2020年7月4日(土)、文京シビックホール大ホールにて吹奏楽団としてコロナ禍における演奏活動を安全に再開することを目的に、シエナ・ウインド・オーケストラと公益財団法人文京アカデミーが共同で実施した検証試演会が行われました。
尚美ミュージックカレッジ専門学校は、産学協力協定を結ぶシエナ・ウィンド・オーケストラと演奏協力の形で管弦打楽器学科、音楽総合アカデミー学科及びコンセルヴァトアールディプロマ科の在学生が参加。
新日本空調株式会社の協力により、微粒子可視化システムを用いて舞台上で飛沫の可視化実験や浮遊粒子量の計測、また別途クリーンルームにて楽器個別の発塵特性についての可視化実験が行われました。

検証は、原田慶太楼氏の指揮により《スター・ウォーズより”メインテーマ”》、《エルザの大聖堂への行列》、《星条旗よ永遠なれ》の3曲を試演し、各奏者の間隔を1.5m、次に1.0mで行い、それぞれ飛沫と思われる粒子の増加の有無を撮影、調査を行いました。

シエナ・ウインド・オーケストラのサイトにて公開された「報告と対策」では、具体的な対策と合わせて今後の吹奏楽の演奏会や練習時の指針になる貴重な情報が掲載されています。ぜひご覧ください。

シエナ・ウインド・オーケストラ 新型コロナウイルス感染症対策検証試演会《報告と対策》

本学では、引き続き安心して授業・レッスンの運営が行えるよう感染リスク軽減に努めてまいります。