尚美ミュージックカレッジ専門学校 管弦打楽器学科
管弦打楽器学科[2年制]
音楽総合アカデミー学科管弦打楽器コース[4年制]

2007年度全日本吹奏楽コンクール課題曲のすべて

SHOBI講師陣による課題曲講座

 

II. コンサートマーチ「光と風の通り道」(栗栖健一)

パート別ワンポイントアドバイス(オーボエ編/講師・市原 満)

渡辺 泰( 1 ) 冒頭2拍目ウラの入りが遅れないように(オーボエに限らないけど…)!コツは1拍目でブレス、2拍目8分休符でセッティング。C-Dトリルは当然トリル キー使用だ。

( 2 ) 3小節目16分音符のB♭-Bナチュラルは間の音が入りやすいから要練習。

( 3 ) [B] から旋律とハーモニーが混在するから、全体のバランスに注意して演奏。付点4分音符とタイの表現が短くならないように!でもベターっとなってはダメ。ヴィ ブラートをかけると表現しやすい。

( 4 ) [B] 5小節目、1・2拍目はちょっとジャズっぽく。だーだったったー、の感じ。

( 5 ) [H]の旋律で難しいのはC-D♭のレガート奏法。息の圧力が極端に変化するからよく練習してきれいにつながるようにしよう。

( 6 ) [ I ] の旋律はオーボエにとっては低くてやだね。1小節前は休みだからしっかりセッティングして準備。口の中を狭く「hi」の発音をするようにして、Cが低くならないように注意。

( 7 ) [J] のC-D♭トリルはCのフィンガリングで左人さし指(ハーフホールのキー)を動かす。これが音程ベスト。

( 8 ) [J] 5小節目E♭-FトリルはE♭のフィンガリングで右中指を動かす(第1オクターブキーではなくハーフホールで)。

【市原 満プロフィール】
トランペットを北村源三、北川晋、故金石幸夫の各氏に師事。80年東京芸術大学音楽学部別科修了。同年オーボエに転向。似鳥健彦氏に師事した後、81年ド イツに留学。ベルリンでハンスイェルク・シェレンベルガー(ベルリンフィル)、ミュンヘンで故マンフレット・クレメント(バイエルン放送響)の各氏に師 事。
86年帰国後、多数のリサイタル、ソロコンサートを開催。NHK-FMリサイタル出演等ソロの他、木管五重奏団「アマデウス・クインテッ ト」を主宰、活発に演奏活動を行っている。また全国各地で、吹奏楽コンクール、アンサンブル・コンテスト等の審査員や吹奏楽講習会、オーボエクリニックの 講師を務める他、「バンドジャーナル(音楽の友社)・ワンポイントレッスン(2002年)、MANちゃんの木管アンサンブルの楽しみ(現在連載中)」の連 載等執筆活動も行い、多方面で活躍している。
日本オーボエ協会常任理事、玉川大学芸術学部講師、東京ミュージック&メディアアーツ尚美講師。  (使用楽器:YAMAHA YOB831)