尚美ミュージックカレッジ専門学校 管弦打楽器学科
管弦打楽器学科[2年制]
音楽総合アカデミー学科管弦打楽器コース[4年制]

尚美ミュージックカレッジ専門学校 管弦打楽器学科

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『バンドジャーナル』付録楽譜の参考音源を尚美ウインドオーケストラの演奏で!

音楽之友社より毎月刊行されている「バンドジャーナル」付録楽譜の参考演奏収録を、尚美ウインドオーケストラが担当します。

収録した音源はブレーン(株)の協力のもと、バンドジャーナル発売日にあわせて吹奏楽専門ダウンロードストア【World Windband Web Music Download Store】上で毎月無料で配信されていきます。

本格配信開始は6月号(5/10発売)からを予定していますが、4/10にはこの企画の”予告編”として、バンドジャーナル2010年11月号付録「吹奏楽のための前奏曲≪ジョイフル・ハーツ≫(後藤 洋 作曲)」が配信開始されました。
録音は3月に尚美バリオホールで行われ、さまざまな編成で6人から演奏できるように書かれた作品を、作曲者 後藤 洋氏自身の指揮、実際の少人数バンドを意識した14人編成で収録。さらに、楽器の配置を変えた2種類の音源が配信されていますので、ぜひ聴き比べてみてください!

【イベントレポート】尚美ウインドオーケストラ 第36回定期演奏会

2012年2月8日、紀尾井ホールにて『尚美ウインドオーケストラ 第36回定期演奏会』を開催しました。

今回の定期演奏会は、吹奏楽で著名な2人の作曲家、アルフレッド・リードの生誕90年、パーシー・グレインジャーの没後50年をテーマとして、それぞれの代表作である『アルメニアン・ダンス』全曲、『リンカンシャーの花束』という吹奏楽において欠かすことのできない重要なレパートリーを主軸に据え、 『マーチ “シルバー・スピリッツ”』(鈴木 英史)、本学講師・小川 佳津子氏のマリンバ独奏、本学講師・広瀬 勇人氏作曲による『ファンタジー 〜マリンバと吹奏楽の為の〜』2作品が彩りを添える、新旧の吹奏楽オリジナル作品によるプログラムでお送りしました。

前半の指揮は本学客員教授・小澤 俊朗氏。毎週尚美ウインドオーケストラをご指導いただいているだけに、どの作品も密度の高い演奏が作り上げられていました。
後半、『アルメニアン・ダンス』全曲の指揮は、2009年ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝し、現在世界的に活躍する山田 和樹氏。山田氏と尚美ウインドオーケストラは、2010年の「ラ・フォル・ジュルネ金沢」でも共演し好評を博しましたが、このコンビで作り上げた今回の『アルメニアン・ダンス』も大変な熱演で、終演後のロビーでもかなりの話題となっていました。

指揮 プログラム 作曲者名
小澤俊朗 マーチ「シルバー・スピリッツ」 鈴木英史
小澤俊朗 ファンタジー~マリンバと吹奏楽の為の~(マリンバ独奏:小川佳津子) 広瀬勇人
小澤俊朗 リンカンシャーの花束 P.グレインジャー
山田和樹 アルメニアン・ダンス(全曲) A.リード
山田和樹 <アンコール>デリー地方のアイルランド民謡 P.グレインジャー
小澤俊朗 <アンコール>第1組曲より ギャロップ A.リード

アンコールは、メインプログラムに登場した2人の作曲家、P.グレインジャーとA.リードによる作品から披露。しっとり聴かせる『デリー地方のアイルランド民謡』、尚美W.O.のアンコールの十八番とも言える『第1組曲より ギャロップ』を演奏し、この定期演奏会の幕を閉じました。

お越し下さったみなさま、ありがとうございました!

【イベントレポート】第13回 全日本高等学校吹奏楽大会 in 横浜

2011年11月12日(土)、13日(日)の2日間にわたって横浜みなとみらいホールで開催された『第13回 高等学校吹奏楽大会 in 横浜』に、尚美ウインドオーケストラがゲスト出演しました。

全国各地から集まった数多くの吹奏楽部が熱演を繰り広げるこの吹奏楽の祭典。
尚美ウインドオーケストラは「特別演奏団体」として、大会会長・遠山詠一先生の指揮で「アルセナール」、本学客員教授・佐藤正人先生の指揮で「アルメニアン・ダンス パートII」「コンチェルト・グロッソ」を披露しました。お聴きいただいたみなさま、ありがとうございました!

なお、SHOBI では、定期的に開催している「オープンカレッジ」の他、事前にご連絡いただければいつでも学校見学・授業見学ができますので、今回の演奏を聴いて興味を持った高校生の皆さんはぜひ に遊びに来て下さいね!

演奏曲目 作曲者名 出版社
アルセナール J.ヴァンデルロースト デ・ハスケ
アルメニアン・ダンス パートII A.リード バーンハウス
コンチェルト・グロッソ
(サックスソロ:永井泰子(Sop.)、岡田旅人(Alt.)、赤沼芽依(Ten.)、青木知生(Bar.))
天野正道 ブレーン

【イベントレポート】文の京 秋のバンドフェスティバル

2011年10月2日、文京シビックホールにて「文の京 秋のバンドフェスティバル」を開催しました。

今回の目玉となるステージでは、尚美ウインドオーケストラ&シエナ・ウインド・オーケストラの合同バンドにより、SHOBI 特別講師 天野正道先生の作品を、天野先生自身の指揮で披露!
今回が初演となる4台のシンセサイザー(Roland / JUNO-STAGE)と吹奏楽のための委嘱作品のほか、尚美創立85周年を祝して作曲され、昨年12月の尚美ウインドオーケストラ定期演奏会での吹奏楽版初演が好評を博した「祝祭ファンファーレ」、日本を代表する4人のサクソフォン奏者と共演する「コンチェルト・グロッソ」(宮崎隆睦氏はSop.Sax.とウインドシンセ「EWI」を持ち替えて演奏!)と、聴き応え充分の内容となりました。

そのほか、文京区内の3つの音楽団体によるステージ、東海大学付属高輪台高等学校吹奏楽部が繰り広げる華やかなゲストステージなどなど、もりだくさんのイベント。

最後は会場のみなさんも一緒になって歌える合同ステージも用意され、ステージと客席が一体化する中、大成功のうちに幕を閉じました。

では、当日の様子を写真でお楽しみ下さい。

【吹奏楽ステージ】尚美ウインドオーケストラ×シエナ・ウインド・オーケストラ 合同バンド

演奏曲目 ソリスト
祝祭ファンファーレ
(尚美創立85周年記念委嘱作品)
4台のJUNO-STAGEの為のコンチェルト
(委嘱作品・初演)
Synth. / 木田美由紀(SHOBI 音楽総合アカデミー学科電子オルガン専攻4年)
Synth. / 森井亜澄(SHOBI 音楽総合アカデミー学科電子オルガン専攻4年)
Synth. / 桑鶴 舞(SHOBI 音楽総合アカデミー学科ピアノ専攻3年)
Synth. / 蛭田梨花子(SHOBI ピアノ学科2年)
コンチェルト・グロッソ Sop.&EWI / 宮崎隆睦(元・T-SQUAREメンバー/SHOBI 講師)
Alt. / 中村均一(サクソフォン奏者/SHOBI 講師)
Ten. / 榮村正吾(シエナW.O.コンサートマスター)
Bar. / 原 博巳(第3回アドルフ・サックス国際コンクール第一位/SHOBI 講師)

【文京区の音楽なかまたち】文京ジュニア吹奏楽団、茗台中学校吹奏楽部、キャッツアイ

出演団体 演奏曲目
文京ジュニア吹奏楽団
(指揮:浅野知子)
・ブラジル(作曲:アリ・バロッソ / 編曲:武藤康治)
・ウィーアー(作曲:田中公平 / 編曲:五十嵐昭伍)
・上を向いて歩こう(作曲:中村八大 / 編曲:山里佐和子)
茗台中学校吹奏楽部
(指揮:岩崎康弘)
・パーレーツ・オブ・カリビアン(作曲:K.Badelt / 編曲:T.Ricketts)
・イン・ザ・ムード(作曲:J.Garland / 編曲:山下国俊)
キャッツアイ
(指揮:福田芳尚、ピアノ:中井裕司)
・会いたかった(作曲:秋元康)
・マル・マル・モリ・モリ(作詞・作曲:宮下光司)
・ソーラン節(日本民謡)

【ゲストステージ】東海大学付属高輪台高等学校吹奏楽部

演奏曲目
「薔薇戦争」より戦場にて(作曲:山口哲人)
組曲「東海岸の風景画」より I. シェルターアイランド / II. キャッツキルズ / III. ニューヨーク(作曲:N.ヘス)
スライダーズ・ミックス(作曲:酒井 格) ※Guest Trombone:奥村 晃(新日本フィル/SHOBI 講師)
ラテンスペシャル21!(構成:畠田貴生)

【みんなで歌おう!合同ステージ】合同合奏

演奏曲目
あすという日が(作詞:山本瓔子 / 作曲:八木澤教司) ※ヴォーカル・ソロ:村田千佳(SHOBI ヴォーカル学科2年)
ふるさと(作詞:高野辰之 / 作曲:岡野貞一)

なお、イベントの総合司会は、SHOBI 声優学科講師・滝沢ロコ先生が担当しました。

『あすという日が』の演奏 及び 作曲者・八木澤教司氏と作詞家・山本瓔子さんの対談を公開中です

今、被災地を勇気づける復興支援のシンボル曲として、ある作品が注目を集めています。
そのタイトルは『あすという日が』。

きっかけは、震災の影響でアンサンブルコンテスト全国大会出場を断念せざるを得なかった仙台市立八軒中学校 吹奏楽・合唱部の生徒が、避難所となった校舎内で被災者の方に向けてこの曲を歌ったこと。その様子はNHKのニュースでたびたび報じられ、多くの反響を呼びおこしました。

この未曾有の災害に際し、「SHOBI にも何か力になれることはないか」と協議を重ねていましたが、そのひとつとして、本学で講師を務める作曲者・八木澤教司先生の協力のもと、尚美ウインドオーケストラによる「あすという日が」の演奏 及び 八木澤先生と作詞者・山本瓔子さんの対談をSHOBI NET-TVで収録することとしました。

SHOBI NET-TVでの視聴は以下から!
吹奏楽と合唱のための「あすという日が」
[ 指揮:八木澤教司、演奏:尚美ウインドオーケストラ、独唱:村田千佳(ヴォーカル学科2年) ]
「あすという日が」作詞者山本先生、作曲者八木澤先生による対談

なお、2011年7月6日に、仙台市立八軒中学校 吹奏楽・合唱部のみなさんの歌う「あすという日が」のCDが発売になり、このCDおよび配信による収益は東日本大震災の復興支援のために全額寄付されるそうです。

さらに、9月21日には歌手の夏川りみさんがビクターエンタテインメントから、テノール歌手の秋川雅史さんがテイチクエンタテインメントから、「あすという日が」をシングルで同時発売することが決まっており、ますます広がりを見せています。

この歌を広め、そして歌い合い、日本を元気にしていきましょう!

山本瓔子オフィシャルサイト
八木澤教司オフィシャルサイト
SING ALL JAPAN(八軒中学校 吹奏楽・合唱部のCD 及び ダウンロード販売)