尚美ミュージックカレッジ専門学校 管弦打楽器学科
管弦打楽器学科[2年制]
音楽総合アカデミー学科管弦打楽器コース[4年制]

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【特別講座レポート】 ティモシー・モリソン トランペット公開講座

本日(2008年4月14日)、SHOBI 本館2F コンベンションルームにて、本学客員教授 ティモシー・モリソン氏によるトランペット公開レッスンを行いました。

レッスン受講者は、管弦打楽器学科・加藤和美、音楽総合アカデミー学科 トランペット専攻・谷本洋一、コンセルヴァトアール・ディプロマ科 トランペット専攻・高 長行の3名。
各受講者に割り当てられた40分間を使い、モリソン氏がひとつひとつ丁寧に、演奏や表現のポイント・改善点をアドバイスしてくださいました。その分かり易く的確な指示に、受講者はもとより多数集まった聴講生たちも真剣な表情。

受講者 曲目
加藤和美(管弦打楽器学科) ソナタ 第1・2楽章(T.ハンセン作曲)
谷本洋一(音楽総合アカデミー学科) トランペット協奏曲(ネルーダ作曲)
高 長行(コンセルヴァトアール ディプロマ科) クロマティックトランペットとピアノのためのソナタ(J.ユボー作曲)

公開レッスン後は、場所を同フロアの「バリオホール」に移しモリソン氏のミニコンサートを開催。
クラシックから「枯葉」等のジャズナンバーまで、約40分間に渡り熱いステージが繰り広げられました。
途中、本学講師・宮澤聰宏先生とのデュオや、宮澤先生・坂本浩志先生(Trb.講師)をゲストパーカッションプレイヤー(!)に迎えての演奏もあり、普段見慣れない先生の姿に学生たちから驚きの声も…。

ミニコンサートの興奮冷めやらぬまま行われたサイン会も異様な盛り上がりをみせ、予定時間を越えて照明が落とされてもなお学生の列が途絶えないという大盛況ぶりでした。

【ティモシー・モリソン プロフィール】
1955年アメリカ、オレゴン州生まれ。ニューイングランド音楽院でトランペットをロジャー・ヴォアザン氏、アルマンド・ギダーラ氏に師事し、同音楽院より最優秀卒業者賞を授与されている。
24歳で名門ボストン交響楽団に入団。1984年同楽団を一時離れ、「エンパイヤブラス」に参加、「エンパイヤブラス」では世界を各地で演奏活動を展開、その公演回数は年間100公演にもおよんだ。1987年、彼はボストン交響楽団に副首席として復帰、その後首席奏者に就任、1997年まで首席を務めた。
一方ポップスの分野では巨匠ジョン・ウィリアムス氏の絶大な信頼を受け、アポロ13号、JFK、プライベートライアン、7月4日に生まれて など数多くの映画音楽の録音に参加している。
現在フリーランスの奏者として世界各地のオーケストラに招かれて客演、また指導者としても各国よりマスタークラスに招かれている。更に近年はサイトウキネン・オーケストラ、東京オペラの森オーケストラメンバーとしても活躍している。

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