201966日から69日にかけて、石川県津幡町・小松市、愛知県一宮市、岐阜県岐阜市の34都市にて尚美ウインドオーケストラ特別演奏会を開催いたしました。

全公演とも汐澤安彦氏の指揮で、また本学講師のSax.原博巳先生、Trp.本間千也先生にもソリストとして出演していただきました。

66日(木)津幡公演

公演の初日は、石川県津幡町の津幡町文化会館「シグナス」でスタートしました。こちらのホールは「音響家が選ぶ優良ホール100選」にも選出されている優れたホールです。今回の演奏旅行では「祝典序曲 作品96」(D. ショスタコーヴィチ作曲)「交響的序曲」(J. バーンズ作曲)の2曲で現地の高校生によるバンダと共演し、津幡公演では金沢学院高等学校 吹奏楽部のみなさんと共演いたしました。

67日(金)小松公演

前日の津幡から南下し、この日は石川県小松市のこまつ芸術劇場うらら 大ホールにて演奏いたしました。

和風の要素を取り入れた現代歌舞伎小屋をイメージして設計された独特の内装が特徴的なホールで、こちらの公演では小松市立高等学校 吹奏楽部、石川県立小松明峰高等学校 吹奏楽部、石川県立小松高等学校 吹奏楽部のみなさんによる35名(今回の演奏旅行のなかで最多!)による圧巻のバンダでした。

68日(土)一宮公演

3日目はさらに南下し、愛知県一宮市の一宮市民会館での公演でした。

この日の公演では、プレトークとして本学講師の福島弘和先生(2019年度全日本吹奏楽コンクール課題曲III《行進曲「春」》作曲者)、本学卒業生の林大地さん(2019年度全日本吹奏楽コンクール課題曲I《「あんたがたどこさ」の主題による幻想曲》作曲者)が登壇。課題曲に対する想いなどを語っていただきました。

こちらの公演では愛知県高等学校吹奏楽連盟 西尾張支部 選抜メンバーのみなさんがバンダとして共演いたしました。

69日(日)岐阜公演

最終日は岐阜県岐阜市のサラマンカホールで演奏いたしました。音楽用ホールとして設計されており、非常に気持ちのいい響きが特徴のホールです。

こちらの公演では岐阜県吹奏楽連盟 選抜メンバーのみなさんがバンダとして共演いたしました。

いずれの公演も多数のお客様にいらしていただき(とくに石川県での公演はいずれも平日開催だったにも関わらず事前完売・当日券なしでした!)、尚美ウインドオーケストラの演奏をたくさんの方々に聴いていただけました。

また、一宮以外の全公演では開演前に本学講師 ハープ:田中淳子先生によるロビーコンサートでクラシックからポップス、歌謡曲まで演奏していただき、こちらも来場されたお客様にお楽しみいただきました。

ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました!

 


 

プログラム(全公演共通)

演奏:尚美ウインドオーケストラ
指揮:汐澤安彦
サクソフォーン:原 博巳
トランペット:本間千也

第1部

祝典序曲 作品96/D.ショスタコーヴィチ 作曲(D.ハンスバーガー 編曲)
「あんたがたどこさ」の主題による幻想曲/林 大地 作曲
行進曲「春」/福島弘和 作曲
黒馬騎兵中隊/J.P.スーザ 作曲(F.フェネル 校訂)
吹奏楽のための第1組曲 変ホ長調 作品28a/G.ホルスト 作曲

第2部

交響的序曲/J.バーンズ 作曲
ファイブ・サックス・コンチェルト「見上げてごらん夜の星を」/いずみたく&L.アンダーソン 作曲(宮川彬良 編曲)
<サクソフォーン:原 博巳>
ゴッドファーザー・パートII「愛は誰の手に」/N.ロータ 作曲(岩井直溥 編曲)
<トランペット:本間千也>
エル・カミーノ・レアル/A.リード 作曲

アンコール

マーマレード・フォー・クラリネット/W.ラセロムズ 作曲
エル・クンバンチェロ/R.フェルナンデス 作曲(岩井直溥 編曲)
ギャロップ(第1組曲より)/A.リード 作曲
ラデツキー行進曲/J.シュトラウス 作曲