尚美ミュージックカレッジ専門学校 管弦打楽器学科
管弦打楽器学科[2年制]
音楽総合アカデミー学科管弦打楽器コース[4年制]

2019年度 課題曲のすべて メニュー

課題曲のすべて

I.「あんたがたどこさ」の主題による幻想曲(林 大地)
<課題曲1>天野正道&大井剛史 両氏による対談

天野:今回、5曲中4曲が尚美関係者ですからね(※編注:Iの林さんは本学出身、IVの岡田さん、Vの日景さんは共に尚美学園大学出身。IIIの福島先生は本学講師)。

大井:そうですね、めでたい!

天野:課題曲Iの林さん、打楽器出身だけあって、打楽器を面白い使い方をしていますね。

大井:音が相当多いなと思いますけども、たぶんパート練習、楽しいんじゃないかと思います。

天野:それはあるでしょうね。よくできている曲です。ちょっと移動が忙しいというのはあるけどね。

大井:彼は打楽器をやっているということで、特に打楽器の書き込み方が面白いです。

天野:ニュアンスもいろいろね、例えば冒頭のトライアングル、スレイベルやグロッケンシュピールにもテヌートを書いていて、中学生から「先生!これどうやって演奏するんですか?」なんて質問も出そうですね。管楽器におけるテヌートとは少し違う意味合いがあるじゃないですか。ちょっと大事に扱うみたいなね。そういうのが分かるといいですよね。

大井:なるほど、そうですね。

天野:作曲技法としてもよく考えられていて、例えば冒頭3小節のイントロ、g-mollに向かうのにE♭M7から始まって、Fの第2転回型、2小節目で♭5が入ってちょっと緊張感が出てくるじゃないですか、それで3小節目、ディミニッシュの上でわざとAsをぶつけて...ちょっとしたコード進行だけども、よく考えられているのが分かりますよね。

大井:このフルートのAsの音程の取り方が、センスが求められるところかなと思います。少し脇道から入っていくと言うか、形は違いますがベートーヴェンの交響曲第1番のような入り方かなと思います。

天野:そうですね。特に3小節目でぶつかるGの音、ホルンが後から入ってくるのもポイントですね。あとは演奏上の事なんだけど、アルトクラリネットとバスクラリネットのユニゾンが、ちょっと油断すると音程が取りにくいですね。

大井:なるほど。

天野:構成的には、林さんが言っていたのは、歌詞から入ったという話をしていましたね。だから、なかなか狸が出てこないとかね。

大井:なるほどね。

天野:あとは、彼は川越奏和奏友会吹奏楽団で演奏しているから、あんたがたどこさが川越発祥であるという異説を推しているんでしょうね。


天野:大井先生、演奏してみて、全体の印象としてはどういった感じでした?

大井:そうですね、まず歌詞から入ってストーリーテリングなところがありますよね。中間部はいろんな風に作れるように書いてあって、そういうところが面白いです。主部も、テーマがいろんな音価で書かれていて、テンポが変わりませんが、いろんなバリエーションが出せる曲かなと思います。ところで「あんたがたどこさ」のテーマというのは、本当はこういう拍子じゃないですよね?

天野:はい、変拍子が入りますよね、途中に3拍子が。

大井:それを林さんはポップなノリで演奏できるように、あえて8分の6拍子で書いています。テーマを楽譜通り8分の6拍子のノリで演奏する以外にも、歌詞にそって言葉の頭を立てるニュアンス、つまり変拍子のように演奏するのも、違った拍子感が入り混じるような作り方も面白いかと思います。

天野:そうですね。

大井:それから、[C]と[D]では音価が違いますが、音の長さを変えるだけでなくて、ニュアンスそのものを全く変えてみることもできますね。

天野:いろいろできますよね。どれが正しくてどれが正しくないということは無いわけですから、各団体いろいろな特色を出してもらった方がいいんじゃないかな。

大井:そのヒントが譜面上にあることが、面白いんじゃないかなと思います。

天野:例えば[A]の和音進行、ベースラインはG→F→G→Fですが、トロンボーンとユーフォニアムが演奏する上の和音は毎回変わっているわけですよね。こういうちょっとしたニュアンスとか、それからティンパニが低いG→高いFと演奏しているところ、リズムが同じボンゴは高い→低いと、同じ方向にいかないところ等、ちょっとしたアイディアがあって、良い作り方をしていますからね。

大井:やりすぎるとおかしくなるけれども、例えば、特に重要な和音とそうでない和音、テンションのかかる和音とそうでない和音を、ちょっと差をつけるなど、いろんなやり方が譜面に隠されていると思います。

天野:ありますよね。そういうところ。

大井:さすが、素晴らしいです。

天野:21~22小節目、フレーズだけ見ると「煮てさ、焼いてさ」だと思うんですが、実はそうじゃないって林さんは言ってましたね。なぜかと言うと、まだ鉄砲で撃たれてないからって。

大井:なるほど!

天野:歌詞のストーリーから曲を作ったと彼は言ってましたからね。あっ、そういう発想なんだ、というのが見えて。

大井:[G]から98小節目のフェルマータまでが、コンクール的にはアピールの場所かなと思います。力任せに行くか、それとも響きを伴って壮大に表現するかで、結構印象が分かれるところかなと思いますけど...まあ狸1匹のために、そうとうやられてるなと言う感じがしますが(笑)

天野:ははは(笑)。[G]のボンゴは鉄砲だと作曲者は言ってましたね。

大井:そう、彼はそう言ってましたけど...でもいろいろ考えてみて...スネアのリムショットがあるじゃないですか。

天野:ありますね、95小節目に。[G]の頭のバスドラム、92小節目のボンゴとバスドラム、そして95小節目のリムショット。3回も撃つのかと言ったら、「そういう訳ではないんですけど」と彼は言ってました。

大井:だからむしろ、その3回目のリムショットに特別なことを感じて、96小節目がmfからcresc.して止まる、ということですかね。

天野:だからもしかしてね、1発目と2発目は撃ったけど外れて、3発目リムショットで当たって死んだんじゃないかと。

大井:はい、そうかな、と思っちゃいます。そういうのもイメージを膨らませてみると良いかもしれませんね。

天野:ちょっと戻るけど、[F]の1~2小節目で、ベースラインに減5度、いわゆる「悪魔の音程」をうまい具合に使っていますよね。ベースラインでそれをやりながら、[F]の1・3小節目は三和音、2・4小節目はいわゆる2度和声というか4度和声で、作曲技法的にもいろんなことを考えて書かれていますね。さらに最後にもう一度出てくる部分([N])では、ただ繰り返すのではなく3度上がっていますね。

大井:これはですね、えーっと...さらっと演奏するとですね、なかなかこのハーモニーの色が出ないまま進んでしまうんですよね。[F]に入ったときから、2・4小節目に予想外のものが来るぞ、ということを考えながら演奏していないと、フレーズ的になかなか鳴らなくて...。

天野:そうですね。さらにこの小節はTam-tamが通常のビーターではなく敢えてマレット指定で入ってるじゃないですか。この曲、結構いろんなサウンドが出ると思うんですよね。彼は考えていて。そこ意識していないと、意外とベタっとなりやすいかもしれないですよね。工夫すれば工夫するだけ報われると言うか。

大井:[F]に入るトロンボーンのポルタメントも、案外意識しないと聴こえてこないんですよね。だから、楽譜を読み飛ばすか丹念に読むかで演奏が変わってくる曲だなあという印象です。

天野:そうですね。中間部は、いろんなやり方があるでしょうね。テンポが落ちて。

大井:[H]の3小節前にティンパニとバスドラムが入るじゃないですか。これなんか狸の動きのような気がするんですよね。

天野:そうですね。[H]の3小節前、イントロと同じパターンに見せかけているんだけど、オーケストレーションも楽器もハーモニーも全部違いますよ。

大井:それと、rit.の位置も違いますよね。

天野:このrit.の位置が結構重要ですよね。撃たれた狸が瀕死の状態なのか、とか考えます。

大井:全くその通りですよ。

天野:そして[H]から新しいメロディーがオーボエソロで入ってきますよね。作曲者は「あんたがたどこさ」のメロディーの順番を入れ替えて作ったと言ってましたね。今度は子狸だそうです。どこさどこさ、と親を探してるとか。

大井:「狸の葬式」だと僕には言っていました。

天野:葬式はもうちょっと後です。

大井:あっ、もうちょっと後なんですか?

天野:狸の葬式はね、[J]からと林さんは言ってましたね。ここはまだ親狸を探すレクイエムと言ってましたね。

大井:そうなんだ。

天野:[I]の辺りからはアゴーギグがついても良いかもしれませんね。トロンボーンのいわゆる西洋的なハーモニーの中に、この五音音階のメロディーがうまい具合に乗ってるって感じです。

大井:グロッケンシュピールとピッコロが意外に難しいですよね。

天野:です。

大井:テンポを揺らすのも、このグロッケンとピッコロが乱れない中で動かさないと、おかしなことになってしまいます。

天野:一度実験的に、この辺りで大きくテンポを揺らしてみたことがあるんですが、やっぱり大変なことになっちゃうわけですよ(笑)。揺れるにしても、あっさりの中で少し揺れるっていうくらいなんでしょう。


天野:[H]の5小節目からのアルトサクソフォーンとクラリネットの16分音符のフレーズですけど、例えば中学生とかだったら、やっぱりアルトサクソフォーンの記譜の「レ」とクラリネットの「ソ」が合いにくいですよね。16分音符だから一瞬なんだけど、ちょっと意識しないと音程が気になりますね。大人の方はちゃんと音程が取れるから大丈夫なんですがね。

大井:このフレーズは、メロディーより前に出てないといけないですね。見れば当たり前なんですが、ビクビクとしていると、意外と一緒になっちゃう。この16分音符の人たちが、ある意味メロディー以上にメロディーのフレージングで歌っていないといけない、というか、歌うと楽だと思いますね。一個一個機械的になっちゃうと、逆にうまくいかないのではないかと。

天野:拍頭の休符が、逆に難しくなってしまう。

大井:[I]の1小節前、バスドラムとサスペンデッド・シンバルにはアクセントが無いけど、ティンパニとスネアだけアクセントがあるじゃないですか。この違いが客席に良いバランスで聴こえるようにするのはなかなか難しい。

天野:ちょっとしたアクセントの付け方ですよね。先日、百瀬先生(編注:元NHK交響楽団首席ティンパニスト 百瀬 和紀先生)が言ってたんですけど、アクセントついた後にすぐにトレモロ始めるのではなくて、ちょっと待ってから始めるとそれっぽく聴こえるとおっしゃってましたね。そうすると、アクセントがない楽器と差別化ができるのではないかと思いますね。

大井:そうですね。

天野:あと、[I]の1小節前のトロンボーンのベルトーンみたいになってるじゃないですか。これが意外と聴こえない。

大井:こういうのはいろんなやり方があると思うんですよね。そんなに目立たないようにやってもいいと思うし、凄く目立つようにやっても面白いと思うし、いろんなやり方を練習の中で試してみると良いと思うんです。

天野:どっちも解釈もありますよね。特に上が16分音符で動いているところの3連符ですし。

大井:そうですね。いろいろな可能性を試していくと、自分たちが一番しっくりくるやり方が見つかってくるんじゃないかしら。

天野:[I]からのオーケストレーションも、すごく良いバランスで鳴るようになってます。変にいじらなくても譜面通り並べればある程度はちゃんとした良いバランスになってくれるというか。

大井:そうですね。

天野:それで、さっきおっしゃった、ピッコロとグロッケンですが、意外とこれが大変。

大井:はい。音程もね、グロッケンは上がらないから、ピッコロが高くなりすぎないように。

天野:そうなんですよね、特にG、Asは音程が取りにくいですからね。この前中学校でやってきたんだけれども、なかなか合わないですね。

大井:この16分音符、音程も難しいんだけど、さっきのアルトサクソフォーンとクラリネットの16分音符と同じで、このパートだけ取り出して練習しても合わせるのはしんどくて、メロディーみんなと一緒の音楽の流れの中でグロッケンとピッコロが寄り添うのが良いと思います。

天野:そうですね、その中でのオブリガートですから。あと下にはホルンとサクソフォーンの対旋律もあるわけだから、とってもいい構造的な作りしてますね。あとは、このちょっとした打楽器のニュアンスも。

大井:はい、結構シンフォニックな書き方です。

天野:ここはいい音してますね。

大井:放っておくと、116小節目がdim.に聴こえてしまうんですよね。

天野:はい。厚さや音域、オーケストレーションが変わりますから。書いてあるところまでは待って、早くdim.してしまわない方が良いです。

大井:そうそう、そうですね。Perc.がちゃんとそれをサポートするように書いてありますから。書いてあるからと打楽器だけがしっかりcresc.して、管楽器が無意識にdim.しちゃうと、なおさらバランスが悪くなってしまいます。重心が117小節目に来るようにしたいです。

天野:そうですね。その小節のrit.もいろんなやり方があるでしょうね。サクソフォーンのソロにつながるようにするのか、もっと大げさにやっちゃう人もいるでしょうし。いろいろでしょうね。

大井:rit.の小節の4拍目が大切というか、他のパートは3拍目でファ-ラ-ドの和音になってるんですが、やはり上のラ-ド-ミ♭「ミ」が聴こえるもんだから、やはり4拍目にある程度時間があって、さらに次の小節でハーモニーが変わるので、本当にシンプルに♩=72につなげていくのは、ちょっと難しいなと思います。

天野:そうですよね、それではちょっと音楽的にちょっとつまんないかなという気もしますね。4拍目も大事にするってことがポイント。

大井:ところが、rit.をやりすぎると、ここで終わっちゃうんです。

天野:そうなんですよ、その次が別の音楽になってしまうんです。この匙加減ですよね。

大井:[J]の1小節前のところが一番の...。

天野:はい、そうです、シーンが変わるところですからね。

大井:その匙加減が、まあ結構センスが問われるというか...これもいろいろ試してみると良いと思いますね。

天野:そうですね、そして118小節目にトライアングルが入るのもポイントですね。そして彼は[J]からが狸の葬式って言ってました。

大井:なるほど。

天野:ウッドブロックが木魚のつもりなんですって。それでグロッケンシュピールがお鈴(おりん)ですね。「チーン」っていう。それでボンゴが狸だと言ってましたね。

大井:僕にはそこまで言ってなかったな。

天野:だからもう、半分こじつけで言ってんじゃないかって(笑)。

大井:いやいや(笑)。僕が聞いたのは、[K]のトロンボーンは、狸が酔っぱらってるって...。

天野:それは聞いてない!(笑)。でも、それもありでしょうね。「ローマの祭」みたいにね、グリッサンドは酔っ払いの表現でしょうから。

大井:そうですそうです。でも、「答えは"これ"」じゃなくて、作曲者が言ういろんなことを参考にしながら、それぞれの演奏する人たちが、これ何かな?と考えると、演奏の説得力が出てくるんじゃないかと思います。

天野:彼も前書きに書いてますよね。「ストーリー、音楽共に自由に解釈していただき各団体ならではのオリジナリティあふれる個性的な~」ってね。作曲者の言い分になにも捕らわれずに、いろいろ考えた方がいいでしょう。

大井:そうですね。

天野:審査員の立場から言っても、これはとっても審査しやすい曲ですね。考えて演奏しているか、そうでないか、すぐ分かっちゃうし。

大井:8分の6拍子のリズムも、意外と難しいです。

天野:ちょっと油断すると跳ねてしまいますし。歌の感じで聴き覚えで演奏してしまうと、8分の6拍子とはちょっと違ってしまいますよね。日本人の苦手な拍子でもありますからね。


天野:[L]からは[E]の再現みたいなんだけど、オーケストレーションをわざと変えて、薄くしてます。さらにバスーンとバスクラに動きがあるじゃないですか、まさに魔法使いの弟子みたいなね。こういう工夫も面白いです。

大井:全部mpと書いてあるんだけれども、少し強調する方法もあるだろうし、そうじゃなくてももちろん良いと思うし...。ただそれが、なんだか"そうなっちゃってる"じゃなくて"こうする"って言うのが出てくると良いんじゃないかなと思います。

天野:やっぱり裏付けがあってやってるのと、勝手になったのでは全然違いますからね。

大井:同じく[L]の、木管低音と同じ動きをするボンゴとウッドブロック。1、3小節目は休みですが、休みの部分でも管楽器と同じように頭の中に描いていることが凄く大切です。

天野:そうですね、ちょっと油断すると遅れちゃいますからね。

大井:逆に突っ込みすぎることも。

天野:そうですね、はまらなくなっちゃいますね。


天野:最後、クライマックスに向けて[N]からがCodaというか、さっきの悪魔の音程のところもハーモニーが変わって盛り上がっていきます。それで一番面白いと思ったのが、最後の2小節間ですね。G→Des→As→Gの、この音程関係ってここしかないんですよね。

大井:なるほど。

天野:最後にこういうの出してきたんだ、と思って。リムショットも最後にもう1回出るじゃないですか。

大井:これは...狸が猟師を殺しに行ったんでしょうか...(笑)。

天野:そうかどうかは分かりませんが、彼はこの曲はバッド・エンディングだと言っていました。

大井:本当ですか!? そうなると...最後の音は、絶対にleggieroにできない...。

天野:そうなんですよね。軽くしてはダメですよ。ドンッと。sffzがあって、その前にリムショットがあって、音楽的な要素だけでなく、そういう"こじ付け"の意味合いもいくらでも付けられるわけですから。

大井:この最後の4分音符というのも...8分音符でも付点4分音符でもいけないわけで。

天野:そうですよね、この音価の扱いがね。

大井:指揮では表現しにくい長さなんですよね(笑)。

天野:そうですよね(笑)。sffzで、ユニゾンになっているという音程感が分かる程度の長さが必要です。たぶん8分音符で書くと、短くなりすぎちゃうんでしょう。これは奏者で揃えるしかないということでしょうね。


天野:これはとっても面白い曲で、私はコンクールの課題曲としてだけじゃなくて、演奏会でも取り上げて欲しいなと思いますね。やっぱりそれぞれ演奏する団体で、いろんな個性を出してくれればいい曲かなと思いますね。

大井:そうですね。いろいろやりようはあるんじゃないかと思います。

天野:だからシェフ(指揮者)の腕の見せ所ですよね。

大井:バスーンがない学校でもできるし、オーボエはソロがあるけど、他の楽器で代用できるようにその部分は薄く書いた、というようなことも言ってました。

天野:大編成用に書いているけど、小編成でも演奏できないことはないですね。打楽器は人数減るとちょっとキツイかもしれないけど、管楽器はちょっと人数が少なくてもできますよ。

大井:そうですね。ちなみに先ほど天野先生がおっしゃった打楽器のテヌート、結構出てきますね。

天野:はい、やっぱり打楽器奏者の書いた譜面ですね。たぶん打楽器のニュアンスは、近年稀にみるほど書き込んでると思います。なかなかいい感じ。

【天野 正道】
国立音楽大学作曲科首席卒業、武岡賞受賞。同大学院作曲専攻創作科首席修了。在学中よりクラシック、現代音楽はもとよりジャズ、ロック、民族音楽から歌謡曲まで幅広い創作活動を行う。卒業後オーストラリアに赴き日本人で初めてC.M.I.(Computer Music Instruments)をマスターし、日本におけるコンピュータミュージックの第一人者の一人となる。多くのアーティストのアルバム、映画、アニメ、ビデオの音楽、数多くのCM、TVの音楽制作を行っている。2000年、第23回日本アカデミー賞音楽部門優秀賞受賞。2001年、第24回日本アカデミー賞音楽部門優秀賞受賞。2000年、第10回日本吹奏楽学会アカデミー賞受賞(作・編曲部門)。尚美ミュージックカレッジ専門学校特別講師。

【大井 剛史】
東京藝術大学指揮科を卒業、同大学院指揮専攻修了。 東京佼成ウインドオーケストラ正指揮者。国内の主要なオーケストラを指揮し、いずれも高い評価 を得ている。現代作品、オペラ、バレエなど幅広い分野で活動中。2008年アントニオ・ペドロッティ国際指揮者コンクール第2位。東京藝術大学音楽学部器楽科非常勤講師(吹奏楽)。尚美ミュージックカレッジ専門学校客員教授。

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