2017年12月16日(土)、尚美バリオホールにて『「DINOSAX」スペシャルコンサート』を開催いたしました。

このコンサートはサクソフォーン奏者であり作曲家でもある本多 俊之さんの最新アルバム「DINOSAX」の収録曲を作曲者本人と共演し、その音楽を体感する講座の一環としての開催でした。

クラシックスタイルのコンサートとは異なり、1曲ごとにジャズ・ポピュラー学科の坂本 浩志先生と本多さんが演奏する楽曲について解説。本多さんは無類の恐竜好きで、今回のアルバム「DINOSAX」は恐竜(DINO)+サックス(SAX)の造語であることもあり解説中には頻繁に恐竜の話も登場しました。

演奏はほぼ全曲本多さんが吹きながら指揮をするという「吹き振り」で演奏(1曲目のみ坂本先生が指揮)。今年秋に放送された「題名のない音楽会」でも同様に吹き振りをされたそうですが、「『吹き振りで演奏できますか?』と番組側にお願いされて、てっきり吹くマネをすることだと思ってOKしたら吹きながら指揮のことだったみたいで、指揮をしたことがなかったから大変だった。なのであまり僕の指揮はあてにしないで演奏してくださいね(笑)」と話されていました。

様々なスタイルの音楽が混ざりあった本多さんの魅力的な楽曲群と軽妙なトークに会場中大盛り上がりの中、終演いたしました。

ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました!

「DINOSAX」スペシャルコンサート

【日時】

2017年12月16日(土)

15:30開場/16:00開演

 

【会場】

尚美バリオホール

 

【出演】

本多俊之(Sax.、指揮)

SHOBI ウインドシンフォニー(吹奏楽)

松浦千昇(Drums)

日高真夢(Bass)

小木曽晴日(Pf.)

 

【曲目】

CRETACEOUS WIND

FEATHER TOUCH

THE TIME HAS COME

FILLED WITH TENDERNESS

TO THE SKY

AMPLITUDE

(全曲、本多俊之作曲)