尚美ミュージックカレッジ専門学校 管弦打楽器学科
管弦打楽器学科[2年制]
音楽総合アカデミー学科管弦打楽器コース[4年制]

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【特別講座レポート】 ロイヤル・コンセルトヘボウ管 首席Trp.奏者 フリッツ・ダムロウ氏による公開レッスン

■公開レッスン

2008年7月15日、SHOBI 本館8F「M804」教室にて、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 首席トランペット奏者 フリッツ・ダムロウ氏による公開レッスンを行いました。

受講生は、管弦打楽器学科2年・谷口敬基君、音楽総合アカデミー学科 管弦打楽器専攻4年・岩波俊光君、コンセルヴァトアールディプロマ科 管打楽器専攻1年・関根志郎君 の3名。

1人約40分の時間を使い、演奏を聴いた上での改善点とその練習法をダムロウ氏が丁寧に説明して下さいました。その内容はブレストレーニングからアンブシュアの強化方法、表現の考え方、メンタルトレーニングのことまで多種多様。
ユーモアを交えながらも非常に説得力のある同氏の説明と「手本」に、集まった学生たちはメモを取りながら真剣に聞き入っていました。

■ミニリサイタル&質疑応答

公開レッスンの後は場所をバリオホール(本館 2F)に移しダムロウ氏によるミニリサイタルを開催。ラヴェルの「ハバネラ」等計3曲がホールに響き渡りました。
速いパッセージやリップトリル、ポルタメント等でさまざまな見せ場を作りながらも、それが「テクニックを見せつける」ようなものではなく、あくまで「音楽的な」演奏に終始していたことには、学生たちからも感嘆の声があがっていました。

リサイタル後は質疑応答コーナー。「演奏する上で一番心がけていること」「日々の練習のこと」「奏法に関すること」等、学生から出た質問にひとつひとつ細かく答えてくださいました。
質問が出るたび、その学生の所まで行きそこで返答をする、というスタイルに、ダムロウ氏の人柄が垣間見られました。

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