【特別講座レポート】ティモシー・モリソン氏によるトランペット公開レッスン&ミニコンサート
7/15,2009
2009年7月13日、SHOBI 本館内「M804教室」において、元ボストン交響楽団 首席トランペット奏者 ティモシー・モリソン氏(本学客員教授)によるトランペット公開レッスンを開催しました。
受講者 | 受講曲 |
---|---|
松田隼大(管弦打楽器学科1年) | Hungarian Melodies/Vincent Bach |
石川梨紗(管弦打楽器学科2年) | KONZERT C-dur fur Trompete & Klavier or Orgel/Tomaso Albinoni |
Baluginara Brass(ディプロマ科金管専攻生) | Quintet No.1 より第3楽章/Victor Ewald |
トップバッター松田君の演奏を聴いてのモリソン氏のひとこと
「Oh!Amazing!今までたくさん公開レッスンをやってきたけど、ここまで何も言うことのない演奏ははじめて聴いたよ!」
との第一声で始まった公開レッスンは、今回も音楽表現・奏法・曲の取り組み方にいたるまで、ひとりひとりていねいにアドバイスをしながら進みました。
金管五重奏「Baluginara Brass」のレッスンの時には「エンパイアブラスで演奏していた頃はメンバーでこういう練習をしていたよ」という裏話(!?)まで話してくださり、超実践的なアドバイスに学生はメモを取りながら熱心に聞き入っている様子でした。
公開レッスンの後は場所をバリオホールに移しミニコンサートがスタート。
本学講師・宮澤聰宏先生とのデュオ、ピアノ伴奏やマイナスワン音源を使ってのソロ、宮澤先生&本学講師・坂本浩志先生がパーカッションに加わってのジャズ、楽器からマイクに持ち替えてのモリソン氏の歌唱まで、短い時間ながらも盛りだくさんの内容となりました。(終演後のサイン会も大盛況!)
映画「7月4日に生まれて」の中で聴ける演奏はモリソン氏のものですが、このミニコンサートでの同名曲の実演に涙を浮かべながら聴き入る学生の姿がまた印象的でした。