科目名 | ヴォーカル実技レッスンⅢ |
---|---|
担当講師名 | 松山 由佳 |
専攻/楽器/グレード等 | |
学期 | 春学期 |
授業の形態 | 実技 |
担当科目に関連する実務経歴
講師は大手テーマパークシンガーやクラシック・ミュージカル業界での歌手、ヴォイストレーナー、歌唱指導の実務経験を持ちます。
授業内容
ミュージカルはクラシック、ロック、ソウル、ポップス等、様々なジャンル要素を併せ持っています。そして、それらを歌うためには、正しい知識のインプット、無理のない発声と歌唱力、豊かな表現力が必要になります。ヴォーカルレッスンではそれらをマンツーマンで勉強していきます。
到達目標(この授業で何ができるようになるのか)
1クォーターは、基礎固めを確実なものにしていきます。2クォ―ターは、オーディションに必要な技術と精神力、そして得意なレパートリーを増やしていく事を目標とします。
授業計画
第1回 | テンポ、リズム、音程、音楽記号等を正確に歌唱、譜読みの正確度をあげます。 |
---|---|
第2回 | 基本姿勢での発声を安定させ、動きをともなった発声でも安定感を持たせます。 |
第3回 | チェンジをスムーズに移行し、さらに広い音域をめざします。 |
第4回 | 感情を声にのせるブレスコントロールの自由度をあげていきます。 |
第5回 | クリアな発音で自然な言葉のまとまりがあるメロディラインをめざします。 |
第6回 | 役柄を理解し、身体表現も含め「魅せる」歌唱法を学びます。 |
第7回 | 選曲した試験曲を歌唱し、講師からフィードバックをもらいます。 |
中間試験評価方法・評価基準 | |
任意の1曲を歌唱します。 前向きな姿勢、日々の練習の度合い、理解力、その積極性や向上心、そして習得した内容が実践できているかを重要視します。(出席点30% 平常点40% 試験点 30%) | |
第8回 | 過去の外部オーディション曲に挑戦します。(レッスン曲は課題曲群より選択) |
第9回 | 要求されるレベルを理解し、活舌、ピッチ等のブラッシュアップします。 |
第10回 | 要求される役柄を理解し、表現の幅を広げます。 |
第11回 | 役柄や表現が更にリアルなものになるように歌いこみます。 |
第12回 | 伴奏音源を使ったオーディションを想定し、音源を使った歌い方を学びます。 |
第13回 | 様々なジャンルの中からレパートリーになるミュージカル曲を練習します。 |
第14回 | デモ曲の録画を想定し、レッスン内で録画、客観的に全体を構成する力をつけます |
第15回 | 任意の1曲を、外部オーディションを想定して録画、歌唱します。 |
期末試験評価方法・評価基準 | |
課題曲群などより任意の1曲を歌唱し、録画、録画データを提出。 前向きな姿勢、日々の練習の度合い、理解力、その積極性や向上心、そして習得した内容が実践できているかを重要視します。(出席点30% 平常点40% 試験点 30%) |
特記事項
教材となる楽譜、音源などはグーグルドライブで共有し使用できます。