尚美ミュージックカレッジ専門学校 管弦打楽器学科
管弦打楽器学科[2年制]
音楽総合アカデミー学科管弦打楽器コース[4年制]

2011年度全日本吹奏楽コンクール課題曲のすべて

SHOBI講師陣による課題曲講座

 

II. 天国の島(佐藤博昭)

パート別ワンポイントアドバイス(トロンボーン編/講師・奥村 晃

奥村 晃12小節目からはベルトーンですので、3人のバランス、デクレシェンドの形をしっかり揃えましょう。また3rdは一拍目からのT.Saxと同じ音ですので、そこからしっかり音を拾えるようにしましょう。

24、25小節目のシンコペーションは前のめりにならないように。
34、35小節目の16分音符(特に1、2拍目裏)は聴こえにくくなりやすいですが、タンギングで解決するのではなく、短い音でもしっかり音の中身を聴かせるようにしましょう。

38小節目からのような伴奏形ですが、16分音符が埋もれ、8分音符が大きくなりがちです。できるだけ均等に鳴るようにしましょう。83小節目からはmarc.ですが、堂々とした感じが欲しいので少し長めに、しっかり音色を出しましょう。また、rit.も含め、縦の線をきっちりするために、確実頭 の中で16分音符単位でしっかりカウントを取ることも大切です。

86小節目のrit.はテンポが遅くなるに従って音価も長くしましょう。そこがしっかり鳴ると87小節目以降との場面の違いがしっかり出ます。

【奥村 晃プロフィール】
長野県立上田高校を経て東京藝術大学音楽学部器楽科に入学。1995 年安宅賞を受賞して卒業する。同時に 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団に入団し、1996年からは財団法人新日本フィルハーモニー交響楽団に移籍し、現在に至る。これまで、1991年 第8回日本管打楽器コンクールトロンボーン部門入選、1997年には第14回日本管打楽器コンクールトロンボーン部門第1位を受賞し、同時に東京都知事 賞、文部大臣賞も受賞する。