2018年2月27日(火)、紀尾井ホールにて「尚美ウインドオーケストラ 第42回定期演奏会」を開催いたしました。

アメリカのマーチ王J.P.スーザの作品「オン・パレード」でコンサートが幕開け。続いては生前師弟関係だった兼田敏さんの「吹奏楽のためのバラードI」、真島俊夫さんの「ミラージュI」を並べて演奏いたしました。

「クラリネット協奏曲」(M.エレビー作曲)では、本学講師の齋藤 雄介先生(神奈川フィルハーモニー管弦楽団 首席クラリネット奏者)をお招きし尚美ウインド&大井 剛史先生と共演。美しいクラリネットの音色によってエレビーの持つ楽曲の魅力が存分に表現されていました。

休憩を挟んでからは、本来はパイプオルガンの作品ですが古くから吹奏楽でもレパートリーのひとつとして親しまれている「トッカータとフーガ ニ短調 BWV565」(J.S.バッハ作曲)と、吹奏楽の作品ですが交響曲のような形式を持った近年各地のコンサートで演奏されている人気作「吹奏楽のための風景詩《日が昇るとき》」(高 昌帥 作曲)の2曲を演奏。管弦楽とはまた違った吹奏楽ならではのブレンドされた音色がホールに響き渡りました。

アンコールでは「目覚めよと呼ぶ声が聞こえ」(J.S.バッハ作曲/A.リード編曲)と「雷神」(J.P.スーザ作曲)の2曲を演奏しました。

たくさんのご来場、ありがとうございました!

尚美ウインドオーケストラ 第42回定期演奏会

指揮:大井 剛史(本学客員教授)
客演:齋藤 雄介(神奈川フィルハーモニー管弦楽団 首席クラリネット奏者、本学講師)
演奏:尚美ウインドオーケストラ

・オン・パレード/J.P.スーザ
・吹奏楽のためのバラードI/兼田 敏
・ミラージュI/真島 俊夫
・クラリネット協奏曲/M.エレビー
・トッカータとフーガ ニ短調 BWV565/J.S.バッハ(E.ライゼン編)
・吹奏楽のための風景詩《陽が昇るとき》/高 昌帥

アンコール
・目覚めよと呼ぶ声が聞こえ/J.S.バッハ(A.リード編)
・雷神/J.P.スーザ