尚美ミュージックカレッジ専門学校 管弦打楽器学科
管弦打楽器学科[2年制]
音楽総合アカデミー学科管弦打楽器コース[4年制]

2014年度全日本吹奏楽コンクール課題曲のすべて

SHOBI 講師陣による課題曲講座

 

I. 最果ての城のゼビア (中西 英介)

パート別ワンポイントアドバイス(テューバ編/講師・国木伸光)

国木伸光 冒頭2・7・8・13の八分音符は決して短くなり過ぎず、音(息)のスピード感、響きに注意して演奏する様に心掛けましょう。
14小節目の八分音符は、pからですが発音をクリアにしましょう。
[A]からは、拍子が変わります。伸ばしの音ですが、6/8に変わった事を意識してリズムの変化を意識して下さい。
[B] 2・4・6・7小節目の八分音符は、十六音符が2つ分あるという事を意識してしっかり響かせましょう。
[D]からのAlleglo vivoは、音楽の流れを意識して正確なリズムで演奏する様に心掛けて下さい。
その際に、八分音符にスラーが書いてあるところがありますが、リズムが転びやすくなりやすいので注意しましょう。
68小節目からのスラーの書いてある音型ですが、アクセントの音だけを強調するのではなく八分音符の音もしっかり鳴らし和声進行を意識して下さい。
[I]からは、一つ一つの音にしっかり息を入れ長いフレーズ感を意識して演奏しましょう。
115・116小節目の四分音符は音を抜かず、十六分音符に向かって息を入れていくイメージで吹くと上手く行きやすいです。
119小節目も同様の音型ですが、デクレッシェンドが書いてあります。音を小さくしていくというよりは、力を抜いていくイメージの方が良いです。
120小節目の四分音符は、息が足りなくなり音が短くなりやすいので注意して下さい。
[K]4小節目からの二分音符は、和声進行を重視しつつダイナミクスの変化を強調していきましょう。
156・157小節目のテヌートの付いた八分音符は、息を入れたままの状態を確認しつつ舌を付いていく動作をイメージして下さい。
その際に、一つ一つの音が途切れることなく大きなフレーズを意識しましょう。

【国木伸光プロフィール】
北海道生まれ。10歳よりトロンボーンを始め、13歳からテューバを始める。高校在学中、ハーヴィー・G・フィリップスコンクール、アンサンブル部門に於いて 第1位を獲得。高校卒業後、東京コンセルヴァトアール尚美(現・尚美ミュージックカレッジ専門学校)に入学。専門・音楽社会研究・ディプロマの各コースに進学。卒業演奏会に出演。
卒業後、フリー奏者として、オーケストラ、 ブラスアンサンブル、ミュージカル等にて活動中。スタジオ録音(TV・CM等)、各種イベント(世界都市博プレビュー等)をはじめとし、さまざまなジャンルに於いて活動している。NHKの人気番組、『おかあさんといっしょ・ファミリーコンサート』に出演。 1997年、静岡市に於いて、デュオリサイタルを行い好評を博す。 2000年、韓国 済州島アンサンブル・フェスティバル に招待され、コンサートを行い好評を得る。また、同フェスティバルに於いて行われた国際コンクールの審査員を務める。 テューバを佐野日出男・多戸幾久三の両氏に師事。
現在、ブラスアンサンブル・ルスティーク、VIVID BRASS TOKYO、 The Premire Brass Japan 、TUBA GROUP S's、TADウィンドシンフォニーのメンバーとしてクラシックからジャズ・ポップス・ラテンなど、ジャンルにとらわれず 演奏活動を行っている。 尚美ミュージックカレッジ専門学校講師。