尚美ミュージックカレッジ専門学校 管弦打楽器学科
管弦打楽器学科[2年制]
音楽総合アカデミー学科管弦打楽器コース[4年制]

2017年度 課題曲のすべて メニュー

課題曲のすべて

I. スケルツァンド(江原 大介)
<課題曲1>ホルン編

パート別ワンポイントアドバイス(ホルン編/講師・並木博美)

並木博美第1・2小節目の8分音符は実音B♭(Trb.の1stと同じ音域)とF(Trp.の2ndとCl.とA.Sax.の各2ndと同じ音域)で完全5度でスタッカートです。まずはセクションで音程を合わせほかの同じ音域の音合わせやオクターブ下や上のパートとしだいに合わせていきましょう。スタッカート+アクセントはお腹の支えをしっかりしながら強く「タッ!」と発音(強く舌を降ろす)したあとすぐに舌が歯の裏側に戻ってくっついてしまわないことに注意。2小節目もできるだけ一つ一つで舌の動きをコントロールします。次の音の発音の際に舌をつけて発音する奏法を身につけましょう。

5小節目八分音符は舌をつかずアウフタクトの四分音符から発音を「トゥー・ウ!」(息だけ出してやってみて「ウ」のところにお腹を使って速くて短い息を一瞬で吹き込み息のみでアクセントを付けるようにすると歯切れ良くなります)

7小節目は各音の音合わせをしっかりしまたTrb.とアンサンブルをしていきます。9小節目第4拍目裏の16分音符2つは息をしっかり吹き込み発音しないスラーの2つ目の音間ではっきり聴こえるように練習しましょう。(息の支え)Bからはかなり強くはっきり、短く舌は一つ一つ降ろすという感覚で(息の支え)。

29小節目は木管の補強の役目、ホルンの音色が聴こえるように。

30・31小節はホルンのみの楽句ですから強めに入りcresc.も全体の中でのバランスを聞いて調節しますが、かなり強めに演奏して調整していきましょう。

36・37小節目Hrn.1は34、35小節の木管群の強さに匹敵する強さで(mpとありますがそれ以上が必要)。[C]のあと打ちはかなり強く。

39小節以降の4分音符のstacc.は普通の8分音符の長さで。

46小節目の入りは良い音色で少しはっきり目に入りましょう。

52・53小節は良い音で充分に聴きA.Sax.のメロディーと一緒に良い音色で充分な音量でバランスよく歌いましょう。

55小節目のcresc.かなり強めに(最後の八分音符が先細りにならないように「トゥー・ウ!」と息を増やして決めましょう。あくまでも乱暴にならないこと。

60小節からは四分音符は充分な長さの音で細かい音はお腹の支えをかなり意識しましょう。

[E]と65小節目はE-Gis-HのコードなのでGisはDurの第3音です(低めに)。

71小節CはF管の0で。(B♭シングルなら2+3+4親指で)

[F]のHrn.1のEはCのコードの第3音です。76・77・80・81小節3拍目2nd・4thはDes高くしないこと。78・79・82小節第1拍目のDes-durの1stと3rdは第3音(低め)第3拍目2ndと4thの実音HはG-durの第3音(低め)。83小節1拍目の実音GはEs-dur第3音(低め)。84小節目の実音AはF-durの第3音(低め)。[G]からの実音DはB-durの第3音(低め)です。92小節実音DesとAsとBesはピッチが高くならないように注意しましょう。

105小節のpから108小節までのfに至るまで1小節毎の強弱の変化を正確に表現していきましょう。特に106,107小節は音が低いので音が埋もれてしまわないように明確に演奏出来るように練習を積み重ねていきます。

117小節第4拍の発音を明確にし、息の量とスピードを充分に出し音がはっきり聴こえるように演奏しましょう。B♭管を使っている人はここに関しては実音CをB♭管の1で演奏するのも可能です。

【並木博美プロフィール】
武蔵野音楽大学・同大学院修了。ホルンを薗清隆、田中正大、H.ブラーデルの各氏に師事。元・東京佼成ウインドオーケストラ団員、東京アーバンブラス・東京アートノームブラスに所属、アンサンブルの為の編曲等を多数手掛ける。

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