尚美ミュージックカレッジ専門学校 コンセルヴァトアールディプロマ科 管打楽器専攻

コンセルヴァトアール ディプロマ科 2012年度公開講座

コンセルヴァトアール ディプロマ科では、国内外で活躍されている演奏家・音楽家をお招きしてマスタークラスレッスンや特別講座を随時実施しています。ここでは、2012年度に行われる公開講座の一部をご紹介しています。

公開講座は、音楽を学ばれている学生の方も含め、広く一般の方々にも聴講していただくことができます。下記リンク先のフォームからお申込みください(新しいウインドウが開きます)。

聴講料:各回1,000円(当日に会場でお支払いください)
申込締切:各講座開催日の2日前まで(※会場の都合で早めに締め切らせていただく場合がございます)

※なお、来年度のコンセルヴァトアール ディプロマ科受講を希望している方は、これらの公開講座を含めて無料で授業見学をしていただくことが可能です。詳細はお申込み時にお問合せ下さい。


磯部 周平 木管オーケストラスタディ特別公開講座

2013年2月20日(水) ※終了しました。
公開レッスン:16:00~19:00
《本館2階 コンベンションルーム》

元NHK交響楽団首席クラリネット奏者である磯部周平氏をお招きし、木管楽器専攻生を対象としたオーケストラスタディ講座を実施します。
実際のオーケストラ入団オーディションを想定し、課題楽曲もそれに即したものを取り上げます。

磯部 周平 (Clarinet)
東京都出身。13歳よりクラリネットを始め平井哲三郎氏に手ほどきを受ける。東京芸術大学を経て1976年同大学院修了。安宅賞受賞。その間北爪利世、千葉国夫、三島勝輔、村井祐児の各氏に師事。東京交響楽団に首席奏者として在籍後、1983年にNHK交響楽団入団。1988~89年ベルリンに留学、.ブラントホーファー氏に師事。元NHK交響楽団首席クラリネット奏者。


石渡 悠史 サクソフォーン特別講座「リサイタルにおけるレパートリー研究」

石渡 悠史

[1] 2012年7月4日(水) ※終了しました。
12:50~15:50
《1号館 1701教室》

[2] 2012年12月5日(水) ※終了しました。
12:50~15:50
《1号館 1701教室》

石渡 悠史氏による、主にサクソフォーン専攻生を対象とした講座です。
デュオ、トリオ、他楽器との楽曲など、独奏と四重奏以外のサクソフォーン楽曲を中心として、演奏論や様式論を展開します。過去の貴重な音源なども取り上げ、レパートリーの拡大、多彩な演奏スタイルの習得、表現力のレベルアップを図ります。

石渡 悠史 (Saxophone)
1938年東京生まれ。1960年東京芸術大学卒業。第28回音楽コンクール入選。2003年まで国立音楽大学教授、現在国立音楽大学名誉教授。日本サクソフォーン協会会長。尚美ミュージックカレッジ専門学校コンセルヴァトアール ディプロマ科 管打楽器専攻 チーフディレクター。


板倉 康明 現代音楽研究講座

2012年4月21日(土) ※終了しました。
開場 13:30
開講 14:00~16:00
《本館2階 バリオホール》

板倉 康明 (Clarinet)
東京生まれ。東京芸術大学附属高校、同大学器楽科卒業。フランス政府給費留学生として渡仏、パリ市立音楽院、パリ国立高等音楽院を卒業。故アンリエット ピュイグーロジェ女史に音楽全般についての薫陶を受ける。在仏中より演奏活動を始め、帰国後は、クラリネットソリストとして数々の作品の初演、オーケストラとの共演、ソロリサイタル、室内楽及び教育等様々な分野で活躍。高い知性と均整のとれた演奏は何れも絶賛されている。海外の音楽祭にも招待されている。クラリネットを、三島勝輔氏、ギィ・ドゥプリュ氏に師事。
また、指揮者としての活動も高い評価を受けていて、意欲的に国内外の現代作品の初演に取り組み、同じく国際的に活動している。演奏家としてのキャリアに立脚した精緻な解釈は高い評価を得ている。第66回、68回と日本音楽コンクール作曲部門本選での演奏及び指揮に対して、コンクール委員会特別賞を受賞。2000年3月、現代音楽の指揮活動に対して第18回中島健蔵賞を受賞。
東京シンフォニエッタ音楽監督。


辻本 憲一 金管室内楽講座

2012年5月18日(金) ※終了しました。
17:30~19:30
《本館2階 バリオホール》

室内楽を通して、オーケストラプレイヤーとして必要なアンサンブル能力を高める講座です。金管楽器専攻生により10人の編成を組み、スタイルの違う3作品を取り上げます。
講師は東京フィルハーモニー首席トランペット奏者の辻本憲一氏。
講座終了後には辻本氏によるミニコンサートも予定しています。

辻本 憲一 (Trumpet)
1994年東京芸術大学音楽学部器楽科に入学。在学中、1996年第65回日本音楽コンクール第2位、特別賞受賞。第13回日本管打楽器コンクール第2位受賞。1997年東京フィルハーモニー交響楽団に入団。1997年東京芸術大学音楽学部器楽科を卒業。2000年~2001年アフィニス文化財団の奨学金でドイツ、ハンブルグに留学。留学中エリーゼマイヤーコンクール第1位受賞。帰国後東京フィルハーモニー交響楽団首席奏者に就任。
これまでにトランペットを野間裕史、北村源三、杉木峯夫、福田善亮、マティアス・ヘフスの各氏に師事。


バジル・クリッツァー アレクサンダーテクニーク[ボディマッピング]講座

2012年5月29日(火)※終了しました。
18:00~20:00
《2号館 2302教室》

演奏家における身体の使い方や、身体本来の構造を正しく学ぶ事で演奏上の能力や音楽性を向上させることを目的とし、アレクサンダーテクニーク、およびそれを母体としたボディマッピングの講座を行います。
講師はホルンプレイヤーでもあり、管楽器演奏法とアレクサンダーテクニークの関係を長年研究されてきたバジル・クリッツァー氏。

Basil Kritzer
ホルン&金管トレーナー、京都華頂高校音楽科ホルン専攻科講師。
アレクサンダーテクニーク・スタジオ BODY CHANCE 通訳。1984年9月香港生まれ。日本育ち。アメリカ国籍。立命館高校卒業。
2008年7月 エッセン・フォルクヴァング芸術大学卒業。在学中、ケルン室内歌劇団などで客演。2008年9月に帰国後、名古屋フィルハーモニー交響楽団、テレマン室内オーケストラ、奈良フィルハーモニー管弦楽団、アンサンブル神戸、あさがおブラスクインテット、宝塚歌劇場管弦楽団、ウィンドアンサンブル奏、オーケストラ華夏などで客演。2009年9月には京都祝祭管弦楽団第4回定期演奏会にて吉永雅人(新日フィル)氏、水無瀬一成(名古屋フィル)氏らとシューマンのコンチェルトシュテュックをソリストとして共演。2010年、PrimoPasso Orchestraの定期演奏会にてモーツァルト作曲ホルン協奏曲第3番を演奏。2010年、管楽器専門誌PIPERSにて4ヶ月に亘り「管楽器のためのアレクサンダーテクニーク」を連載。2011年、京都華頂高校音楽科ホルン専攻科講師に就任。
ホルンをこれまで、逢坂知訓(元京都市交響楽団)小山亮(元京都市交響楽団)フランク・ロイド(エッセンフォルクワング芸大教授、国際ホルン協会会長、フィリップ・ジョーンズ・ブラスアンサンブル)ピップ・イーストップ(ロンドン・シンフォニエッタ他)ルネー・アレン(元マインツ交響楽団他)ウルフリード・トゥーレ(元チューリッヒ交響楽団副主席ホルン奏者)アレン・スパンジャー(ニューヨークフィルハーモニック2番ホルン奏者)の各氏に師事。現在、BODY CHANCE にて通訳としても勤務。シンキング・ボディ・コーチ。ボディ・シンキング・インストラクター。


磯部 周平 クラリネット公開講座

2012年6月28日(木)※終了しました。
公開レッスン:17:00~19:00
ミニコンサート:19:30~20:00
《本館2階 バリオホール》

元NHK交響楽団首席クラリネット奏者である磯部周平氏をお招きし、クラリネット専攻生を対象にマスタークラスレッスンを行います。2012年度 第81回日本音楽コンクール クラリネット部門の課題曲をテーマとして取り上げます。
講座終了後は磯部氏によるミニコンサートも予定しています。

磯部 周平 (Clarinet)
東京都出身。13歳よりクラリネットを始め平井哲三郎氏に手ほどきを受ける。東京芸術大学を経て1976年同大学院修了。安宅賞受賞。その間北爪利世、千葉国夫、三島勝輔、村井祐児の各氏に師事。東京交響楽団に首席奏者として在籍後、1983年にNHK交響楽団入団。1988~89年ベルリンに留学、.ブラントホーファー氏に師事。元NHK交響楽団首席クラリネット奏者。


伊藤 康英 アナリーゼ講座

伊藤 康英

[1] 2012年6月27日(水) ※終了しました。
16:10~19:10
《1号館 1602教室》

[2] 2012年10月17日(水)※終了しました。
16:10~19:10
《本館 コンベンションルーム》

講師に作曲家の伊藤 康英氏を迎え、「時代様式論」と、その「演奏法」の確立を目的とした公開レッスン形式の講座です。各時代の作品について、木管、金管、サクソフォーン、打楽器の受講生によりそれぞれモデル演奏を行い、作曲家ならではの視点から楽曲分析を展開し、演奏家として知っておかなくてはならない知識と奏法を習得します。

伊藤 康英 (Composer)
作曲家。交響詩「ぐるりよざ」などの吹奏楽曲で世界的に知られる。また、ピアノ連弾曲集「ぐるぐるピアノ」シリーズ(音楽之友社)は、「ピアノの新しい楽しさを伝える楽譜」として話題沸騰中。ピアニストや指揮者としても多くステージに立ち、音楽の魅力を楽しく伝えるコンサートは人気を集めている。作風としては、クラシック音楽を基盤としながら、現代人にフィットする音楽作りを目指す。シリアスな音楽からユーモア溢れる音楽、また、心癒される音楽まで、多様な側面を持つ。
作品として他に、オペラ「ミスター・シンデレラ」など200曲の声楽曲、70曲の吹奏楽曲、他、多数の室内楽曲がある。また、最近は教育の分野においても、高校の音楽の教科書はじめ多くの教材に携わる。
東京芸術大学作曲科および同大学院修了。静岡県音楽コンクール・ピアノ部門優勝、日本音楽コンクール作曲部門入賞。現在、洗足学園音楽大学教授、東京芸術大学非常勤講師。


ファブリス・モレッティ サクソフォーン公開講座

2012年11月9日(金) ※終了しました。
公開レッスン:17:00~19:00
ミニコンサート:19:30~20:00 (伴奏:服部眞理子)
《本館2階 バリオホール》

Fabrice Moretti (Saxophone)
1965年、フランスのナンシー近郊生まれのサクソフォン奏者。ナンシー音楽院でジャン・ルデューに学ぶ。国立パリ高等音楽院でダニエル・デファイエに学び、審査員全員一致の一等賞と審査員特別賞を得て卒業。
また、同音楽院で室内楽をクリスチャン・ラルデに学び一等賞を得た。Aix-les-Bainsサクソフォーン・コンクール(フランス)第一位。フェアファックス国際サクソフォーン・コンクール(アメリカ)第二位。パリ国際室内楽コンクール(フランス)第三位。ギャップ・ヨーロピアン・サクソフォーン・コンクール(フランス)第一位。アドルフ・サックス国際コンクール(ベルギー)第三位。
オーケストラ奏者として、リカルド・シャイー、シャルル・デュトワ、マレク・ヤノフスキー、ロリン・マゼール、小澤征爾等一流指揮者のもと、フランス国立管弦楽団、フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団、パリ・オペラ座管弦楽団、モントリオール交響楽団、スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団等と共演。ソロや室内楽の分野でも国際的な活躍を続けている。
パリ市立ベルリオーズ音楽院教授。


ジャック・モージェ トロンボーン公開講座

2012年11月26日(月) ※終了しました。
公開レッスン:16:10〜
《本館2階 バリオホール》

Jacques Maujer (Trombone)
フランス国立パリ音楽院をはじめ、ヨーロッパの各地で指導にも熱を入れる、世界屈指のトロンボーンソリスト。
パリ国立高等音楽院で学び、ドイツのマルクノイキルヘン国際音楽コンクールや、フランスのトゥーロン国際音楽コンクールなどで上位入賞後、ニース・フィルハーモニック管弦楽団の首席奏者としてプロのキャリアをスタートした。その後、パリ・オペラ座管弦楽団のソロ奏者を務め、1990年からはコンサートアーティストとしての活動に専念。現在もソロやアンサンブル、オーケストラとの共演などで世界の聴衆を沸かせ続けている。
人気アーティストでありながら、後進の指導にも熱心なのはモージェ教授の特色だ。パリ高等音楽院で1994年から教えているだけでなく、スイスのヌシャテル高等音楽院、世界各地のマスタークラスでも教鞭をとっている。
モージェ教授は、基礎テクニックを非常に重視する。レッスンでは、呼吸、舌と唇の形、スケール、アルペジオなどを細かくチェックしていく。「私自身これまでに、金管楽器に特有のつまづきをいくつも経験してきたので、うまい解決法がわかる」と教授は言う。


このほかにも公開講座の開催を予定しています。
決定次第、随時掲載していきます。