尚美ミュージックカレッジ専門学校 管弦打楽器学科
管弦打楽器学科[2年制]
音楽総合アカデミー学科管弦打楽器コース[4年制]

2018年度 課題曲のすべて メニュー

課題曲のすべて

I. 古き森の戦記(塩見 康史)
<課題曲1>サクソフォーン編

パート別ワンポイントアドバイス(サクソフォーン編/講師・山浦 雅也)

山浦 雅也合戦をイメージしている曲ですので全体的にはっきりした音色、形が必要となります。
アクセントやスタッカートであってもタンギングに頼らず、まずはしっかり腹圧・息を使って音を出し、音色を保った状態で形を作りましょう。
逆に冒頭や[D]、[G]等スラーがかかっている音楽の部分は柔らかく、優しい音色や発音が必要です。

[A]からの8分音符のスタッカートの刻みは文頭にもあるように、タンギングだけに頼らずしっかりと腹圧をかけてタンギングのノイズが出ないよう注意しましょう。特にテナーの下のソの音はひっくり返りやすいので、ロングトーンで良い音を伸ばし、レガートのタンギングで整えてから音を短くしていきましょう。

[B]のアルトのメロディは19、21小節目1拍目の8分音符が飲み込んだように小さくならないよう注意しましょう。[C]のアルト・テナーの27小節目1拍目も同様です。

2018_sax_01_01.png[D]のアルトソロの装飾音符レの音はC2keyを使うと軽やかに演奏できます。

[E]のアルトソロは、勇ましいメロディなので4分音符より長い音はマルカートのようにはっきり演奏しましょう。以後、[F]や[I]も同様です。

[F]57小節目の1拍目、[H]81、82小節目3拍目の様な形は細かい音が曖昧になりがちなので、最初の16分音符をしっかり吹いてあげましょう。
57〜60小節はアルト1stとテナーがユニゾンになります。アルトの上線レ、ド♯は傾向的に音程がかなり高くなってしまうので、4.5番keyを押して音程を下げます。逆に58小節目の五線内のド♯はメーカーによっては音程が低くなってしまうので、オクターブキーと3番key、またはTCkeyで補正しましょう。

[G]はクラリネットやフルートのエコーになります。音色や音量のバランスを取って演奏しましょう。

[H]や[I]、[J]のバリトンの刻みは転びやすいので、拍頭の音を意識して演奏してみましょう。

【山浦 雅也プロフィール】
福島県出身。東京ミュージック&メディアアーツ尚美(現・尚美ミュージックカレッジ専門学校)管弦打楽器学科、芸術表現アカデミー学科を共に主席にて卒業。卒業演奏会出演。ヤマハ新人演奏会出演。その後同校演奏室員として更なる研鑽を積む。
サクソフォン四重奏団 Quatuor B、Saxofox、Circle A Saxなど多数の団体のメンバーとして世界を股にかけた演奏活動を展開。
尚美ミュージックカレッジ専門学校、ドルチェ東京ミュージックアカデミー、スガナミ楽器 各講師。 板橋区演奏家協会理事、会津演奏家連盟員。
サクソフォーンを新井靖志氏に、室内楽を中村均一氏に師事。

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