレンジし、また学内においても尚美ウインドオーケストラやSHOBI シンフォニーオーケストラで首席奏者を務めるなど活躍、卒業後も各方面で精力的に音楽活動を展開しています。

卒業生の今後の活躍にもご期待下さい。

広瀬勇人先生作曲の「ダビデの栄光」がバイエルン州吹奏楽コンクールの課題曲に!

広瀬勇人先生SHOBI 卒業生であり、現在、音楽総合アカデミー学科(4年制)で講師を務める広瀬勇人先生の作品「ダビデの栄光」が、ドイツ・バイエルン州吹奏楽コンクールの2011-12年の課題曲に採用されました。

この楽曲は、SHOBI アカデミーウインドオーケストラが広瀬先生に委嘱した作品で、2009年1月に行われた「SHOBI ウインドフェスティバル2009」で初演されました。
物語性のある楽曲構成と華やかなサウンドはたちまち話題となり、オランダの出版社デ・ハスケから出版されるや、日本のみならず世界中で演奏される作品となりました。

SHOBI アカデミーウインドオーケストラ(指揮:加養浩幸)による
初演時の映像はこちらから!(HARMONIE-TV)

同コンクールの課題曲に広瀬先生の作品が選ばれたのは2005年の「アメリカン序曲」に続いて今回が2回目です。

なお、来年2月初旬に尚美バリオホールで行われる「2011 SHOBI WINTER BAND FESTA!」でも、SHOBI アカデミーウインドオーケストラによる広瀬先生の最新作が初演される予定です。こちらもお楽しみに!

【関連リンク】

「尚美ウインドオーケストラ ポップスセレクション」リリース!

photo

2010年7月30日、尚美ミュージックカレッジのオリジナルレーベルより

SHOBI WIND ORCHESTRA POPS SELECTION
〜尚美ウインドオーケストラ ポップスセレクション〜

をリリースしました。

ポップスのスタンダードナンバーを、天野正道、熱田公紀、日下将太郎、坂本浩志による全曲書き下ろしアレンジで収録!尚美ウインドオーケストラと、オリタノボッタ氏、ティム・モリソン氏(元・ボストンポップスオーケストラ首席トランペット奏者)ら、豪華ゲストプレイヤーとの競演もたっぷり堪能できます!

アレンジャーとゲストプレイヤーはSHOBI 講師陣から起用、バンドメンバーとレコーディングスタッフは全員SHOBI 在学生・卒業生という『Made in SHOBI』なところも今回のポイント。

平均年齢22歳の若いメンバーによるフレッシュなサウンドをお楽しみください!

曲目一覧・試聴はこちら!

【在学生の活動】「PMFオーケストラ」公演に参加した小川敦君(アカデミー学科4年)にインタビュー

レナード・バーンスタインの提唱で始まった国際教育音楽祭「パシフィック・ミュージック・フェスティバル」(PMF)のオーディションに合格し、世界的な指揮者 ファビオ・ルイージのもとでの演奏を経験したアカデミー学科4年・小川敦君(ホルン専攻)に突撃インタビューしてみました。

―― いつごろこの「PMFオーディション」を受けてみようと思ったのですか?
(2007年の)12月上旬くらいですね。オーディションが1月下旬だったので、その2ヶ月前くらい。広瀬勇人先生が配っていたチラシで興味を持って、そのあとインターネットでいろいろと調べました。

―― 今回の「PMFオーケストラ」のオーディション合格者一覧を見てみると、海外からの参加者の名前がかなり多いですよね。オーディション合格はまさに「狭き門」だったと思うのですが、合格を知ったときはいかがでした?
オーケストラ全体では100人以上の大編成でしたが、ホルンの席は6席だけだったのでとても驚きました。しかも僕以外はほとんどが海外の方で…。

―― ちなみにオーディション内容はどういったものだったのですか?
ベートーヴェンの「交響曲第7番」、ストラヴィンスキーの「火の鳥」、R.シュトラウスの「英雄の生涯」のホルンパート(ハイパート)を演奏するいわゆる「オーケストラスタディ」というものと、R.シュトラウスの「ホルンコンチェルト第1番」のソロパートを演奏する、というものでした。

―― 本番を含め、実際に「PMFオーケストラ」に参加した感想をお願いします。
僕が乗ったのは、R.シュトラウスの「ドン・キホーテ」を演奏するCプログラムでしたが、指揮者のファビオ・ルイジ氏をはじめとする世界レベルの音楽家や世界中の同年代の人たちと触れ合えたのが何よりも貴重な経験でした。pppでの美しい音を聴いたときには「さすが世界レベルだな」と実感しましたね。リハーサルを含め10日前後の短い期間でしたが、学ぶことも多く、とても充実した日々でした。

―― 最後に、今後の抱負を聞かせてください。
まだまだ音楽の勉強を続けたいので留学という選択肢も視野に入れていますが、同時に、国内のオーケストラのオーディションに挑戦して、プレイヤーを目指していきたいと思っています。

―― ありがとうございました。

小川 敦 プロフィール
群馬県出身。亜細亜大学経営学部を卒業後、東京ミュージック&メディアアーツ尚美音楽総合アカデミー学科に編入学。これまでにホルンを宮内寛之、並木博美、澤敦の各氏に師事。室内楽を池田英三子、太田茂、澤敦の各氏に、編曲法及び指揮法を広瀬勇人氏に、吹奏楽指導法を佐藤正人氏に師事する。現在ホルンを中心に指揮、編曲、楽器指導やアンサンブルなど幅広く活動している。第38回東京国際芸術協会新人オーディション合格、第18回レ・スプレンデル音楽コンクール奨励賞、第39回国際芸術連盟新人オーディション室内楽部門合格、第6回東京音楽コンクールセミファイナリスト、PMF2008オーケストラアカデミーに参加。金管5重奏「Petit Riviere Ensemble」主宰。

【在学生の実績】 ディプロマ科2年・芹澤美帆さんが「第24回日本管打楽器コンクールクラリネット部門」第4位入賞!

日本音楽教育文化振興会主催の「第24回日本管打楽器コンクール クラリネット部門」で、本学ディプロマ科 管打楽器専攻2年・芹澤美帆さんが第4位入賞しました。

先日学内で行われた「ディプロマフレッシュコンサート2007」にも優秀者として出演した芹澤さん。プロへの登竜門のみならず、現役のプロ奏者も多数挑戦するハイレベルなコンクールとして名高いだけに、芹澤さんの今後にも期待が持てます。

【第24回日本管打楽器コンクール クラリネット部門 本選結果】
1位:Stolbov Ivan(マリンスキー歌劇場管弦楽団ソリスト)
2位:Carter Timothy Wild(名古屋フィルハーモニー交響楽団首席奏者)
3位:Julien Herve(ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団首席奏者)
4位:芹澤美帆(東京ミュージック&メディアアーツ尚美ディプロマ科在学中)
5位:柳瀬なつみ(東京芸術大学卒業)

◆芹澤美帆 プロフィール
静岡県浜松市出身。愛知県立芸術大学卒業。在学中、学内オーディションにより選抜され、「室内楽の楽しみ」演奏会に出演。同大学卒業演奏会、読売中部新人演奏会出演。第21回静岡県学生音楽コンクール高校生の部第3位。第1回、第3回ヤングクラリネッティストコンクール入賞。クラリネットを亀田悦子、熱田敬一、黒岩義臣、三界秀実の各氏に師事。現在、東京ミュージック&メディアアーツ尚美 コンセルヴァトアールディプロマ科 管打楽器専攻2年次在学中。