尚美ミュージックカレッジ専門学校 管弦打楽器学科
管弦打楽器学科[2年制]
音楽総合アカデミー学科管弦打楽器コース[4年制]

2009年度全日本吹奏楽コンクール課題曲のすべて

SHOBI講師陣による課題曲講座

 

V. 躍動する魂~吹奏楽のための(江原大介)

パート別ワンポイントアドバイス(パーカッション編/講師・日比一宏)

佐野日出男この曲の打楽器は、全体に発音が大事になります。比較的硬いバチ類を使用して、歯切れのよい音で演奏して下さい。余韻が残ってよいのは、指示(l.v.)のあるものとグリッサンドの付いたTimp.だけです。

冒頭のGlocken.は、一音ずつハッキリと発音したいので、片手だけで演奏しましょう。真鍮などの硬質なマレットがよいでしょう。Xylo.もプラスチック等の硬質なマレットで。
Tom-tomは、横一列ではなく三角形に配置し、スネアドラムのスティックで演奏しましょう。Sus.Cymb.は、薄めのものを、綿糸で巻いた小さな頭のマレットで演奏するとよいでしょう。

図

B.Dr.は、あまり頭の大きくないバチを2本用意する必要があります。Whipは、両手で奏する大きなものがよいでしょう。[1] は、8分音符で記譜されていますが、他の楽器と同様に短く。ヒザ等でミュートしながら叩くとよいでしょう。[4] 前の鈴は、「叩く」より素早く「振る」方がよいでしょう。

【日比一宏プロフィール】
武蔵野音楽大学卒業、同大学院修了。東京吹奏楽団 ティンパニ奏者の他、国内外のオーケストラ、吹奏楽団、スタジオ、テレビ、ミュージカル等で活動。現在、東京ミュージック&メディアアーツ尚美、東京学芸 大学音楽科 各講師。