2015年6月26日から6月28日にかけて、北海道内の札幌・旭川・北見の三都市で「尚美ウインドオーケストラ特別演奏会 in 北海道」を開催いたしました。
本学の創立90周年記念行事の一環として行われたこの演奏会では、指揮者に小澤 俊朗先生、世界的な作曲家 ジェイムズ・バーンズ氏をはじめ、日本を代表する演奏家であり、また本学の卒業生でもあるユーフォニアム奏者 外囿 祥一郎先生、サクソフォーン奏者 原 博巳先生にもソリストとして出演していただきました。
6月26日(金)札幌公演
今回の演奏旅行の最初の会場は、『札幌コンサートホールKitara』。「音響家が選ぶ優良ホール100選」にも選出されている世界的にも優れた音響が特徴のホールで、先週に改修工事を終えたばかりとのことでした。札幌地区の吹奏楽コンクール予選会場として利用されており、また、本年度の全日本吹奏楽コンクール全国大会 大学・職場・一般の部の会場としても予定されています。
今回の演奏旅行では、《祝典序曲》(ショスタコーヴィチ)、《交響的序曲》(バーンズ)の2曲でそれぞれ現地の高校生によるバンダと共演。札幌公演では東海大学付属第四高等学校 吹奏楽部のみなさんと共演しました。
6月27日(土)旭川公演
札幌から138kmほど移動し、旭川公演の会場である『旭川市民文化会館』へ到着。こちらの会場もKitara同様、吹奏楽コンクールの予選会場として利用されている地元の学生たちにとってはお馴染みのホール。この公演では、バンダは旭川地区吹奏楽連盟 高校生選抜メンバーのみなさんと共演しました。
終演後は翌日に備えバスで北見へ移動し、宿泊先の大広間にてバンドのメンバーが揃って夕食。北海道に着いてからはずっと慌ただしくお弁当を食べる食事ばかりだったので、少し心やすまるひとときでした。
6月28日(日)北見公演
翌朝、こちらも同じく吹奏楽コンクールの予選会場としてお馴染みの『北見市民会館』へ到着。こちらではバンダは北見地区吹奏楽連盟 高校生選抜メンバーのみなさんと共演しました。
終演後には打ち上げを兼ねたパーティーが行われ、今回の公演でお世話になった現地吹奏楽連盟の方々や尚美同窓会のみなさんにもご参加いただきました。
3公演とも満員御礼で、あわせて5,000人ものお客様に尚美ウインドオーケストラの演奏をお聴きいただくことができました。
ご来場いただいた皆様、本当に有り難うございました!
プログラム(3公演共通)
演奏:尚美ウインドオーケストラ
指揮:小澤 俊朗
客演指揮:ジェイムズ・バーンズ
ユーフォニアム:外囿 祥一郎
サクソフォーン:原 博巳
第1部(指揮:小澤 俊朗)
祝典序曲/ドミトリー・ショスタコーヴィチ
ハーレクイン/フィリップ・スパーク
<ユーフォニアム独奏:外囿 祥一郎> 2015年度 全日本吹奏楽コンクール課題曲より
II. マーチ「春の道を歩こう」/佐藤 邦宏
IV. マーチ「プロヴァンスの風」/田坂 直樹
復興/保科 洋
第2部(指揮:ジェイムズ・バーンズ)[全曲 ジェイムズ・バーンズ作品]
アルヴァマー序曲
アリオーソとプレスト
<サクソフォーン独奏:原 博巳>
パガニーニの主題による幻想変奏曲
交響的序曲
アンコール
ヨークシャー・バラード/ジェイムズ・バーンズ
コンサート・マーチ「ブロックM」/ジェリー・H・ビリク